循環の輪を繋げろ――「戦×恋(ヴァルラヴ)」11話感想
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この2人だと身長差が際立つな。
戦×恋(ヴァルラヴ) 第11話「認める乙女」
©朝倉亮介/SQUARE ENIX・「戦×恋」製作委員会

「戦×恋(ヴァルラヴ)」11話。大量の悪魔を生み出すノルンの強さを相手取るには、現在の戦乙女達は弱過ぎる。逆転するには自分達の最強を相手の最弱にぶつけねばならない。強さと弱さを循環させねばこの戦いには勝てない。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
囮役の二葉は誰より、その循環を志してきた。実はエーテル量が姉妹最弱の彼女は、城を召喚する能力を十全には発揮できない。ならばその分、肉体を鍛え素手でも悪魔と戦えるようになろう。その結果として、女王陛下と恐れられる今の彼女がある。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
しかし強さと弱さを循環させられるのは戦乙女の側だけではない。狙われることを察していたレスクヴァは自らの中で卵を孵化させ、己もまた悪魔となることで奇襲の危機を反撃の好機に変える。その循環によって、一千花は彼女を倒すチャンスをものにできない。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
変身せずとも強い一千花は変身すれば1秒しか動けず、レスクヴァを討てなかった彼女は拓真に背負われまた自分を見捨てるよう命じる。強さの塊のような彼女は、変身することでむしろ弱みが生まれる。二葉とは逆、強さから弱さへの循環がそこにはある。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
弱さを強さに、強さを弱さに。二葉と一千花の描くそれらを拓真は繋ぐ。循環させる。それをさせるのは何か? 世界を救うなんて大それたものではない、恩義でもない。自分も彼女達が好きだからと彼は叫ぶ。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
好意を寄せ、寄せられる。恋もまた循環によって力を倍増させるものなのだと拓真の叫びは、その変身は体現する。お膳立ては整った。後は真打ちの登場を待つばかりだ。#戦恋
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
メインヒロインにしたのと同じことを別ヒロインにするのってなんとも背徳感があるが、一糸まとわぬ=眼鏡はNGってなんてことだなんてことだ。#戦恋 pic.twitter.com/CTlYbauehr
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2019年12月14日
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