遊びと本気――「戦×恋(ヴァルラヴ)」4話感想
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触れてないけど三沙の下着姿と照れ表情ありがとうございます拝んどきます。変なもんでは断じてない(力説)
戦×恋(ヴァルラヴ) 第4話「奉仕する乙女」
©朝倉亮介/SQUARE ENIX・「戦×恋」製作委員会

「戦×恋(ヴァルラヴ)」4話。拓真を待つ七樹が興じるジェンガは、遊びだが集中力(=本気)を要する代物だ。遊びと本気、実質二本立ての今回はそこに「二重の虚像」を見出すことができる。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月26日
前半、全国模試の人の多さに萎縮してしまった拓真に提案されるのは、脈絡の全く見えない鬼ごっこ。つまり遊びなわけだが、二葉が鬼と聞いて姉妹は目の色を変える。彼女が眼鏡をかけるのは本気の時だけ、遊びは虚像、鬼ごっこは一転してパンツを巡るガチバトルへ変貌する。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月26日
雷神の一番弟子たる二葉との恐怖の死闘は、しかしそれもまた虚像。脈絡なく思えた鬼ごっこは拓真にリフレッシュしてもらうためであり、いいようにされているように思えた拓真は、むしろこの出来事の中心にいた。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月26日
後半は学園祭の監査パートであり、本番本気の話ではない。言ってみれば遊びだが、そこにだって本気を見出すことはできる。七樹は日直をクラスの一日限定大隊長と見なし、わざわざ教室の掃除までする。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月26日
そしてメイド服を女の戦闘服と認識する七樹は、自分の魅力を拓真に思い知らせたいと様々にメイドの真似をしてみせる。監査は虚像、メイドごっこは一転して乙女のガチバトルへ変貌する。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月26日
更に犬飼の策謀によってクラスメイトは悪魔に操られ、本当のガチバトルへと舞台は変わってしまうが――そこには再度、虚像がある。今回の襲撃は戦乙女の人間状態での能力を測るためのもの。悪魔との本当の戦いは、犬飼にとっては本気ではない。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月26日
本気と遊び、本物と偽物。「二重の虚像」は二本立て構成の中で循環する。顔を見せたくなくなるくらい七樹が喜んだ拓真の褒め言葉も、それはまだ恋とは言えないものであり、同時に確かに七樹の魅力が拓真に伝わっているということでもある。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月26日
何より、学園祭はまだ始まっていない。戦乙女にとってはレベルアップのチャンス。犬飼達にとっては戦乙女を一網打尽にするチャンス。七樹達は、好機と危機のどちらを実像とすることができるだろうか。作品の見方にも変化が出てきそうです。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年10月26日
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戦×恋(ヴァルラヴ) 感想リスト
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戦×恋(ヴァルラヴ) 第2話「縛る乙女」
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