時計の針を戻すように――「フルメタル・パニック! Invisible Victory」7話感想
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ロープ投げまでできるのかサベージ……
フルメタル・パニック! Invisible Victory 第7話「ジャイアント・キリング」
©賀東招二・四季童子/KADOKAWA/FMP!4

「フルメタル・パニック!IV(4期、Invisible Victory)」7話を視聴。今回は「古いものほど価値を持つ」お話であるように感じた。#fmpiv #フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月2日
闇バトルの会場は田舎である。田舎とは一般的に時勢に対して遅れるものだ。あまつさえ闘技場は古い遺跡が使われる。そこでは本作でやられ役としていくつもの経歴を持ち「古い」印象を持つM9が未配備の最新型と持て囃され、実際その圧倒的な性能も描かれる。#fmpiv #フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月2日
しかし勝つのは「古いもの」だ。古い遺跡を利用した攻撃に古い機体の堅牢性と動力を利用した相討ちではない勝利。M9の敗因はむしろ新しさにあるし、その後の尋問もサベージの古さ故の精密性や冷却性の低さがむしろ武器になる。#fmpiv #フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月2日
撃破されたM9の登場者であるジョージは、「古くは」ミスリルの一員だった。故にいくらかは話も通じ、一方で同じ古巣にいながら差も浮き彫りになる。彼は傭兵の流儀に従い降伏した。宗介は傭兵よりも古い(内側)である人間性に基づいて1人戦う。#fmpiv #フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月2日
殺しの証拠隠滅で文字通り豚の餌にしようとするとか、ギャング映画か何かみたいな「古さ」だ。だからまあシンプルにそんな死に方は嫌だって気に見ててなるわけだけど。#fmpiv #フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月2日
クラマが取るのは東京での出来事という古い経験に裏付けされた、古典的な人質作戦である。宗介を送り出す時のナミからはどこかかなめを連想したし、再び宗介に突きつけるような意味合いもあるのではと思う。さて、宗介はこの針の流れが逆進するような流れに抗うことができるのか。#fmpiv #フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月2日
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