合わせ下手と挿し込み下手――「キャロル&チューズデイ」2話感想
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トラウマレベルの光景。
キャロル&チューズデイ 第2話「Born to Run」
©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

「キャロル&チューズデイ」2話を視聴。他者に合わせることと自分を差し込むこと。キャロルとチューズデイ、タオとアンジェラの両ペアを浮かび上がらせつつ、ガスの顔面のようにグイグイくる話だったように思う。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月18日
キャロルとチューズデイの新たな1日は共に失敗を起こすが、「合わないものに合わせようとして失敗する」という点で共通している。泣けない経験を使用しての泣き真似バイト、やったことないのに試みる掃除。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月18日
キャロルの帰宅で再会した2人は部屋を片付け、互いの好きなものを挙げては互いが反応していく。合わせるのではなく、互いが互いを挿し込む形。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月18日
挿し込むとはつまり、割り込ませるということだ。到底できないはずだったグランドピアノでの演奏は、ホールに、ロディの仕事に強引に割り込むことで成功する。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月18日
対象的にアンジェラとタオは合わせることが上手く、割り込ませるのが得意でない。オーダーに応じて変わるモデル、誰に合わせた曲も作れるAI。しかしタオのAI作曲の語りにアンジェラは知らないズケズケ言うし、発声に機械を割り込ませても悲鳴になる。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月18日
キャロルとチューズデイの2人の曲を聞きつけたガスは強引に居場所を突き止め、開いたドアの隙間に割り込む。コミカルで、これ以上ないインパクトを与えてこの2話は終わる。果たしてガスはどんな人物なのか……#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月18日
運命に祝福されて見えるキャロルとチューズデイの仲の良さはキラキラしているが、個人的にはタオとアンジェラの不協和音っぷりの方が予想のつかない刺激があって楽しい。挿し込み方もそれに対する反応も不格好過ぎて、それが逆に愛しくなってしまう。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月18日
そういう理由で、楽しくなるといいなと願った前回から、今回はただもう楽しいなという気分になりました。次回も期待してます。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月18日
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