過去との付き合い方――「荒野のコトブキ飛行隊」5話感想
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生きとったんかワレな再登場がありました。
荒野のコトブキ飛行隊 第5話「華麗なるアレシマ」
©荒野のコトブキ飛行隊製作委員会

「荒野のコトブキ飛行隊」5話を視聴。チカが買ったのはもう存在しない海の生物、アノマロカリスのぬいぐるみ。前回は「過去が未来に現れることもあるかも」という締めだったが、今回は過去が現在に姿を現すお話。#コトブキ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年2月11日
過去が現在に現れる中心となるのはもちろんレオナで、今回は隊長で模範的な飛行をするという現在の彼女ではなく、敵を一心不乱に撃ち落とそうとする見境なしの飛行機乗りに戻ってしまう。#コトブキ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年2月11日
ナサリン飛行隊やユーリアの再登場、2回繰り返すキリエの「恋って横暴になるもの?」という質問なども過去が再び姿を現す一例かしらん。#コトブキ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年2月11日
戦いは過去を再び現在に現すイサオの「天上の奇術師」ぶりで解決されるわけだが、興味深い部分としてイサオは過去について「ちょっと前」と「ずっと昔」という2つのスケールを提示している。車を運転してキリエ達を轢きかけたちょっと前、飛行機野郎だったずっと昔。#コトブキ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年2月11日
これを意識してレオナに視点を戻すと、彼女も「ずっと昔」と「ちょっと前」の2つのスケールで見ることができる。一心不乱のレオナが「ずっと昔」、そしてキリエが頼りにする隊長としてのレオナは「ちょっと前」だ。#コトブキ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年2月11日
どの過去を取り出すか、そしてその過去にどこまで潜るかがベストかというのは人と時と場合によるだろう。最終的にレオナは「借りを返したくない」という点で過去を現在に表しつつも、キリエ達が無理しないよう心配する隊長としての過去も合わせて取り戻す。#コトブキ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年2月11日
過去を再演したイサオの活躍によってアレシマは危うく難を逃れたが、彼が撃墜した飛龍もまたホテルの玄関に突っ込んで「危うく……」の過去を再演する。さてさて、この過去の扱いというテーマはレシプロ戦闘機にも言えることだし、物語のテーマとしてどう展開していくのかな。#コトブキ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年2月11日
それにしてもイサオはセリフが洪水のように流れる本作の極致みたいなキャラだな、面白い。#コトブキ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年2月11日
関連:
荒野のコトブキ飛行隊 感想リスト
荒野のコトブキ飛行隊 第1話 「月夜の用心棒」
荒野のコトブキ飛行隊 第2話 「さすらいの6人」
荒野のコトブキ飛行隊 第3話 「ラハマの長い日」
荒野のコトブキ飛行隊 第4話 「エリート砦」

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