立て直しに必要なもの――「ライフル・イズ・ビューティフル」5話感想
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それを持っているのを証明するんだ。
ライフル・イズ・ビューティフル 第5話「予選・イズ・エキサイティング」
©サルミアッキ/集英社・千鳥高校射撃部

「ライフル・イズ・ビューティフル」5話。一度崩れると、普段とのギップが大きいほど立て直しは困難。エリカのこの言葉は、今回全体に言うことができる。#RIFL
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月11日
キャラクターにも人物像というものがあって、普段のそれと乖離した一面を見せるにはそれなりの理屈付けが必要になる。例えばワンボックスでやってくるゴールド免許の鶴巻先生には、レンタカーと免許取得後は運転してないという説明が必要。#RIFL
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月11日
これまで描かれたように、ひかりはとにかくほんわかしていてライフルをやっているのが不思議な程の少女だ。彼女が全国圏の610点を取れるなんてまず期待できない、経験を積むためとすら思われている。#RIFL
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月11日
けれど私達が見るのは、練習風景とはまるで違う10点台を連発するひかりだ。あきらの言う勝負強さを持ったひかりだ。それは主人公補正だろうか? 否。#RIFL
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月11日
泉水は回想する。かつて友達をライフルに誘っては断られていたひかりを。こんな風に、真剣に射撃で競い合える時を待っていたひかりを。だから彼女は勝負強い。緊張するこの瞬間を望んでいたからこそ、本番に全てを結実させられる。#RIFL
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月11日
そういうひかりの強さは、単なる本番での成績に留まらない。「一度崩れると、普段とのギップが大きいほど立て直しは困難」だからエリカと雪緒はこれで終わりと予想したわけだが、ひかりはその予想を覆してみせた。追い込まれてこその勝負強さを、この上なく証明したのだ。#RIFL
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月11日
ほんわかした駆け出しのスナイパー。そこから大きなギャップを見せて、ひかりの60発は終わった。だがそうなるための理屈付けはいくつもされている。急にシリアスになったわけでもない。勝負強いのはこの作品もまた同様なのだろう。#RIFL
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月11日
ひかりが撃ち終わったのを見て大きく息を吐いて、呼吸を半ば忘れていたことに気付きました。お見事!な5話だったと思います。#RIFL
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月11日
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