涙雨は再び――「Fairy gone フェアリーゴーン」9話感想
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再び瞳は濡れて。
Fairy gone フェアリーゴーン 第9話「転がる石と七人の騎士」
©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

「Fairy gone フェアリーゴーン」9話を視聴。難事は去らず、戦争は終わらず。そんな回だろうか。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月3日
どうにか暗殺の阻止された記念式典の事件だが、その余波は未だに止まない。ハイブランツ公が妖精武器を所望したことは、その移送を担うドロテアにとって再び厄介事となる。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月3日
難事は、戦争は、終わらなければ次へ進めない。フリーに諭されたテッドが育ての親という光明で父の復讐という戦争を終わらせる一方、フリー自身は託された妖精武器を手に取れないのは裏腹だ。そもそも妖精武器が博物館の収蔵品になっていないことがまだ終わっていない証明か(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月3日
戦争の集結に公然と反旗を翻すピーヴィーの襲撃は、平穏な移送を荒っぽく止めることで終わらぬ戦争を浮き彫りにする。そしてテッドとフリーに示されるように、終わらない戦争とは一様ではない。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月3日
マーリヤにとっての戦争とは、自分に良くしてくれる人々が死んでしまうこと。「災いの子」という概念は、ドロテアで仲間に囲まれた今もマーリヤの内から抜けきってはいない。オズの死は、それを蘇らせる。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月3日
余波は続く。ピーヴィーの襲撃はハイブランツ公の計画の一端に過ぎないし、テッドの事件は人工妖精の信頼低下による兵力の低下という事態にも繋がっている。主役2人の内面に状況が追いついてきた感じだけど、次回ははてさて。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月3日
関連:
Fairy gone フェアリーゴーン 感想リスト
Fairy gone フェアリーゴーン 第1話「灰かぶりの少女」
Fairy gone フェアリーゴーン 第2話「狼の首輪と白鳥の羽」
Fairy gone フェアリーゴーン 第3話「欲ばりキツネと嘘つきカラス」
Fairy gone フェアリーゴーン 第4話「せっかち家政婦とわがまま芸術家」
Fairy gone フェアリーゴーン 第5話「黒い月と迷い子の唄」
Fairy gone フェアリーゴーン 第6話「旅の道連れ」
Fairy gone フェアリーゴーン 第7話「がんこな鍛冶屋と偏屈ウサギ」
Fairy gone フェアリーゴーン 第8話「舞台そでの笛吹き」

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