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見えない証拠を探り出せ――「ゲゲゲの鬼太郎(6期)」42話感想

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 普段見えないまなちゃんの寝巻き姿も見えるように。



ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第42話「百々爺の姦計 妖怪大裁判」
©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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 「ゲゲゲの鬼太郎」6期42話を視聴。「見えてる世界がすべてじゃない」というキャッチフレーズが対立構図としてよく使われていたように思います。裁判というのは証拠や証言が重視される世界、つまり「見えるもの」が重要な世界です。百々爺は名無しの力によって鬼太郎に化け、呼子に鬼太郎が一つ目小僧を殺す姿を「見せる」ことで鬼太郎を陥れようとしました。滅多に仲間に合わない場所で偶然事件現場を見たことに対してねこ娘が仕組まれた罠の可能性を訴えるのは類推であり、つまり「見えない」ものに手を伸ばす行為です。

 見えないものを見えるようにしなければ世界はひっくり返せない。ゆえに「見える」ものが全ての裁判でねこ娘は手もなく敗退し、目玉おやじの長広舌の間に水面下で――つまり「見えない」世界で行動し、鬼太郎を助けようとします。証人として現れない(つまり見えない)子泣きじじいや砂かけばばあに一反もめんの救出、ねずみ男が買収され偽証した見えない敵であったことをあぶり出し、鬼太郎の髪の毛に見えていたのが百々爺の鼻毛であったことを明らかにする。全てが「見えないものを見えるようにする」行為なわけです。

 そして表面上は丸く解決したように見えた今回の事件は名無しの計略であり、未だ正体の「見えない」彼への警戒を鬼太郎は新たにします。そして見えないのは名無しがまなを使って何を企んでいるのかも同様。それを見えるようにしなければ裁判と同じく、鬼太郎には為す術がありません。残る文字はおそらくあと1つ、一体何が待ち受けているのでしょう。

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