善良という罪――「ヒナまつり」11話感想
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ジャーナリストをダメにする取材対象と、父親をダメにする娘。
ヒナまつり 第11話「血と暴力と金に餓えた男」
©2018 大武政夫・KADOKAWA刊/ヒナまつり製作委員会

「ヒナまつり」11話を視聴。純粋過ぎる存在は逆に周囲を歪めてしまう。そんなお話のように思う。#ヒナまつり
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月16日
前半、ジャーナリストの瀬田はあまりにも真人間な新田に本性を隠しているのではないか、と疑いそれを暴こうとする(「キレろよ~」)。が、どこまでも新田の本性は普通である。結果、望んだ画が撮れない瀬田は捏造に手を出す。#ヒナまつり
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月16日
そんな新田もあくまで人間の範囲で真っ当なのであり、天使とすら画面上で形容されるアンズの純粋さには慄き我儘な本性を隠しているに違いないと疑う。暴こうとしても結局アンズは天使であり、故に新田は自分がアンズの父であるかのように認識を捏造する。#ヒナまつり
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月16日
終わりにやってくるのは現実である。瀬田がド外道のように編集しようが実際の新田は愛されキャラだし、ヒナは新田の予想を越えて手のかかる(雪山で遭難とはさすがに想像しない)子。#ヒナまつり
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月16日
さて、ここのところ影の薄くなったヒナが遭難する話が最終回。アニメとしてはどんな感じに締めるのかな。#ヒナまつり
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月16日
しかしサブの無駄なやる気に押されて灰皿で殴っちゃうあたり、新田って(都合の)いい人だ……やり過ぎなくらいにやるのもむしろ人の良さを証明しているという……#ヒナまつり pic.twitter.com/lKxIMsaxfn
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月16日
あとこの顔を見て怒らないのも怖いくらい人間できてる。ヒナの父親はやっぱり新田じゃないと務まらん。#ヒナまつり pic.twitter.com/W1YBPPTqZP
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年6月16日
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【言及】
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