始終にすらつながれず――「さらざんまい」5話感想

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さらざんまい 第5話「つながりたいけど、許されない」
©イクニラッパー／シリコマンダーズ

「さらざんまい」5話を視聴。副題は「つながりたいけど、許されない」であり、一稀達は結果に繋がることを様々な形で許されない。カパゾンビ撃破や「ミッション」失敗もそうだが、1番分かりやすいのは何度監禁しても吾妻サラに逃げられる悠だろう。（続）#さらざんまい

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月11日

何度やっても逃げられることで悠は疲弊する。1番疲れるのは、1番報われないのは、終わらないという意味で結果に繋がるのを許されない時だ。一稀は自分が春河を傷つけた報いを受けなければいけないと思っているのに、周囲の人々に責められないことで一稀は報いを受け終えられない。（続）#さらざんまい

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月11日

一稀が責めを負おうとするのは家族が大切だからだ。家族が一稀を責めないのは彼が大切だからだ。つながりたいけどつながれないすれ違いが思いを証明するのは、先週のそばにいたいけどいられない久慈兄弟と同じ。（続）#さらざんまい

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月11日

一稀も悠も燕太も、自分のしたことの結果にたどりつくことを許されない。弟の自由を奪った報いを、人を殺した咎を、親友を愛してしまった心苦しさを。それが良いことか悪いことかじゃなく、自分でしたことを自分で引き受けることを許されない辛さ。（続）#さらざんまい

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月11日

つながったら、それは一般的な幸せにはならないのかもしれない。それでも、つながらない苦しさよりはずっと。#さらざんまい

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月11日

関連：
さらざんまい 感想リスト

さらざんまい 第1話 「つながりたいけど、偽りたい」
さらざんまい 第2話 「つながりたいけど、奪いたい」
さらざんまい 第3話 「つながりたいけど、報われない」
さらざんまい 第4話 「つながりたいけど、そばにいない」


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