吹かれて飛ばない――「キャロル&チューズデイ」6話感想
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それが小さいからこそ。
キャロル&チューズデイ 第6話「Life is a Carnival」
©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

「キャロル&チューズデイ」6話を視聴。巨大なものの前では吹けば飛ぶほど小さな少女達。それでも「かき消えない」お話だったのではないかと思う(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月16日
10人相手のファーストライブを終えて自信を浸けたキャロルとチューズデイだったが、補欠ながら次のサイドニアフェスが10万人と聞いてビビりにビビる。でもそれは前回途絶えたかと思えた出演の望みが、かき消えなかったということでもある。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月16日
そうは言っても、そんな規模のライブに対する緊張もかき消えてはくれない。いつもみたいに明るく始まった作曲もリハも、今回は空回りに終わってしまう。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月16日
会場で2人が知るのは、自分達のちっぽけさだ。アーティガンが存在に気付かない位2人はまだ無名。10万人に臆することなく演奏するビッグスター達の前には、自分達なんてかき消えそう。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月16日
しかし、ビッグスターはその巨大さ故に自分達の中から「最初の音」がかき消えてしまうこともあるとスキップは教えてくれる。また、彼自身の中からもクリスタルという女性への思いはかき消えていない(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月16日
出演は無しになっても、ヨシュアというビッグスターの影響はかき消えていない。だからチューズデイは事故とは言え彼のアルコールの力を借りてステージに立つし、本当はかき消えていなかった彼の出演によってキャロル&チューズデイの歌は途切れさせられてしまう。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月16日
自分達の歌はかき消えてしまった。そう思って2人は涙する。けれど物を投げつけられながらも自分から歌うことをやめなかった2人の音は、確かに誰かに届いていたとクリスタルは言う。2人の音は、かき消えていなかった。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月16日
「あたし、絶対またここに帰ってきたい」。2人の夢はかき消えていない。「Unbreakable」なのだ。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年5月16日
小さな灯火が風に吹かれながらも輝く、そんな印象を受けた回でした。1/4の終了に相応しい内容であったと思います。#CandT
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キャロル&チューズデイ 感想リスト
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キャロル&チューズデイ 第5話「Every Breath You Take」

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