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力の引き出し方――「ゲゲゲの鬼太郎(6期)」75話感想


 まさかのイケメン師弟爆誕。



ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第75話「九尾の狐」
©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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 「ゲゲゲの鬼太郎」6期75話を視聴。大逆の四将編の最終回となる今回は鬼太郎も玉藻の前も石動零もパワーアップして戦う強化合戦でしたが、そのパワーアップは2種類に分けることができます。

<相手から強引に力を得る>
・砂かけばばあ達を強引に倒して魂を取り込む零
・策を弄し閻魔大王を打倒し、地獄の力を奪い取る玉藻の前

<相手から力を託される>
・零から仲間たちの魂を返却という形で託される鬼太郎
・伊吹丸の魂を取り込むのではなく、指導・助力を受ける形になる零

 配分としても今回は零との戦いの方に時間が割かれていますが、こうして見ると今回倒す相手は「相手から強引に力を得る」側で一貫しています。玉藻の前はあくまで零を「相手から力を託される」側に立たせるための敵であり、バックベアードや名無しのように単独でラスボスとして成立する存在ではないのでしょう。


 零は砂かけばばあ達の魂を取り込んでも玉藻の前を倒すには力が足りないと判断しましたが、地獄の力が吸収できなくなった理由もあるとは言え、その魂の助力を得た鬼太郎の力は玉藻の前の本隊に届くものでした。相手の力を強引に得ようとする時、その者は相手の力がどれほどかを推し量っています。「勝手に決めつけている」と言ってもいいでしょう。それは鬼太郎が閻魔大王との密約をねこ娘やまなに教えない方がいいと勝手に判断したり、零が人間と妖怪を勝手に善悪で色分けしようとしたのと同じことです。だから鬼太郎は零の姿に、自分もまた勝手な決めつけをしていた事を悟る。
 けれど、勝手な決めつけの範囲に留まるほど物事や個々人の可能性は狭くない。ねこ娘がまなには無理だと決めつけなかったことはアニエス達の助力に繋がり、ねずみ男は誰に頼まれるでもなく鬼太郎を信じて総理の攻撃命令をストップさせました。それは強引に力を得る形では決して得られなかったものです。相手から託される力は時に、託される者の想像を超えるのです。だから2つのパワーアップは「相手から力を託される」側が勝利を収める結末を迎えたのでしょう。


 これまでのように悪役が長らく暗躍するものではないこともあって飛び石のような作りだった大逆の四将編ですが、物語としてはこれまでを踏まえたものであったことが感じられる終わりでした(そう言えば浄水器騒ぎは大逆の四将の1人・黒坊主絡みだったな)。さて、来週からはいよいよ最終章ぬらりひょん編。いったいどんな色合いのシリーズになるのか、楽しみです。

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