危うい覚醒か、終わりの眠りか――「プラネット・ウィズ」7話感想
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ぅおろかな……眼鏡を外さなければ良い勝負になりえたむぉのを……(若本調)
プラネット・ウィズ 第7話「シリウス」
©水上悟志・BNA・JC/Planet With Project



「プラネット・ウィズ」7話を視聴。今回は「目覚める事は戦いの危険をはらんでいる」という事だったのかなと思います。
前回の戦いの副作用で宗矢は寝込みますが、寝ている間は争いは起きません。自分は龍造寺隆を殺してしまったのか、砂となって消えたのはなんだったのかといった疑問は、意識を取り戻して初めて思考の俎上に上ってくる。
のぞさんの宗矢への意識にしても同様で、転入生を装って現れた白石こがねの存在は恋愛面の意識の目覚めを促します。目覚めたなら当然そこには争いが生まれる可能性があるわけで、彼女は上書きするように宗矢の手を握る。
目覚めることは戦いの危険をはらんでいるということ。しかし、眠りに落ちることはそれを緩和こそすれど解決はしてくれません。龍が意識レベルを落とされ極刑で永遠の眠りに落ちても、先生の望む結果にはならないように。まどろみの中では兄の姿に見える楽園の種族とやらの正体は分からないように。封印という眠りが、滅びの戦いを防いでも愛の進化への可能性を止めてしまうように。自分には関係ない、と未だまどろみの中にある宗矢は、次回何を見るのでしょう。
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プラネット・ウィズ 感想リスト
プラネット・ウィズ 第1話「光、七閃」
プラネット・ウィズ 第2話「ネビュラソルジャー」
プラネット・ウィズ 第3話「復讐者・1」
プラネット・ウィズ 第4話「復讐者・2」
プラネット・ウィズ 第5話「パラディンブレイク・1」
プラネット・ウィズ 第6話「パラディンブレイク・2」

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