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万物は変化する――「ゲゲゲの鬼太郎(6期)」37話感想

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 「人の子」から「まな」への変化なども良し。


ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第37話「決戦!!バックベアード」
©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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 「ゲゲゲの鬼太郎」6期37話を視聴。前回は「代わりになれない」「かけがえのない」といった話でした。それは「価値は変化しない」ということですが、今回はそれを打ち破るお話――つまり「価値は変わる」ということだったのではないかなと思います。
 例えばアニエスがまなの手の甲にしたキスは、描かれた当時は新愛の証という価値しか持っていませんでした。しかし今回になってそれは、まなをブリガドーンによる妖怪化から守る力を持っていたことが分かります。また、前回ちゃんちゃんこを着て目玉おやじを頭に載せても逃げる他なかったまなは、誰もが動けなくなった状況下においては鬼太郎を助ける唯一の希望になったりアデルをアニエスのところへ連れて行く役割を担ったりする。彼女がいなければ今回の戦いは鬼太郎達の敗北で終わっていたことでしょう。

 バックベアードは弱者と強者を規定し、耳長達に至っては生きる「価値」もないと断じる――それはつまり不変の価値の押し付けです。しかし今回のまなを見ても分かるように、価値とは時と場所、組み合わせによって変化するもの(そもそもバックベアード自身が形態によって強さという価値を変化させている)。だから鬼太郎とそのちゃんちゃんこもまた、耳長に対するバックベアードも暴言に怒ることでその力(価値)を変化させ、遂には打ち破ることに成功するのです。

 価値は変わる。かつてゲゲゲの森に入る資格を持たなかったまなはとうとうそこを訪れることができ、厄介者扱いだったアニエスはゲゲゲの森に留まることを求められすらする。アニエスにとっても日本はソイソース臭い国から、また近い内に訪れたい場所に変わっていました。同時に、変わるのは良い方向だけにではありません。今回の出来事を経て、名無しにとってのまなの価値もまた高まってしまいます。果たして、それが揃ってしまった時には何が起こるのでしょう……? それでもひとまずは、お疲れ様と伝えたくなる年の瀬の決着となりました。

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 でもまなちゃんのローアングルの価値は不変ですよね。おい名無し、顔と舌にカメラを付けろ。

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