内なる脅威――「戦×恋(ヴァルラヴ)」9話感想
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案の定、実際に会うと早々にとんでもないことになる長姉。
戦×恋(ヴァルラヴ) 第9話「触る乙女と触られる乙女」
©朝倉亮介/SQUARE ENIX・「戦×恋」製作委員会

「戦×恋(ヴァルラヴ)」9話。邪神派の少年・弓削にとって周囲の人を欺くのは何ほどのこともない。面倒はむしろ家の中の犬飼にあるし、逆に犬飼にすれば自分を操る弓削こそが厄介。脅威とは、むしろ内にあるものだ。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日
五夜が今回挑戦するヴァルラヴ「痴漢から乙女を守る」にしても同様で、本当に五夜が痴漢されるわけにはいかないからその役は七樹が務める。しかし七樹は五夜の成長ぶりにあちこち触って確かめずにはいられないし、救出した拓真もラッキースケベに。身内こそ脅威。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日
だから次に起こるのは、一千花による七樹を試す襲撃なのだ。そして、遂に姿を現した一千花は拓真に対して厳しく当たる。脅威が内に向かうのである。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日
しかしそんな彼女自身、敏感肌という強みが弱さにも循環するようになる。「お風呂で洗いっこ」などというヴァルラヴに挑めば、体をケアするための行為はむしろ一千花にとって大きな脅威になってしまう。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日
そして、お風呂場で進行する内側からの脅威がもう1つ。Sな八雲は七樹をからかい、大いに動揺させる。一千花にも洗いっこに対する嘘知識を教えるあたり、今回の彼女は徹底的に内側に対する脅威となっている。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日
耐えきれず七樹が放り投げた八雲の衝突(脅威)によって拓真と一千花はキスをしてしまい、拓真は死を覚悟するが、一千花が内に抱えたもう1つの脅威がそれを防ぐ。変身せずとも恐ろしく強い彼女は、APが極小で変身してもまともに動けない欠点を抱えていた。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日
恋が力を与える拓真と戦乙女達の関係は、進めていけば「恋とは何か?」という疑問に突き当たる。きっとその循環こそは、本作が12話かけて解決せねばならない内なる脅威なのだろう。さて、同じく半神半人の戦女神という敵の脅威に、どう立ち向かうことになるのか。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日
先週といい、八雲が絡み役として抜群のパフォーマンスを発揮している。いいぞもっとやってくださいお願いします。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年11月30日
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