新たな祈り――「シムーン」16話感想

優しく笑って。
シムーン 第16話「翠玉のリ・マージョン」
©創通映像・スタジオディーン/シムーン製作委員会
「シムーン」16話を視聴。「誰かのためと思わなければ、今の私は前に進めそうにない」とドミヌーラは語る。それは、けして彼女だけではない。#simoun #シムーン pic.twitter.com/idyj5n35pf
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年7月19日
顕著なのはパライエッタで、まとめ役を果たせずまた戦術も知らない自分を痛感した彼女にはネヴィリルを救う(「ネヴィリルのため」)と考えなければ前に進めないのだ。#simoun #シムーン pic.twitter.com/BbIn388Hs2
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年7月19日
方向の正否は知らず、「誰かのため」は人を動かす原動力となる。メッシスは2機のシムーンで祈るシヴュラのために囮になろうとするし、そんなメッシスを見てドミヌーラとリモネは翠玉のリ・マージョンを決意する。#simoun #シムーン pic.twitter.com/hEjoPfoHTb
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そして、翠玉のリ・マージョン自身もまた「誰かのために」を生み出す。誰かがそれを使うとは、すなわち誰かが死の危機に瀕しているということ――敵におびき出されバラバラになっていたシムーンは、導かれるように戻ってくる。#simoun #シムーン pic.twitter.com/wvpyMq5Wt9
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アルクス・プリーマが今回のラストで現れたのも「コール・テンペストのシヴュラのため」なわけだし。しかしこの時のアヌビトゥフ艦長、端的に言ってイケメン。#simoun #シムーン pic.twitter.com/GwPu4HvtR9
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そして、神性が踏みつけにされた後にこそ何かが見える……という構図は今回も示される。ドミヌーラが見た何かは彼女の信仰を破壊し、しかしその先に何か(「あえて名付けるなら希望」)があった。#simoun #シムーン pic.twitter.com/PEFrMyT3yG
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「神のために」とは信仰における「誰かのために」だ。だから信仰が崩れた彼女にはリモネが必要で、そしてそれは翠玉のリ・マージョンへと到達した。#simoun #シムーン pic.twitter.com/tjxmcsXVXU
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礁国の戦闘機の性能は向上し、シムーンの優位性(神性)はまた1つ損なわれた。コール・テンペストは再び仲間を失った。この流れはきっと続くのだろう。そして、その先に――?#simoun #シムーン pic.twitter.com/erOhhevji0
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関連:
シムーン 感想リスト
シムーン 第1話「堕ちた翼」
シムーン 第2話「青い泉」
シムーン 第3話「遠い戦争」
シムーン 第4話「近い戦争」
シムーン 第5話「白い孤独」
シムーン 第6話「傷と痛み」
シムーン 第7話「公海上空にて」
シムーン 第8話「祈り」
シムーン 第9話「審問」
シムーン 第10話「籠の鳥」
シムーン 第11話「共同戦線」
シムーン 第12話「姉と妹」
シムーン 第13話「理(ことわり)」
シムーン 第14話「冒さざるもの」
シムーン 第15話「一人、また一人」

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