FC2ブログ
Welcome to my blog

Wisp-Blogは移転しました

ARTICLE PAGE

幻影を変えるもの――「からくりサーカス」21話感想


 リーゼはかわいいなあ!(アマガミ風に)



からくりサーカス 第21話「銀色の女神」
©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン
190315_03.jpg
190315_04.jpg
190315_05.jpg
 「からくりサーカス」21話を視聴。世界にゾナハ病をばらまく銀色の女神は、オートマータの集合体であって実体を持ちません。つまりその姿は幻影であるわけですが、今回は多くの幻影が披露された回であったように思います。

 例えばギャンブラー・ジョーンズやビッグバンドはギャンブラーや音楽家を気取るわけですが、ミンシアやジョージから見れば彼らはとてもそんな存在ではない。ギャンブラーや音楽家というのは彼らが見る幻影に過ぎません。
 例えばギイや正ニは勝を生まれ変わった貞義であると断じ命を奪おうとしましたが、それは勘違いで勝は勝のままでした。2人は幻影を見ていたと言えます。

 幻影を他のものに変えるのは、アンジェリーナを救ったのと同じ「共有」です。鳴海にとってはギイの生存は知らなければ意味がないし、ようやく開発されたゾナハ病を治療する機械は他の人に使われて(共有されて)初めて役目を果たせたと言える。
 そうした点で、フェイスレスは1人共有から外れ続けています。この戦いをゲームだと思っているのは彼だけだし、賑やかに彩った祝賀会は自作の人形だけの場であり彼と語ってくれる人はいない。長い時間行動を別にし独自に物事を感じてきたアルレッキーノ達は共有相手になる素養を持ち始めていましたが、フェイスレスは彼らは滑稽であると押し付けて一方的に関係を終わらせてしまう。

 共有しなければ、姿も名前も変えても異なる結果にはたどり着けない。リーゼは勝に、自分も行くと決めた理由を話して共有します。オートマータも自分もメトロノームに過ぎないと自嘲するジョージに、阿紫花は何がやりたかったのか共有するよう求めます。コロンビーヌ達は行き場のない自分達を共有することでフェイスレスに従うことに疑問を懐き、そして彼らはフランシーヌ人形と外見を共有するかのようなしろがねと出会う。果たしてそれは、人形に過ぎない彼らを変化させるものとなるのでしょうか。

関連:
うしおととら(アニメ・原作漫画・小説) 感想リスト

からくりサーカス 感想リスト

からくりサーカス 第1話「開幕ベル」
からくりサーカス 第2話「約束」
からくりサーカス 第3話「奈落」
からくりサーカス 第4話「コラン」
からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
からくりサーカス 第6話「地獄」
からくりサーカス 第7話「Demonic」
からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
からくりサーカス 第9話「記憶」
からくりサーカス 第10話「フランシーヌ」
からくりサーカス 第11話「ファンファーレ」
からくりサーカス 第12話「「顔無し」司令」
からくりサーカス 第13話「ルシール」
からくりサーカス 第14話「夜更けの海」
からくりサーカス 第15話「はじまりの場所へ」
からくりサーカス 第16話「出会い」
からくりサーカス 第17話「訪れし者」
からくりサーカス 第18話「微笑」
からくりサーカス 第19話「影の正体」
からくりサーカス 第20話「黒い太陽」 *感想お休みのため欠番

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

0 Comments

Leave a comment