兼備の強み――「Fairy gone フェアリーゴーン」3話感想
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しぶとくしつこく厚かましく。
Fairy gone フェアリーゴーン 第3話「欲ばりキツネと嘘つきカラス」
©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

「Fairy gone フェアリーゴーン」3話視聴。新登場のビターは実業家や冒険家、マフィア準構成員に妖精兵など様々な一面を「兼ね備えて」いる。そして、兼ね備えることはこの回全体に見られる。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
今回騒動を起こしたアクセルにしても、マフィアの構成員、情報屋、(担わされた役割としての)盗人と複数の一面を兼ね備えている。特に彼が妖精を使役できる一面を兼ね備えていたことは、黒の妖精書を盗むのに大いに役立った。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
基本的には、兼ね備えているものは多ければ多いほど強みになる。次官と偉大な妖精学者の子孫、ドロテアとグイ・カーリンの元警備主任、妖精学者の友人と騒動の黒幕……ゆえに最も多くの一面を兼ね備えたビターは今回の最後を勝ち誇って終える。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
逆に兼ね備えたものが減ることは弱みになる。アクセルは妖精使いの一面、盾を兼ね備える鞄といったものを次々と剥がれ最後には身一つで逃げざるを得なくなる。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
そういう意味で、ウルフランは特殊だ。かつて彼は兵士、人殺し、父、夫といった一面を兼ね備えていた。しかし戦争は父や夫としての彼を奪い、敗戦は兵士の面までも失わせた。自分に残されているのは、商売人でも戦士でも小石でもないと彼は言う。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
一方でマーリヤは、人を撃ちたくない人間としての自分と仕事だから撃てるという自分を兼ね備えている。同時に、妖精憑きかもしれないという一面は黒の妖精書やヴェロニカの気付きで様々な方向への発展性を兼ね備えつつある。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
これまでの2話はあまりキャラに惹かれなかったのだけど、今回出てきた2人は得体の知れなさやしぶとさがあってなかなか好きだ。次回はどんな話になるのかな。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
しかし妖精兵が「延べ300人」というのは、何の重複を無視してるのかよく分からない。どなたか教えていただけるとありがたいです……#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
ひょっとして死んだ妖精兵から別の人間に妖精器官を移植したケースもあって、妖精成体の重複を無視するという意味での「延べ人数」?#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年4月22日
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Fairy gone フェアリーゴーン 感想リスト
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