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反作用を越えて――「プラネット・ウィズ」4話感想


 強くなる。



プラネット・ウィズ 第4話「復讐者・2」
©水上悟志・BNA・JC/Planet With Project
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 「プラネット・ウィズ」4話を視聴。コスモマタンビZを飲んだ宗矢と先生は翌日その副作用に苦しむわけですが――安易に力を求めた代償であるそれは「反作用」と呼ぶこともできます。
 一方に力を込めれば反対側に同様の力が働き返す反作用。それは宗矢に勝つために力を求めた結果として竜となってしまった晴海にしても変わりません。柔道においても反作用は大きな意味合いを持つものですから、晴海が柔道を学んでいるのも今回の展開を意識し設定なのかもしれませんね。

 強い力が加われば強い力が加わり返す。熊代が竜として周囲から恐れられる存在になれば「敵の敵は味方」的な理論で紅華達と宗矢達は共闘するようになり、パワーアップに呼応するように先生と隠し球も披露される。しかし、その繰り返しだけではシーソーゲームで決着がつきません。一時的にとは言え「頼む」という強い信頼の反作用が協力関係を生んだ先にあるのが、美羽による撃破でなく説得であったのは納得の突破口でした。
 大きく強く、恐れられる存在――今回の話における竜とはすなわち、晴海の自己認識の外形化です。だから美羽が晴海を恐れない、かわいいと言うことが救いになる。銀子達の言う「愛の進化」が見えてきたように感じられた回でした。次回はぜひのぞさんとの愛の進化をですね(ry

関連:
プラネット・ウィズ 感想リスト

プラネット・ウィズ 第1話「光、七閃」
プラネット・ウィズ 第2話「ネビュラソルジャー」
プラネット・ウィズ 第3話「復讐者・1」

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【言及】
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