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光と闇を繋ぐ言葉――「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」4話感想


 どうやったらピッツァをあんなすするように食べられるのか……



ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第4話「ギャング入門n」
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
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 「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」4話を視聴。原作約80ページ分ほど。今回の話では「話す」ということが大切に取り扱われていたように感じました。

 なぜ自分を助けたのかと問う康一にジョルノはが「そんな事より」と矢のことを話すよう促すのはほぼ原作通りなのですが、アニメではブラック・サバスに襲われる状況を説明するジョルノに対しても康一が「その事じゃない」と否定する台詞が追加されています。この一連の場面では原作と違いブラック・サバスが2人を遮るように――つまり境界線となるように描かれていました。平和な杜王町で忍び寄る悪意に光の側から立ち向かってきた康一と、ギャングが溶け込んでいるネアポリスの闇から立ち上がってきたジョルノの間には本来そうした断絶が横たわっていて、最初の荷物盗みのように本来なら互いの道は交わるはずは無い。だから今回の戦いは夕刻、光と影の交錯する時間でなければならなかったのです。
 しかし先に述べたように2人の間には断絶があり、ただ交わるだけでは誤解と争いが生まれる。だからこそ2人が互いの話を否定し噛み合わないことは台詞に於いて強調されているし、互いが互いの求める情報を伝えていくことから共闘が芽生えていきます。康一とジョルノはそれぞれ自分の能力を説明するわけですが、その人間固有の、本来誰とも共有できないスタンド能力を話す行為には「信頼」こそが必要なのだと感じることができました。

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 いささか順番の入れ替わった話の中でアニオリは色彩を増し、ジョルノが康一に夢を語る姿は「君にだけは話そう、康一くん」と強調され、康一は承太郎に対する説明を「直接会って話します」と大事に心の中にしまっておきます。話すということはそれだけ大切で、意味のあること――だから、信頼を測ると話しておきながら入団志望者をスタンド能力の振るいにかけるつもりでもあったポルポはそうした面でも否定されます。(そんなことをするわけはないが)仮に彼が再点火を警告していたなら、あのおじいさんの命が失われることはなかったのですから。

 影の闇の中では圧倒的な力を持つ者を太陽の下に引きずり出す。戦いが終わった暗闇の中でジョルノの黄金の魂が輝く。牢獄の闇から出ようとしない男を誰も見えない状況で殺す。アニメによって明暗の差がよく強調されたお話でした。また、世間に対しても組織に対しても裏切者である彼がいかにすれば助力を受けられるかという意味で前回に対する良き答えでもあったように思います。
 さて、ブチャラティのチームに入ったジョルノはそのメンバーとも「話」をしなければならないわけですが……? 待ちに待った曲者共の登場、次回はどのような表現になるのかとても興味深いです。

関連:
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