貴女のために生まれ直す――「Fairy gone フェアリーゴーン」1話感想
- CATEGORY: Wisp-Blog
- TAG: アニメ_2019年春アニメ

何度だって、何にだって。
Fairy gone フェアリーゴーン 第1話「灰かぶりの少女」
©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

「Fairy gone フェアリーゴーン」1話を視聴。生まれ直し、あるいは出会い直しのお話なのかなと感じた(以下連続ツイート)。#フェアリーゴーン#Fairygone#フェアリーゴーン感想
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月7日
主要人物であるフリーとマーリヤの出会いは、うろ覚えの過去というぞんざいな形で始まる。実際、マフィアの警備主任と下っ端という関係はすぐ解消され、ドロテアの隊員とスカウト対象という形で「出会い直し」て終わるというのがこの1話。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月7日
出会い直しとは少なくとも片方が新しい存在になることで起きるもの――つまり「生まれ直し」といっても良いことが必要になる。先の2人もそうだが、ヴェロニカもスーナのヴェルから復讐者へと生まれ直していた。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月7日
フリーがマフィアになることに苦労したように、生まれ直しには大変な労力が伴う。しかしマーリヤはそれを厭わない。マフィアに生まれ直すのも政府の手先に生まれ直すのも躊躇いなく決断する。全ては、ヴェルと会って話すために。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月7日
そうできるのは彼女が直感に優れているからだというのは示されている。フリーの自己紹介をよく覚えていなかったのはそれが彼の本性ではないのを無意識に感じたからだろうし、最後にマーリヤの名を呟くヴェロニカの中にはもういないと宣言した「スーナのヴェル」が息づいている。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月7日
しかしマフィアになるのが再会への一番の近道だと思った、というのは直感を通り越して予言じみているように思う。直感に素直であるためにそれに外れるものに耳を貸さない姿勢は独善と紙一重であるし、直感が物語の都合と重なれば作品全体の危機に繋がる。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月7日
そういった点で、前のめりに見るのはちょっと躊躇ってしまったのが第1話の正直な印象ではあります。彼女とこの物語との付き合い方を決めるにはもう少し時間が必要そう。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月7日
おまけ:サスペンダーが唯一無二のエロスを醸し出すお年頃。#フェアリーゴーン pic.twitter.com/zQJuyrsm80
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月7日
関連:
Fairy gone フェアリーゴーン 感想リスト

にほんブログ村