繋いだ糸を離さない――「SSSS.GRIDMAN」3話感想
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以後サムライさんからキャリバーさんに。今回感想に出なかったけど。
SSSS.GRIDMAN 第3話「敗・北」
©円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

「SSSS.GRIDMAN」3話を視聴。前回、断絶は少し繋がった。ならばそこにあるのは「連続」である。雨と霧。今回の話では外は鈍色に繋がっているし、屋内でも濡れた服や体はその連続性をアピールする。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月28日
話や台詞、会話もまた今回は連続性の強いものだ。キャリバーの存在は内海やアカネの認識に継続して引っかかっているし、敗北から再戦までに仕切り直しの雰囲気はない。六花は電話に出なかったことを再会まで引きずった。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月28日
そしてアンチは「怪獣」であるとしてアカネやグリッドマンからも人間との断絶を認識されるが、彼の心の壁と屋根は雨風を防がない――断絶を生まない。よって六花達と同じく雨に打たれる。アカネの部屋が橙色に彩られて断絶しているのとは対照的だ。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月28日
会話の端々が連続して苛立った内海が告げたグリッドマン同盟の解散を、六花は否定する。それは「断絶」だからだ。これまでどうにか繋ぎ合わせて生まれた「連続」を失ってしまう行為だからだ。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月28日
その六花の気持に応えるように、新たな仲介役であるマックス達姿を現す。かくて裕太達の死という断絶は避けられるが、最後に繋ぐのは初対面(未接続の断絶)のマックス達ではない。友人として既に連続している六花達がそれを保つことこそ今回の眼目なのだから。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月28日
断絶を多く描いた前回までからむしろ引きずって見える内容でちょっと戸惑ったのですが、どうにか作品としての「連続性」を感じる形で咀嚼できたように思います。さて、倒せない=因縁が連続するアンチの存在は何を巻き起こすのでしょうかね。#SSSS_GRIDMAN
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月28日
このカットは「断絶してるようで連続してる」と捉えたらいいのかな。しかし欲情する光景だアカネちゃん最高。#SSSS_GRIDMAN pic.twitter.com/seD4zN9erF
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年10月28日
関連:
SSSS.GRIDMAN 感想リスト
SSSS.GRIDMAN 第1話「覚・醒」
SSSS.GRIDMAN 第2話「修・復」

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