世界を救え、自分を救え――「戦×恋(ヴァルラヴ)」2話感想
- CATEGORY: Wisp-Blog
- TAG: アニメ_2019年秋アニメ

自分をレベルアップさせるのだ。
戦×恋(ヴァルラヴ) 第2話「縛る乙女」
©朝倉亮介/SQUARE ENIX・「戦×恋」製作委員会

「戦×恋(ヴァルラヴ)」2話。戦乙女にとって経験値やレベルアップは大事。だが、それを得ているのは彼女達だけだろうか? そこにも「二重の虚像」がある。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月12日
2話のヒロインを務める五夜は、姉妹の中でももっともスキンシップに積極的。もっとも拓真を思慕している……と見せかけて、実際は極度のファザコンで拓真のことなどどうも思っていない。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月12日
父への愛は彼女を支える鎖であり、同時に彼女自身を縛る鎖でもある。それに囚われている限り彼女は本心から積極的になることはできず、またそれなしの彼女は小さな頃の泣き虫から変わっていない。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月12日
だから今の彼女に相応しいのは、半分は父親の要素を持った相手ということになる。父を愛する自分を無理やり引き剥がすような相手ではなく、父を愛するからこそ好きになれるような、そんな相手が。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月12日
が、もちろん普段の拓真にはそんなところは無い。無いが、それは彼が母親と約束した立派な人間の範疇にある。だったらそれに近づくには拓真自身が「経験値を獲得し」「レベルアップする」必要があるのだ。戦乙女達をドキドキさせることは、彼にとってその機会となる。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月12日
拓真と戦乙女の関係は、世界を救うためのもの。しかしその名目の下行われる恋の営みは、彼と彼女達自身を成長させるだろう。それは人間恐怖症の拓真を筆頭に、彼と彼女達自身を救うことにもなる。七樹が言う通り、拓真だからこそできることだ。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月12日
拓真が他の戦乙女をドキドキさせられるよう成長する→七樹がそんな彼に更にドキドキする。うーんやはり出来レース。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月12日
関連:
戦×恋(ヴァルラヴ) 感想リスト
戦×恋(ヴァルラヴ) 第1話「戦う乙女」

にほんブログ村