ありえない事が起きたのなら――「RErideD-刻越えのデリダ-」1話感想
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諦めていたことがありえないとも、言い切れない。
RErideD-刻越えのデリダ- 第1話「目覚めた場所」
©RErideD partners

「RErideD-刻越えのデリダ-」1話を視聴。月下香の花言葉は「危険な関係」「危険な楽しみ」「冒険」など。そして、その香りは夜に特に強くなるのだと言う。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
事実、この1話で危険が訪れるのは夜だ。マージュが勝手に実験を行うのも、アンドレイの襲撃が行われるのも。遠い地で行われる戦争ですら、激化するのは夜半。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
昼は、灯りは危険を遠ざける。凍える雪降る夜も扉が開かれれば光が届き、ユーリィの立つ場所を明るくする。一方でデリダが父ジャキスに警告される時、夕暮れはデリダに危険を運んでくる。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
世界を分かつものは昼と夜だけでなく、もう1つある。夢と現実だ。親友の時間跳躍理論を信じ研究するネイサンは夢を見ている一方、当のデリダは夢から醒めた自己を感じている。「現実を見よう」と。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
しかし彼が見ているのは現実だろうか。父からアポの返事が無いと知ればサングラスをかけ(画面的にはそれは見ることの放棄だ)、マージュの誕生日を理由にやることを先延ばししたり嫌なニュースをイレースする。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
またデリダはまだ起きてはいないDZの暴走の可能性を危険視し、ユーリィのカメラを拳銃に見立てた脅しに引っかかる。彼は、現実と夢のどちらを見るかという境目をたゆたっているのだ。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
そんな彼は、実に馬鹿げた形で時間を越える。たまたまダクトから落下し、たまたまその先が冷凍睡眠施設で、遠のく意識で入ってしまったカプセルで強制的に。ありえないほどの低確率。しかし彼はマージュに何と言っただろうか。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
「見果てぬ可能性とは、夢と同義だ」こんな運命を辿るなんて、昨日の彼が聞けばそれこそデリダは笑うだろう。そんな夢のような可能性、起きるわけ無いと。だが、そんなことは起きてしまった。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
そんなことが起きてしまったのなら、彼が見果てぬ可能性=夢と断じ否定した時間跳躍は不可能と言い切れるか? 否。そして彼には、その可能性を追うだけの託されたものがあるはずだ。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
この1話にはたぶん多くの嘲弄が寄せられているだろう。けれど、僕は見ていきたいと思います。#rerided#リライデッド
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月4日
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