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願いを預かる壁――「ゲゲゲの鬼太郎(6期)」63話感想

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 6期は影の薄かったぬりかべさん、満を持してのピュアストーリー主演を果たす。



ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第63話「恋の七夕妖怪花」
©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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 「ゲゲゲの鬼太郎」6期63話を視聴。星華はこれまで沢山の人の願いを預かってきたわけですが、この回は「他人の願いを預かる」ことで物語が成立していたように思います。鬼太郎達が笹林へやってきたのはねずみ男の手紙……助けてほしいという願いを預かったからでしたし、そのねずみ男にしても妖怪あしまがりの出してほしいという願いを預かったから笹林の開発を企んだのでした。工事業者にしても、星華に襲われたことにしてほしいというねずみ男の願いに買収されて狂言をしたわけです。

 託される願いは必ずしも良いものばかりではないのは、一反木綿の浮気な短冊に限りません。業者を騙したねずみ男の願いしかり、そのねずみ男まで騙したあしまがりしかり。そしてぬりかべは、良い願いも悪い願いも預かってしまいます。星華の笹林を守りたいという願いを信じもすれば、あしまがりの嘘も素直に信じて封印の岩をどかしてしまう。でも、良い願いも悪い願いも預かってしまうのは笹林も同じことで。どちらの願いも真摯に聞いてしまうぬりかべの純粋さは、だからこそ星華が願いを託すに足りるものなのでしょう。

 ぬりかべは星華の願いを、思いを預かります。笹林を守りたいという願いを預かったからこそ彼女は人を襲わないと信じられたし、ぬりかべとまた手をつなぎたいという願いを預かった彼は、残った笹林を育てることでその願いを叶えてあげることができる。放送が来年も続くのであれば、2人が再会する姿を画面のどこかで映してほしいなと思います。

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