腹の中は何処に通ずる――「ゴールデンカムイ」17話感想
- CATEGORY: Wisp-Blog
- TAG: アニメ_2018年秋アニメ

それは時間も場所も越えて。
ゴールデンカムイ 第17話「腹の中」
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

「ゴールデンカムイ」17話「腹の中」を視聴。腹の中とは皮の下であり、心の中である。#ゴールデンカムイ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月6日
今回初登場の鯉登少尉は鶴見中尉の優秀な部下だが、激怒に一皮むけると子供っぽいレベルで鶴見中尉を崇拝していることが分かる。優秀な暗号になった後に赤ちゃん言葉チックにもなる薩摩弁……#ゴールデンカムイ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月6日
土方と内通していた白石も、刺青人「皮」の写しで実は腹の中まで裏切ってはいなかったことが分かる。その写しは偽物だった。#ゴールデンカムイ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月6日
争奪戦に大混乱を巻き起こすとされた刺青人皮の偽物は実はとっくに出回っていて、しかもむしろ白石を信じさせるのに一役買った。これまでも描かれてきたように、偽物にだって価値はあるのだ。#ゴールデンカムイ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月6日
それは戦場で兵士が作る「偽の」人格だって変らない。相手は苦しまないという偽の認識を持たなければ、兵士は生き残れないのだ。#ゴールデンカムイ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月6日
けれど、当人にとっての本物でないならそれはやはり身にまとった皮に、寒さをしのぐための仮の装いに過ぎないのだろう。#ゴールデンカムイ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月6日
逃げ込んだ鹿の体内で、杉元はそういう自分を語り、干し柿を食べていたかつての自分を思い出す。涙など浮かべられるのは、そこが皮の下であり腹の中だからだろう。いつか彼はそこに戻れるのだろうか。せめて、干し柿の味を思い出せてほしい。#ゴールデンカムイ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月6日
今週末でどっと疲れると思われるため、来週のゴールデンカムイ感想はお休みします。すみませんm(_ _)m
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月6日
関連:
ゴールデンカムイ 感想リスト
ゴールデンカムイ 第1話「ウェンカムイ」
ゴールデンカムイ 第2話「のっぺら坊」
ゴールデンカムイ 第3話「カムイモシㇼ」
ゴールデンカムイ 第4話「死神」
ゴールデンカムイ 第5話「駆ける」
ゴールデンカムイ 第6話「猟師の魂」
ゴールデンカムイ 第7話「錯綜」
ゴールデンカムイ 第8話「殺人鬼の目」
ゴールデンカムイ 第9話「煌めく」
ゴールデンカムイ 第10話「道連れ」
ゴールデンカムイ 第11話「殺人ホテルだよ全員集合!!」
ゴールデンカムイ 第12話(最終回)「誑かす狐」
ゴールデンカムイ 第13話「江渡貝くん」
ゴールデンカムイ 第14話「まがいもの」
ゴールデンカムイ 第15話「昔の話をしよう」
ゴールデンカムイ 第16話「旭川第七師団潜入大作戦!!」

にほんブログ村