選ばれるのは1つだけ――「キャロル&チューズデイ」9話感想
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その歌とこの笑顔を見られる代えがたい瞬間に、なぜ僕は画面の向こうにいないんだ。
キャロル&チューズデイ 第9話「Dancing Queen」
©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

「キャロル&チューズデイ」9話を視聴。キャロルとのユニットはそのままでいいから自分とも組もうというシベールに、チューズデイは両方いっぺんにはできないと言う。両立はできない。そういう描き方をしたお話だったように思う。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月6日
ミステリアスなキャラをそのまま歌に反映させるGGKに対して、マーメイド・シスターズは最高のハーモニーと最低の歌詞がただそのまま並んでいる。つまり両立しようとしているわけで、それは男性的な肉体と女性的な服装がぶつかっているのと同様に失敗している。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月6日
シベールは一人称を始めとして男性性を自らのものとしたとても魅力的な少女だ。しかし一方でその心は自分の歌とチューズデイとのユニットの両方に向いている。今度はシベール&チューズデイで出ればいいよね、と両面に張った彼女の目論見はどちらでも成功できない。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月6日
そしてアンジェラの歌は、ステージにトップモデルと歌手の両立を許さなかった。歌い終えた彼女に寄せられるのは、ただ歌手としての賞賛の声のみ。それは、モデルの彼女がどういう思いでステージに立ったかが観客に伝わった証拠だろう。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月6日
歌い終えたアンジェラの息遣い、そして賞賛への喜びには、プライベートすら商売の一環とするモデル・アンジェラの面影はない。両立できないことが、彼女にとって道標であり救いなのだ。キュート!キュートです!(スタンディングオベーションに加わりながら)(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月6日
カトリーヌはシベールとアンジェラのジャッジはとても難しいものだったと言う。両方がどれだけ素晴らしくても、勝ち残れるのは一方だけ。両立は、できないのだ。(続)#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月6日
それはこの先の準決勝も、決勝も同じこと。アンジェラの歌に聞き惚れたキャロルとチューズデイがけして闘志を失わない姿に、良い感じにステージが暖まってきたように感じた回でした。#CandT
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月6日
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キャロル&チューズデイ 感想リスト
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キャロル&チューズデイ 第2話「Born to Run」
キャロル&チューズデイ 第3話「Fire and Rain」
キャロル&チューズデイ 第4話「Video Killed the Radio Star」
キャロル&チューズデイ 第5話「Every Breath You Take」
キャロル&チューズデイ 第6話「Life is a Carnival」
キャロル&チューズデイ 第7話「Show Me the Way」
キャロル&チューズデイ 第8話「All The Young Dudes」

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