不一致の一致――「Fairy gone フェアリーゴーン」11話感想
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口笛を収録するところを見てみたい。
Fairy gone フェアリーゴーン 第11話「招かざる音楽隊」
©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

「Fairy gone フェアリーゴーン」11話を視聴。シュヴァルツ・ディーゼは武人面もするが本性は狡猾な策士と評される。噛み合わぬように思える2つの要素を違和感なくまとめるのは「天性の反逆者」という形容。そういう「不一致に思えるものが一致する」お話。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月17日
これまで何かを企んでいることを匂わせつつも明白な反逆行動を起こさなかったシュヴァルツ。その不一致は、彼が行動を起こした段になって策略として一致する。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月17日
テッドに人工妖精の事件を起こさせたのは帝国の兵力を削るため。独立という形で謀反を起こしたのは敵を引きつけるため。アーケイムが協力するのは人工妖精に関する利害が一致したためetc.……フラタニルの強奪偽装は正直よく分からんけど。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月17日
フリーもまた、自分には荷が重過ぎる(不一致)と感じている形見の妖精武器・ヴェロスティールを持ち出す。銃弾の効かない人工妖精に対して、それはもっとも一致する攻撃手段だ。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月17日
セルジュの居眠りが気持ち悪いというクラーラをたしなめた直後、フリー自身がセルジュの寝言を気持ち悪いと言っちゃうのも一致する不一致の1つ。うんまああれは仕方ない。(続)#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月17日
正規軍には合わない傭兵のやり口を事態に一致させて、リスカーは宮殿へ迫る。戦場にそぐわぬ口笛は劇伴と一致し、破壊されないと豪語される大天門はフラグと一致して見事に打ち壊される。さてさて、舞台の幕が上がった前半の山場の行方やいかに。#フェアリーゴーン感想
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月17日
追記。フリーがヴェロスティールを持ち出した後に映るのがその空箱ではなく、レイ・ドーンもまた妖精武器を持ち出したことを示す空箱であるのも「不一致の一致」かな。遅いけど的確な親書の内容も同様なのは言わずもがな。#フェアリーゴーン
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年6月17日
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Fairy gone フェアリーゴーン 感想リスト
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Fairy gone フェアリーゴーン 第3話「欲ばりキツネと嘘つきカラス」
Fairy gone フェアリーゴーン 第4話「せっかち家政婦とわがまま芸術家」
Fairy gone フェアリーゴーン 第5話「黒い月と迷い子の唄」
Fairy gone フェアリーゴーン 第6話「旅の道連れ」
Fairy gone フェアリーゴーン 第7話「がんこな鍛冶屋と偏屈ウサギ」
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Fairy gone フェアリーゴーン 第9話「転がる石と七人の騎士」
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