連鎖する認識――「キャロル&チューズデイ」5話感想
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2人が変わって、世界が変わっていき始める。
キャロル&チューズデイ 第5話「Every Breath You Take」
©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

「キャロル&チューズデイ」5話を視聴。世界は、認められることの連鎖でできている。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
今回の話はガスではなく、ロディの語りから始まる。世界で最初にキャロル&チューズデイの歌を聴いた1人。世界で最初に2人を認めた人間の1人。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
気難しいライブハウスの主・ベスは2人をライブに出すかを2人の歌を聴いては決めない。彼女が出演を許したのはロディを「認めて」いるから。ロディが認めているから認めたのだ。そしてライブを見て、今度はベス自身が2人を認め広めていく。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
認められるのは「力」であるから、それは必ずしもにこやかな形で起きるとは限らない。ダリアはタオの過去を調べることで自分達を認めさせようとするが、逆に自分のことを調べられ更に大きな出資話を見せられ認めざるを得なくなる。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
そしてタオがアンジェラに歌を作ったのは、それを自分を認める出資者に聴かせにいったのは、彼がアンジェラを認めた何よりの証だ。「悪くないパフォーマンスだ」の古典的(あるいはそう名付けられる前の)ツンデレ破壊力たるや。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
そういう意味で、ガスは「認められる」事に対してまだ遠回りの最中にある。同じような話でもロディとガスでキャロルとチューズデイの反応は違う。ヘフナーはガスを友人としては認めても、ビジネスパートナーとしては認めてくれない。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
キャロル&チューズデイのファーストライブを聴いたのはたった10人。けれどその10人に認められることから、2人の道は広がっていく。チューズデイに気付かれることなくライブに居合わせた兄スペンサーすら、黙って立ち去るように。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
今回の話、大家さんがスペンサーにチューズデイのことを話さなかったのがとてもしんみり来た。会話が成立してるのか怪しいほどだったあの人も2人を認めてるんだ、と思うと嬉しくてたまらなかった。さて、ベスの繋いだ電話の先は。次回が楽しみです。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
追記。「認める」最小の単位はもちろん1対1。キャロルとチューズデイが互いを認めたところから、この物語は広がり始めた。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月9日
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