真偽と禍福の別――「RErideD-刻越えのデリダ-」9話感想

2018/ 11/ 29 (Thu)

　この回についてえーでさんの話を聞いてみたいなあ。

「RErideD-刻越えのデリダ-」9話を視聴。この世界は改変に改変を重ねたもの。しかし本物かどうかは、幸せかどうかとイコールなのか――？

今回タイムライドは起きない。しかし改変は発生している。#rerided
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月29日

かつて警部だったヴィドーは、その立場ゆえに通り魔に妻を殺されても捜査に参加できず復讐鬼へと姿を変えた。それはヴィドーが「自らを改変した」という事だ。#rerided
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月29日

改変は繰り返される。大切な人を殺されたヴィドーはマユカの大切な人を殺した存在になり、更にはそれ故にマユカの父代わりとなる。2人の関係は、改変された親子である。#rerided
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月29日

しかし改変されたそれは偽物だから不幸だ、とは今回の話は描かない。いい親子だと感じるデリダとユーリィは、2人が本物の親子ではないなどとは思いもよらないだろう。#rerided
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月29日

マユカは来年、再来年と自分は重くなっていくと言う。言ってみれば子供は、自分を改変して大きくなっていくものなのだ。そして「子供」に仮託されているのは、きっと――#rerided
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月29日

デリダの記憶に欠損が起きていないか立証できない=本物か偽物か分からない事も、果たしてそれは不幸だけを招くものなのか。ハイウェイを外れた山道で、ズシリと重いものが揺いたように思えた回でした。#rerided
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月29日

ヴィドーとマユカには幸せになってほしい……#rerided
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年11月29日

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