断絶を埋める鍵――「SSSS.GRIDMAN」2話感想
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3話の感想はまた明日。
SSSS.GRIDMAN 第2話「修・復」
©円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

「SSSS.GRIDMAN」2話を視聴。前回の感想では仲介役の重要性について書いた。それは同時に、私と他者、世界の間にはそのままでは断絶があるということだ。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月27日
前回の話でなし崩しに結成となったグリッドマン同盟だが、それぞれには温度差=断絶がある。主軸たる裕太、特撮知識等で積極的に関わっていく内海と違って六花は及び腰だし、一方で級友の死にはむしろ一層敏感だ。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月27日
何より断絶が大きいのは怪獣模型の作り手であることが判明したアカネだ。彼女の自室=心の中には往来に難儀するであろうほどのゴミ袋が溢れている。それは彼女の心の澱だし、他者と芯からは触れない断絶性の表象でもあろう。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月27日
味方であることが判明したサムライ・キャリバー(以下サムライさん)はグリッドマンを最適化し六花を気遣い、仲介役としてのポテンシャルを示す。しかし仲介役は、それだけでは断絶を埋めてくれない。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月27日
仲介役に仲介役たる役割を果たさせるものは何か? それは「私」の意思の具体化だ。六花の願いは「なんとかしてほしい」から「グリッドマンを助けて欲しい」に変わることで、サムライさんに勝利の仲介役を果たさせる。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月27日
裕太もまた、断絶に悩んでいる。やるべきことは「守ること」。でもやれることは「被害を減らすこと」。そこには確かな断絶があるが、しかし守ろうとして行動しなければ(具体化しなければ)その断絶は埋められない。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月27日
繰り返しの先に、アカネが殺そうとした=断絶のまま終わらせようとした担任の不誠実はいくらかマシになる。それを見るアカネとの間との断絶は、いずれ埋まるのだろうか。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月27日
それにしても上田麗奈声のおっぱいに終わらず眼鏡っ娘属性まで持ってるとかパーフェクトですねアカネちゃん。あの怪獣汚部屋のプライベートビデオを撮影して売ってください。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月27日
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