でも一度だけ言わせて下さい、一度だけでいいんです/恋と選挙とチョコレート他2012/8/15~8/17アニメ感想
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<記事内アンカー>
輪廻のラグランジェ season2 第6話「鴨川にも届け、この声」
恋と選挙とチョコレート 第5話「祭典!」
恋と選挙とチョコレート 第6話「開票!」
この中に1人、妹がいる! 第5話「妹が寝かせてくれない」
ちとせげっちゅ!! 第7話「避難くんれん」
漫画感想(「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」、「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」1巻、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」6巻)
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 2周目クリア雑感

お待たせしてすみません。告知はしたものの、24時を過ぎてしまうと少し悔しい。
輪廻のラグランジェ season2 第6話「鴨川にも届け、この声」



明かされるユリカノの思いと、その消滅。
千年後に星と星がぶつかるという政治的な問題が、今回は友人兄妹間の恋愛問題に。
作中ではとかく立派な一面が言われてきたユリカノですが、先週のまどかとの殴り合いや入れ替わりの説明で等身大のキャラとなっていた分この唐突な転換もスムーズに進行しました。レガリテとデメトリオで戦闘が起きて状況はどんどん深刻になっていったのに、描写はあくまでギャグ混じり。



シリアス一辺倒で物語を作ることもできないことはないのでしょうが、まどかを絡ませるからにはこうした方が全体に統一感があるかな。久しぶりの戦闘シーンにも時間が割かれているにも関わらず、入れ替わりからユリカノとの別れまで済ませてしまうテンポの良さは逆に戸惑ってしまうレベル。いやだってこれ、まだ1クールの半分だぞ? これで来週ディセルマインとヴィラジュリオが和解したら残りの話数どんな話になるんだ。



ロボットに関しては、前クール越しの鬱憤を晴らすように三馬鹿達が活躍。ああ、そういやこいつらこんな装備してたっけ……前期の最終戦はバリア張ってただけだったしなあ。ヴォクス達も無表情なのになんだかかわいい。



先週は思い切り「悪い顔」だったディセルマインですが、今回のユリカノ(まどかと思ってたけど)との会話を見る分には、話していた事自体は本心だったと思いたい。というか、あのシーンでも腹に一物抱えていたようなら作品世界の雰囲気を大きく変える悪役になるな。



まどか「ランのお兄さん、ジュヴィ兄……歯ぁ食いしばれ!」
ボンクラ兄さんズvsガールズの構図。二人のユリカノへの思い、ユリカノの二人への思いが示された後、それでも王である事には変わりない二人がどんな言葉を交わすのか。番組の今後ともども、次回は重要な回になりそうです。
恋と選挙とチョコレート 第5話「祭典!」
TBSでは2週間ぶりで2話一挙放送。



ゲーム内でもなかった貴重な水着シーン……なぜみいちゃんがそこにいないんだ!



のんちゃん「ゆうちゃん後輩は、天使の分け前というものをご存知ですか?」
のんちゃん先輩、相変わらずの熱狂的大島ローリストぶり。



美冬「ゆうくんには、よそ見してほしくないの。もっとちゃんと千里を見てあげて欲しい」
無理。この状況みぃちゃんしか見えない。



衣更は迫害のことなどなかったようににこやかに再登場。前話の感想投稿後、感想サイトを回って見ると皐月のケートク生に対するマニュフェストについて「無駄な部活を廃止し、その分の予算をケートク生の支援に回す」という風に理解している人もおり、そうした方は今回、裕樹が部活とケートク生支援の間で悩んでないじゃないかと首を傾げられたかもしれません。いやあの、皐月のマニュフェストってそういうのじゃないんですよ。アニメ公式の用語解説と、前話に表示された部分からフォローを入れたいと思います。

端的には「経済特待生制度」を廃止し「奨学金制度」に切り替える。これが彼女のマニュフェストです。
<経済特待生(ケートク生)制度>
・学費は支払わなくて良い
・ただし学園の斡旋する労働を行うノルマが課せられ、これによって発生する金銭は学校の収入となる
・労働ノルマのため部活は禁止。また労働ノルマにより学園生活は一般生徒と大きく異なり、一般生徒には分かりやすく少数派の、別種の学生が認識されることになる
<奨学金制度>
・学費自体は全額払ってもらう。ただし学園から資金援助(借金)が出される
・学費を全額収めている以上、学園内での扱いそのものは奨学金を受けていない学生と全く同じ。というか「一般生徒」「ケートク生」という区分自体が存在しない
迫害の旗印にされやすい「ケートク生」という区分は学園が与えているものであり、ならばその区分自体をなくしてしまえばいい。そして奨学金という学園側の費用負担の少ない形を取れば財政の健全化にも繋がる……というのが骨子になります。いいことづくめじゃないか?と思えますが、そのあたりの実際は追々作中で触れることになるでしょう。
そんなわけですから現状、裕樹が「皐月を支援してショッケン背部にした方がいいんじゃ……」と悩む必要はないわけです。でも、引きに近い形で触れておいて完全放置なのは正直どうかと思う。学園の設定といいケートク生の説明といい皐月と裕樹の関係といい今回のマニュフェストといい。どうも説明不足が目立ってしまっている印象があるなあ。



ASP(校内に複数存在する報道部の一つ)記者の汐浜陽高、登場。ゲームの時もそうでしたが、後々の立ち位置考えるとこの描写は入れる理由が分からない。このキャラにまつわる謎は、そのなんだ、ガレージのプロペラや茂平治のマスク同様どうでもいい。



大島ロールに付加価値を付ける方法、それは「コスプレ撮影券を付ける」。ゲームではボーカロイドのコスプレだったのですが、アニメでは「魔法少女まどか☆マギカ」に変更になっていました。「氷菓」で漫研部員がボーカロイドのコスプレをしていて「タイミング悪いなあ」と思っていたので、被らず一安心。マミさんだけコスプレされてませんでしたが、みいちゃんで中の人まる被りだからなwww あ、「胸のサイズ違い過ぎるよね」って思った人は一歩前に出て下さい。



なんでお前までコスプレしてるんだよwww 続く6話は直下になります。
恋と選挙とチョコレート 第6話「開票!」
2本一挙放送の2本目。コミケチックな物販は置いておいて、予備選挙の本義である演説が開始。



最初にクローズアップされる茂平治の演説は、対皐月を念頭に仕込んだもの。前話でも裕樹に厭味ったらしく話していましたが、こんな感じで小賢しく「敵役」を務めるのが彼の役目。一方の皐月の演説は正統派の演説……なのですが、後半からみぃちゃんに持っていかれてしまっていたのが少し残念。



対する裕樹の演説は……ゲームでは原稿の取り違えや舞い散りイベントはなく、実際の演説に突入したら頭が真っ白に→開票待ちまでキング・クリムゾンだったのですが、転倒→鼻血→開き直って受けを取る→そのまま突っ走るという流れに。盛り上がりはするし開き直りぶりは笑えたんだけど、今後まともに演説するのが難しいものになってしまった気が……というか、原稿読みながら演説なんて会長から前もってNGの釘刺されると思うんだけど。



開票にもドラマを、ということでここで謎の第四の候補者「白河あやめ」登場(名前だけ)。当選できるかどうかだけでなく、その後のためには他の泡沫候補が当選してはいけない……という状況は、数字が動くだけなのになかなか緊張感がありました。共通ルート的な部分の山場ですから、ここは結末を知っていてもつい手に汗握ってしまう。



皆「バンザーイ!」
未散「バンザイ」
相変わらず猫々しい。



美冬「千里はゆうくんのこと大好きだもんね」
さてこの5・6話、スポットが当たったのは意外にもみぃちゃんこと美冬でした。なかなか面白い改変ではありましたが、ゲームやってないとやや唐突だったのではないかなという気もします。あれだとなんだか仕事そっちのけで妄想書いてたように見えるじゃないかw 他にも留年設定や裕樹と千里を応援する姿勢については、今回の話にまとめて持ってくるよりもこれまでの話で散りばめて積み重ねる形にして欲しかった。



裕樹(美冬)「これは、私にとって大切な想い。けして叶うことがない。だけど、私の夢のなかでは現実」
原稿から美冬の気持ちが語られていくシーンは、音楽と相まって彼女の切なさが溢れ出すようでした。バックに流れる皐月の演説が美冬のスタンスと正反対なのが印象的です。選挙という戦いの場に立ち「痛みが伴おうとも躊躇いません」と高らかに宣言する皐月。一方、恩人であり親友である千里を思い、恋という場に立とうとしない美冬。ただ、一方でその思いの強さだけは似通っていて。


美冬(でも一度だけ言わせて下さい、一度だけでいいんです。私は、ゆうくんのことが……大好きです)
で、この美冬の切実な思いに対する裕樹の反応はと言えば。

裕樹「なんてことだ……演説の原稿がまるで、みぃちゃんからのラブレターに見える。どんだけテンパってんだよ俺」
だめねぇゆうくん……いやだから駄目なんだよお前は! 本当に! ゲームの頃から! ここでちゃんと受け止めて、ちゃんと振ってから演説に臨んだら脳内株価も大分上がったのに! 今後も美冬の思いについて触れる予定があるのかなあ。演説と開票結果に話が移動してしまい、彼女の心の整理が描かれなかったのが非常に残念でした。開票の最後に皆で手を握る時にでもフォローが入るかと思ったんだけどなあ。

かいつまんで突っ込んできた感のある美冬の描写でしたが、かわいいと思ってくれた人は是非ゲームで彼女のルートをプレーしてもらいたいと思います。裕樹が褒められたものではないルートですが、美冬の気持ちの描き方についてはとても切なくさせられたシナリオですので。不満は色々あるんですが、好きな作品であるのも再認識させられる最近です。通常版だけどPSP版を予約してしまいましたw
この中に1人、妹がいる! 第5話「妹が寝かせてくれない」

こんなモブ寸前の眼鏡っ娘が妹とは思えないし、嫁はこの子にしようそうしよう。



妹と思いきや心乃枝の悪戯と分かって解決と思いきや、入れ替わるようにまた妹から電話がかかってきて……と振り出しに戻ったかのような状況に。将悟は非通知拒否するなり携帯の電源切って寝ればいいのに。兄の○ナ○ーまで問題なく発言とか「お兄ちゃんの(ry」の奈緒や彩葉を思い出すな……あちらはギャグなのにこちらはちょっと怖いけど。



しかしこのエロ妄想の2枚目、元々イケメンとは言えセルフ美化し過ぎじゃないかw



新キャラの新谷(あらや)登場。新谷良子さん何やってはるんですかwww どう見ても苗字でキャスティングしてます本当に以下厨二病。



心乃枝も雅も相変わらずの積極さですが、誤解が解けた雅の方はデレ度が更に高まっている感。心乃枝がいなかったらそのまま野外で事に及んでもOKしそうなレベル。



今度のエピソードのヒロインは芽依のよう。これまで生徒会の二人より更に影薄かったからなあ。先輩だから妹の可能性は成り立たないじゃないか、と思ってたら元捨て子で実年齢が怪しいという設定を持ってきたのは素直に関心。最初から好感度マックスな心乃枝や雅と違って、彼女がどんなデレ方になるかは生徒会二人の今後の展開の参考にもなるかな。
ちとせげっちゅ!! 第7話「避難くんれん」

ここ2回のスローテンポを逆手に取った感もあった展開から、今回は割と一般的なテンポに。
消火装置スイッチ押しの快感、相変わらずの雛子の隠れフリーダムっぷりなどくすりとさせられてしまいました。しかし鎧兜は救助袋を破損させたりしないんだろうか。
<漫画感想>
機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス (カドカワコミックス・エース)


「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」を読了。表題作の他に「機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス」が収録されています。1995年に出版された「機動戦士Vガンダム外伝」の復刊本で、逆襲のギガンティスの方は、これを読んだスパロボの寺田プロデューサーがその企画に確信を持ったという話もあります(直接読んだことはないのですが、出典に触れているページはあったのでリンクさせていただきます)
「ΖΖ」と「逆シャア」の穴埋めの非公認ガンダム外伝マンガw(ふらっと)
昔どこかで読んだ時も話のまとまりの良さに驚いた記憶がありますが、今読むと改めて発想がすごい。それを話にする構想がすごい。漫画にしてしまう実現力がすごい。
イデオンとガンダムは話の規模が違い過ぎて、話を混ぜ合わせようという考えにはそうそう至らないと思うのですが、イデオンを今で言う「黒歴史」にすることでこれを実現させてしまう。更に木星帰りの小説家として「ヨシユキ・トミノ」なんて名前を出してメタ的要素を突っ込んでみたり(しかもこれが話に絡んで来る)。
一方の表題作は時代が下り、Vガンダムの間隙を縫うような話。シャクティとはぐれていて現地妻的にヒロインが登場するのですが、こちらも褐色肌でシャクティ似なのが嬉しい。善意の悪女だろうがなんだろうが、かわいいは正義なんだよーー
前者は逆シャアの少し前、後者はVガンの時代と離れていて繋がりはなさそうに思えますが、そこを貫くのがジュドーの存在(表題作に出るのは「恐らく彼だろう」という人物であって、明言はされてないけど)。そしてそれ以上に貫かれているのが、長谷川裕一作品における主人公性。懸命で絶望という言葉を知らず、そしてそこにはっきりと根拠がある。見ていて安心できるし、嫌味もない。
またニュータイプに対する考え方は、小さな頃に自分が素朴に感じた事と合致していて、それは長谷川裕一の代表作の一つである「クロスボーン・ガンダム」にも共通している部分でもあります。
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (1) (カドカワコミックス・エース)

「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」1巻を読了。買ったのは結構前なのですが、気がついたら2巻の発売ももう間近。
そんなわけで代表作「クロスボーン・ガンダム」の続編。「鋼鉄の七人」で完結だった筈が編集からの依頼もあって生まれたとの事。
クロスボーン・ガンダムは名前の通りF91の時代より少し後が舞台でしたが、今回はそこから20年という時間が経ったVガン時代。Vガン!あのサイドストーリーの少ないVガンですよ! なまじっか時代が離れてたり、描かれる場所以外の状況が分かりにくい作品だからなあ。
↑でVガンの外伝を描いた長谷川裕一がこの時代を選ぶに当たっても色々考慮させられる所はあったのではないかと思いますが、同時にこの稀少な時代をどんな風に描くか、初めてリアルタイムで見たガンダムのアニメ(SD除く)がVガンの身としてはワクワクが止まりません。
本作の主人公フォント・ボー(なんつう名前だ)はMSオタの学生。プログラム関係などで抜群の腕を発揮……といった設定ですが、こういったキャラに付随しがちな屈折した性格傾向はなく、根っこはいつもの長谷川裕一主人公という印象。「どうしても聞きたいこと」が「木星やザンスカールに関すること」でもなければ「ベル(ヒロイン)に関すること」でもなく「クロスボーン・ガンダムがなぜまだ存在しているか(「鋼鉄の七人」で最後の機体が大破したはずだった)」なあたり、設定通りの気質もちゃんと持ち合わせているのですが。独力で記録抹消されたMS(GPシリーズとか)の情報など集めてしまうあたり筋金入り。そしてその「公式には存在しないMS」には「ハーフゼータ」も入っている模様。おおおオフィシャルではございませぬぞ。
存在しないはずのクロスボーン・ガンダムがどうしてまだあるのか、といった理由も含め、現在の謎と20年前の謎が交錯していくであろうこの話、新たなクロスボーン・ガンダムの活躍に期待したいと思います。
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!(6) (アクションコミックス(コミックハイ! ))


右を向いても変態、左を向いても変態のコメエロ漫画、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」の6巻。
3人目のヒロインである近藤の退場巻であり、謎の美人家庭教師の乱舞回。何だろう、3人目は主人公を圧倒するのがこの漫画の決まりなんだろうかw BLで圧倒した近藤とは打って変わって、新キャラ家庭教師の莉智香は修輔の「性」態を完全にコントロールしエロ本を全て没収、しかし完全には断ち切らずむしろ誘惑するようなことさえしてみせる。20越えたばかりの女子大生には見えないw そして妹の奈緒は相変わらず変態。オタエリボイスの脳内再生余裕です。問題は修輔の声を脳内再生するとたまにAGE-1が頭に浮かんでくることだ。
<第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 2周目クリア雑感>
第2次スパロボZ再世篇、2周目をクリア。今回は最終分岐で黒の騎士団ルートを選択。
まさかのユフィ生存なわけですが、これ自体はストーリーにそれほど影響せず理由付けもちょっと弱い印象。
公式には死亡扱いなのはともかく、スザクには教えてあげようよ。彼女はコードギアスで一番好きなキャラですが、それほど嬉しくならなかったのが残念。
ほぼガンダムオンリーだった1周目と逆に、今回はスーパー系を中心に編成。
使用感は以下こんな感じ
<無敵系>
いるだけで美味しいダイターン、トライダーを使用。
万丈さん相変わらず2Lサイズの破壊力が便利過ぎ。トライダーはようやく技能の育成が追いつき、ラスボスなどでも十分再攻撃できるように。
<宇宙系>
ゴッドシグマを使用。加速&狙撃ゴッドトマホークの射程が長く、痒い所に手が届く機体。エースボーナスの変更でダメージ低減率は減っちゃいましたが。新エースボーナスの切り払い率100%はAPのダイモスが猛威を振るってましたが、今回はそこまででもなかった印象。
<鉄人28号系>
特殊効果満載のVコンと修理装置を積んだ結果、火力が地味でござる。前述の装備やスーパー系とは思えない回避力もあって、とても使いやすいユニットではあったのだけど。技量もあまり高くないので、そっちを優先したら序盤からいるのにスキルをあまり充実させられず終いに。相方のブラックオックスは更に地味な感じですが、主力のブラックオックス・アタックの攻撃力が高めで意外と優秀。ただこちらは足が早くなく加速も無いのがネックか。
<ボトムズ系>
ラビドリードッグのみ使用。キリコ搭乗機では比較的弾数が少ない機体ですが、反撃無双させるわけではないので問題なし。
アサルト・コンバットの威力が高く、HPが2万3万とある敵を無言で屠って行く様は相変わらずかっこいい。
<ダンクーガ系>
底力が低めでいまいち脆い印象のある新旧2体と、今回参戦のドラゴンズハイヴ。
ノヴァの方は相変わらずの「野生化発動時に1度だけ覚醒がかかる」が便利。初期配置が最後方で距離が離れていても敵に攻撃できるし、撃墜して連続行動を発動させずとも行動を継続させられるので削りにも重宝しました。元祖の方は気力150以上でターン開始時に突撃がかかるというエースボーナスなのですが、1ターン目で大抵敵が壊滅してるのであまり意識しなかったなそういえばw
ドラゴンズハイヴはP武器も狙撃も突撃もない、おまけに戦艦なので出撃位置を前面にできないというどうにも使い辛いユニット。再動なしだと正直まともに戦闘することすら叶わない……前面に出てさえしまえばその2Lサイズからのドラゴンズハイヴ砲がなかなか強力なのですが。精神コマンド「愛」を発動させる「インサラウムの秘宝」と、終盤手に入る行動回数増加アイテム「プラチナエンブレム」で大分使い勝手が良くなってくれました。サポート精神が充実しているのが嬉しい。
<マクロス系>
今回もバサラのみ。ルート分岐で別行動が多く、MAPW突撃ラブハートは前提にしなかったので活躍度はやや控えめ。というか1周目でスキルは十分揃えられるレベルにPPを獲得したので、他に出番を譲ったというのもある。
<ゲッター系>
真ゲッター&ゲッタードラゴンは加入次期が中盤だったり離脱時期があったりと、意外と育て辛くどうにもPP不足。それでも攻撃力の高さは魅力的で、相変わらずの存在感でした。ステルバーもLサイズながら高い回避力を持つ異色の機体で、削りや遠距離の敵を潰したりと小回りの効く活躍。
<真マジンガー系>
ゴッドスクランダー追加! 前回は光子力ビームが最強で遠距離型でしたが、ビッグバンパンチ&ロケットパンチ100連発でP武器型に返り咲き。ルストハリケーンの装甲ダウン効果も便利で、ボス戦の先陣を切る形で活躍してくれました。
前作戦闘力の低さに泣いたアフロダイAは、ビューナスAになってかなり改善。闘争心を付けて即連続行動を可能にした事もあり、自軍で最初に攻撃するのは大抵彼女か後述のフェイだったりする。精神コマンドも相変わらずの充実ぶりなので、幅広く活躍してくれました。
前回不参加のボスボロットは、エースボーナスで低燃費の勇気を引っ提げて登場。狙撃と合わせてP射程の長いパワーアームが猛威を振るう。ただ若干燃費が悪く、反撃していると結構すぐにENがなくなってしまうのが困り物でした。
ドナウα1は隠しユニットで加入。武装は二つだけですが両方とも格闘で、やることはとてもシンプル。4ルート中1ルート限定の上アニューと二択という厳しい条件持ちですが、その分割と楽に使えるようになっている印象。できることが少ないとも言うんだけど……突撃ゲルマンブリザード便利です。
<ダイ・ガード>
平和を守るサラリーマン。欠点の多さを育成で補っていくユニットですが、PPが足りずやや生煮え状態。それでも弾数式なので結構気軽に使える対フラクタル兵器の数々が扱いやすい。
<ビッグオー>
シールド代わりに使っているつもりの無い腕で脅威の防御力を持つメガデウス。地対地で使う「格闘」のトドメ演出が素晴らしく格好良い。地形適応陸Sということもあり、無消費でありながら高い攻撃力を持つこの武器にはお世話になりっ放しでした。ただこちらも育成の余地はかなり残っていて、正直もったいない使い方になってしまった感はある。
<グラヴィオン系>
ソルグラヴィオンは自機+隣接機体にEN回復効果が付いたのが嬉しい。戦力的にも加速+狙撃のGグラディウスアタックが射程が長く便利。
グラントルーパーは防御面ではどうにも不安の残るユニットでしたが、狙撃グラヴィティラングでビューナスともども自軍の初撃担当。補給しても気力の低下がないのが使いやすく、よくお世話になりました。
ゴッドΣグラヴィオンもグラヴィトンミサイルがP武器で射程が長く使いやすい。
<アクエリオン>
アポロとピエール、麗花のセットで運用。努力・幸運・加速と基本を備えていますが、やはり突撃無限拳に限る。P射程15って完全に反則。
<グレンラガン系>
グレンラガンは最終形態でなくアークラガン、それも合体攻撃限定止まりですが、螺旋力発動による高攻撃力がとにかく強力。HP回復持ちということもあり、積極的に固い敵の前面に出て反撃役をしてくれました。被りまくりのシモンとヴィラルの精神コマンドも、熱血をガンガン使えてむしろ便利。
グラパール2機は攻撃・防御とも主役に比べると地味な印象は否めず。それでも追加武器のスピンバリヤー弾はバリア貫通で使いやすく、なんだかんだで贔屓して使ってしまったり。
キングキタンとヨーコMタンクは加入が遅いですが、こちらもスピンバリヤー弾で使いやすい。カスタムボーナスでP射程がぐんと伸びるヨーコMタンクはもちろん、キングキタンも気力130以上でターン開始時に加速と不屈がかかるエースボーナスが非常に便利でした。
<オリジナル>
リ・ブラスタBとブラスタES、パールネイルを使用。
射撃型のリ・ブラスタBは加速+突撃のクラッチ・スナイパーVXで遠距離攻撃もお手の物。エスターのブラスタESは離脱前にシルバーエンブレムでしこたまPPを稼いだこともあり、高くない能力を十二分にフォローして活躍できました。パールネイルは祝福や再動など支援系精神コマンドの充実が素晴らしく、SP関連の強化パーツで自軍の稼ぎに貢献。
今回は出撃しなかったパイロットがバグで全員サブオーダーに参加できるためPPの溜まり具合が良好で、2周目からガンガン再攻撃祭りの殲滅プレーに突入してました。雑魚が連続行動のためのジャンプ台やPP袋に見えてくるんだよなあ、これw SRポイントの獲得条件は「○ターン以内に初期敵全滅」といったものが多いですが、その後の増援などは特に制限が課せられないため、特定のキャラに集中してPPを稼がせるのも意外と楽。次周の仕込みとして、終盤加入のキャラにシルバーエンブレムを装備させてがっぽり稼がせてもらいました。ラスボスへのトドメはマジンガーZのロケットパンチ100連発で。こんな感じにさっぱりアニメも終わって欲しかった。
3周目はマクロス、エウレカセブン、オリジナルなどを中心にプレーする予定です。デュランダル取るぞー。

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輪廻のラグランジェ season2 第6話「鴨川にも届け、この声」
恋と選挙とチョコレート 第5話「祭典!」
恋と選挙とチョコレート 第6話「開票!」
この中に1人、妹がいる! 第5話「妹が寝かせてくれない」
ちとせげっちゅ!! 第7話「避難くんれん」
漫画感想(「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」、「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」1巻、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」6巻)
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 2周目クリア雑感

お待たせしてすみません。告知はしたものの、24時を過ぎてしまうと少し悔しい。
輪廻のラグランジェ season2 第6話「鴨川にも届け、この声」



明かされるユリカノの思いと、その消滅。
千年後に星と星がぶつかるという政治的な問題が、今回は友人兄妹間の恋愛問題に。
作中ではとかく立派な一面が言われてきたユリカノですが、先週のまどかとの殴り合いや入れ替わりの説明で等身大のキャラとなっていた分この唐突な転換もスムーズに進行しました。レガリテとデメトリオで戦闘が起きて状況はどんどん深刻になっていったのに、描写はあくまでギャグ混じり。



シリアス一辺倒で物語を作ることもできないことはないのでしょうが、まどかを絡ませるからにはこうした方が全体に統一感があるかな。久しぶりの戦闘シーンにも時間が割かれているにも関わらず、入れ替わりからユリカノとの別れまで済ませてしまうテンポの良さは逆に戸惑ってしまうレベル。いやだってこれ、まだ1クールの半分だぞ? これで来週ディセルマインとヴィラジュリオが和解したら残りの話数どんな話になるんだ。



ロボットに関しては、前クール越しの鬱憤を晴らすように三馬鹿達が活躍。ああ、そういやこいつらこんな装備してたっけ……前期の最終戦はバリア張ってただけだったしなあ。ヴォクス達も無表情なのになんだかかわいい。



先週は思い切り「悪い顔」だったディセルマインですが、今回のユリカノ(まどかと思ってたけど)との会話を見る分には、話していた事自体は本心だったと思いたい。というか、あのシーンでも腹に一物抱えていたようなら作品世界の雰囲気を大きく変える悪役になるな。



まどか「ランのお兄さん、ジュヴィ兄……歯ぁ食いしばれ!」
ボンクラ兄さんズvsガールズの構図。二人のユリカノへの思い、ユリカノの二人への思いが示された後、それでも王である事には変わりない二人がどんな言葉を交わすのか。番組の今後ともども、次回は重要な回になりそうです。
恋と選挙とチョコレート 第5話「祭典!」
TBSでは2週間ぶりで2話一挙放送。



ゲーム内でもなかった貴重な水着シーン……なぜみいちゃんがそこにいないんだ!



のんちゃん「ゆうちゃん後輩は、天使の分け前というものをご存知ですか?」
のんちゃん先輩、相変わらずの熱狂的大島ローリストぶり。



美冬「ゆうくんには、よそ見してほしくないの。もっとちゃんと千里を見てあげて欲しい」
無理。この状況みぃちゃんしか見えない。



衣更は迫害のことなどなかったようににこやかに再登場。前話の感想投稿後、感想サイトを回って見ると皐月のケートク生に対するマニュフェストについて「無駄な部活を廃止し、その分の予算をケートク生の支援に回す」という風に理解している人もおり、そうした方は今回、裕樹が部活とケートク生支援の間で悩んでないじゃないかと首を傾げられたかもしれません。いやあの、皐月のマニュフェストってそういうのじゃないんですよ。アニメ公式の用語解説と、前話に表示された部分からフォローを入れたいと思います。

端的には「経済特待生制度」を廃止し「奨学金制度」に切り替える。これが彼女のマニュフェストです。
<経済特待生(ケートク生)制度>
・学費は支払わなくて良い
・ただし学園の斡旋する労働を行うノルマが課せられ、これによって発生する金銭は学校の収入となる
・労働ノルマのため部活は禁止。また労働ノルマにより学園生活は一般生徒と大きく異なり、一般生徒には分かりやすく少数派の、別種の学生が認識されることになる
<奨学金制度>
・学費自体は全額払ってもらう。ただし学園から資金援助(借金)が出される
・学費を全額収めている以上、学園内での扱いそのものは奨学金を受けていない学生と全く同じ。というか「一般生徒」「ケートク生」という区分自体が存在しない
迫害の旗印にされやすい「ケートク生」という区分は学園が与えているものであり、ならばその区分自体をなくしてしまえばいい。そして奨学金という学園側の費用負担の少ない形を取れば財政の健全化にも繋がる……というのが骨子になります。いいことづくめじゃないか?と思えますが、そのあたりの実際は追々作中で触れることになるでしょう。
そんなわけですから現状、裕樹が「皐月を支援してショッケン背部にした方がいいんじゃ……」と悩む必要はないわけです。でも、引きに近い形で触れておいて完全放置なのは正直どうかと思う。学園の設定といいケートク生の説明といい皐月と裕樹の関係といい今回のマニュフェストといい。どうも説明不足が目立ってしまっている印象があるなあ。



ASP(校内に複数存在する報道部の一つ)記者の汐浜陽高、登場。ゲームの時もそうでしたが、後々の立ち位置考えるとこの描写は入れる理由が分からない。このキャラにまつわる謎は、そのなんだ、ガレージのプロペラや茂平治のマスク同様どうでもいい。



大島ロールに付加価値を付ける方法、それは「コスプレ撮影券を付ける」。ゲームではボーカロイドのコスプレだったのですが、アニメでは「魔法少女まどか☆マギカ」に変更になっていました。「氷菓」で漫研部員がボーカロイドのコスプレをしていて「タイミング悪いなあ」と思っていたので、被らず一安心。マミさんだけコスプレされてませんでしたが、みいちゃんで中の人まる被りだからなwww あ、「胸のサイズ違い過ぎるよね」って思った人は一歩前に出て下さい。



なんでお前までコスプレしてるんだよwww 続く6話は直下になります。
恋と選挙とチョコレート 第6話「開票!」
2本一挙放送の2本目。コミケチックな物販は置いておいて、予備選挙の本義である演説が開始。



最初にクローズアップされる茂平治の演説は、対皐月を念頭に仕込んだもの。前話でも裕樹に厭味ったらしく話していましたが、こんな感じで小賢しく「敵役」を務めるのが彼の役目。一方の皐月の演説は正統派の演説……なのですが、後半からみぃちゃんに持っていかれてしまっていたのが少し残念。



対する裕樹の演説は……ゲームでは原稿の取り違えや舞い散りイベントはなく、実際の演説に突入したら頭が真っ白に→開票待ちまでキング・クリムゾンだったのですが、転倒→鼻血→開き直って受けを取る→そのまま突っ走るという流れに。盛り上がりはするし開き直りぶりは笑えたんだけど、今後まともに演説するのが難しいものになってしまった気が……というか、原稿読みながら演説なんて会長から前もってNGの釘刺されると思うんだけど。



開票にもドラマを、ということでここで謎の第四の候補者「白河あやめ」登場(名前だけ)。当選できるかどうかだけでなく、その後のためには他の泡沫候補が当選してはいけない……という状況は、数字が動くだけなのになかなか緊張感がありました。共通ルート的な部分の山場ですから、ここは結末を知っていてもつい手に汗握ってしまう。



皆「バンザーイ!」
未散「バンザイ」
相変わらず猫々しい。



美冬「千里はゆうくんのこと大好きだもんね」
さてこの5・6話、スポットが当たったのは意外にもみぃちゃんこと美冬でした。なかなか面白い改変ではありましたが、ゲームやってないとやや唐突だったのではないかなという気もします。あれだとなんだか仕事そっちのけで妄想書いてたように見えるじゃないかw 他にも留年設定や裕樹と千里を応援する姿勢については、今回の話にまとめて持ってくるよりもこれまでの話で散りばめて積み重ねる形にして欲しかった。



裕樹(美冬)「これは、私にとって大切な想い。けして叶うことがない。だけど、私の夢のなかでは現実」
原稿から美冬の気持ちが語られていくシーンは、音楽と相まって彼女の切なさが溢れ出すようでした。バックに流れる皐月の演説が美冬のスタンスと正反対なのが印象的です。選挙という戦いの場に立ち「痛みが伴おうとも躊躇いません」と高らかに宣言する皐月。一方、恩人であり親友である千里を思い、恋という場に立とうとしない美冬。ただ、一方でその思いの強さだけは似通っていて。


美冬(でも一度だけ言わせて下さい、一度だけでいいんです。私は、ゆうくんのことが……大好きです)
で、この美冬の切実な思いに対する裕樹の反応はと言えば。

裕樹「なんてことだ……演説の原稿がまるで、みぃちゃんからのラブレターに見える。どんだけテンパってんだよ俺」
だめねぇゆうくん……いやだから駄目なんだよお前は! 本当に! ゲームの頃から! ここでちゃんと受け止めて、ちゃんと振ってから演説に臨んだら脳内株価も大分上がったのに! 今後も美冬の思いについて触れる予定があるのかなあ。演説と開票結果に話が移動してしまい、彼女の心の整理が描かれなかったのが非常に残念でした。開票の最後に皆で手を握る時にでもフォローが入るかと思ったんだけどなあ。

かいつまんで突っ込んできた感のある美冬の描写でしたが、かわいいと思ってくれた人は是非ゲームで彼女のルートをプレーしてもらいたいと思います。裕樹が褒められたものではないルートですが、美冬の気持ちの描き方についてはとても切なくさせられたシナリオですので。不満は色々あるんですが、好きな作品であるのも再認識させられる最近です。通常版だけどPSP版を予約してしまいましたw
この中に1人、妹がいる! 第5話「妹が寝かせてくれない」

こんなモブ寸前の眼鏡っ娘が妹とは思えないし、嫁はこの子にしようそうしよう。



妹と思いきや心乃枝の悪戯と分かって解決と思いきや、入れ替わるようにまた妹から電話がかかってきて……と振り出しに戻ったかのような状況に。将悟は非通知拒否するなり携帯の電源切って寝ればいいのに。兄の○ナ○ーまで問題なく発言とか「お兄ちゃんの(ry」の奈緒や彩葉を思い出すな……あちらはギャグなのにこちらはちょっと怖いけど。



しかしこのエロ妄想の2枚目、元々イケメンとは言えセルフ美化し過ぎじゃないかw



新キャラの新谷(あらや)登場。新谷良子さん何やってはるんですかwww どう見ても苗字でキャスティングしてます本当に以下厨二病。



心乃枝も雅も相変わらずの積極さですが、誤解が解けた雅の方はデレ度が更に高まっている感。心乃枝がいなかったらそのまま野外で事に及んでもOKしそうなレベル。



今度のエピソードのヒロインは芽依のよう。これまで生徒会の二人より更に影薄かったからなあ。先輩だから妹の可能性は成り立たないじゃないか、と思ってたら元捨て子で実年齢が怪しいという設定を持ってきたのは素直に関心。最初から好感度マックスな心乃枝や雅と違って、彼女がどんなデレ方になるかは生徒会二人の今後の展開の参考にもなるかな。
ちとせげっちゅ!! 第7話「避難くんれん」

ここ2回のスローテンポを逆手に取った感もあった展開から、今回は割と一般的なテンポに。
消火装置スイッチ押しの快感、相変わらずの雛子の隠れフリーダムっぷりなどくすりとさせられてしまいました。しかし鎧兜は救助袋を破損させたりしないんだろうか。
<漫画感想>
機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス (カドカワコミックス・エース)

「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」を読了。表題作の他に「機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス」が収録されています。1995年に出版された「機動戦士Vガンダム外伝」の復刊本で、逆襲のギガンティスの方は、これを読んだスパロボの寺田プロデューサーがその企画に確信を持ったという話もあります(直接読んだことはないのですが、出典に触れているページはあったのでリンクさせていただきます)
「ΖΖ」と「逆シャア」の穴埋めの非公認ガンダム外伝マンガw(ふらっと)
昔どこかで読んだ時も話のまとまりの良さに驚いた記憶がありますが、今読むと改めて発想がすごい。それを話にする構想がすごい。漫画にしてしまう実現力がすごい。
イデオンとガンダムは話の規模が違い過ぎて、話を混ぜ合わせようという考えにはそうそう至らないと思うのですが、イデオンを今で言う「黒歴史」にすることでこれを実現させてしまう。更に木星帰りの小説家として「ヨシユキ・トミノ」なんて名前を出してメタ的要素を突っ込んでみたり(しかもこれが話に絡んで来る)。
一方の表題作は時代が下り、Vガンダムの間隙を縫うような話。シャクティとはぐれていて現地妻的にヒロインが登場するのですが、こちらも褐色肌でシャクティ似なのが嬉しい。善意の悪女だろうがなんだろうが、かわいいは正義なんだよーー
前者は逆シャアの少し前、後者はVガンの時代と離れていて繋がりはなさそうに思えますが、そこを貫くのがジュドーの存在(表題作に出るのは「恐らく彼だろう」という人物であって、明言はされてないけど)。そしてそれ以上に貫かれているのが、長谷川裕一作品における主人公性。懸命で絶望という言葉を知らず、そしてそこにはっきりと根拠がある。見ていて安心できるし、嫌味もない。
またニュータイプに対する考え方は、小さな頃に自分が素朴に感じた事と合致していて、それは長谷川裕一の代表作の一つである「クロスボーン・ガンダム」にも共通している部分でもあります。
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (1) (カドカワコミックス・エース)

「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」1巻を読了。買ったのは結構前なのですが、気がついたら2巻の発売ももう間近。
そんなわけで代表作「クロスボーン・ガンダム」の続編。「鋼鉄の七人」で完結だった筈が編集からの依頼もあって生まれたとの事。
クロスボーン・ガンダムは名前の通りF91の時代より少し後が舞台でしたが、今回はそこから20年という時間が経ったVガン時代。Vガン!あのサイドストーリーの少ないVガンですよ! なまじっか時代が離れてたり、描かれる場所以外の状況が分かりにくい作品だからなあ。
↑でVガンの外伝を描いた長谷川裕一がこの時代を選ぶに当たっても色々考慮させられる所はあったのではないかと思いますが、同時にこの稀少な時代をどんな風に描くか、初めてリアルタイムで見たガンダムのアニメ(SD除く)がVガンの身としてはワクワクが止まりません。
本作の主人公フォント・ボー(なんつう名前だ)はMSオタの学生。プログラム関係などで抜群の腕を発揮……といった設定ですが、こういったキャラに付随しがちな屈折した性格傾向はなく、根っこはいつもの長谷川裕一主人公という印象。「どうしても聞きたいこと」が「木星やザンスカールに関すること」でもなければ「ベル(ヒロイン)に関すること」でもなく「クロスボーン・ガンダムがなぜまだ存在しているか(「鋼鉄の七人」で最後の機体が大破したはずだった)」なあたり、設定通りの気質もちゃんと持ち合わせているのですが。独力で記録抹消されたMS(GPシリーズとか)の情報など集めてしまうあたり筋金入り。そしてその「公式には存在しないMS」には「ハーフゼータ」も入っている模様。おおおオフィシャルではございませぬぞ。
存在しないはずのクロスボーン・ガンダムがどうしてまだあるのか、といった理由も含め、現在の謎と20年前の謎が交錯していくであろうこの話、新たなクロスボーン・ガンダムの活躍に期待したいと思います。
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!(6) (アクションコミックス(コミックハイ! ))

右を向いても変態、左を向いても変態のコメエロ漫画、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」の6巻。
3人目のヒロインである近藤の退場巻であり、謎の美人家庭教師の乱舞回。何だろう、3人目は主人公を圧倒するのがこの漫画の決まりなんだろうかw BLで圧倒した近藤とは打って変わって、新キャラ家庭教師の莉智香は修輔の「性」態を完全にコントロールしエロ本を全て没収、しかし完全には断ち切らずむしろ誘惑するようなことさえしてみせる。20越えたばかりの女子大生には見えないw そして妹の奈緒は相変わらず変態。オタエリボイスの脳内再生余裕です。問題は修輔の声を脳内再生するとたまにAGE-1が頭に浮かんでくることだ。
<第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 2周目クリア雑感>
第2次スパロボZ再世篇、2周目をクリア。今回は最終分岐で黒の騎士団ルートを選択。
まさかのユフィ生存なわけですが、これ自体はストーリーにそれほど影響せず理由付けもちょっと弱い印象。
公式には死亡扱いなのはともかく、スザクには教えてあげようよ。彼女はコードギアスで一番好きなキャラですが、それほど嬉しくならなかったのが残念。
ほぼガンダムオンリーだった1周目と逆に、今回はスーパー系を中心に編成。
使用感は以下こんな感じ
<無敵系>
いるだけで美味しいダイターン、トライダーを使用。
万丈さん相変わらず2Lサイズの破壊力が便利過ぎ。トライダーはようやく技能の育成が追いつき、ラスボスなどでも十分再攻撃できるように。
<宇宙系>
ゴッドシグマを使用。加速&狙撃ゴッドトマホークの射程が長く、痒い所に手が届く機体。エースボーナスの変更でダメージ低減率は減っちゃいましたが。新エースボーナスの切り払い率100%はAPのダイモスが猛威を振るってましたが、今回はそこまででもなかった印象。
<鉄人28号系>
特殊効果満載のVコンと修理装置を積んだ結果、火力が地味でござる。前述の装備やスーパー系とは思えない回避力もあって、とても使いやすいユニットではあったのだけど。技量もあまり高くないので、そっちを優先したら序盤からいるのにスキルをあまり充実させられず終いに。相方のブラックオックスは更に地味な感じですが、主力のブラックオックス・アタックの攻撃力が高めで意外と優秀。ただこちらは足が早くなく加速も無いのがネックか。
<ボトムズ系>
ラビドリードッグのみ使用。キリコ搭乗機では比較的弾数が少ない機体ですが、反撃無双させるわけではないので問題なし。
アサルト・コンバットの威力が高く、HPが2万3万とある敵を無言で屠って行く様は相変わらずかっこいい。
<ダンクーガ系>
底力が低めでいまいち脆い印象のある新旧2体と、今回参戦のドラゴンズハイヴ。
ノヴァの方は相変わらずの「野生化発動時に1度だけ覚醒がかかる」が便利。初期配置が最後方で距離が離れていても敵に攻撃できるし、撃墜して連続行動を発動させずとも行動を継続させられるので削りにも重宝しました。元祖の方は気力150以上でターン開始時に突撃がかかるというエースボーナスなのですが、1ターン目で大抵敵が壊滅してるのであまり意識しなかったなそういえばw
ドラゴンズハイヴはP武器も狙撃も突撃もない、おまけに戦艦なので出撃位置を前面にできないというどうにも使い辛いユニット。再動なしだと正直まともに戦闘することすら叶わない……前面に出てさえしまえばその2Lサイズからのドラゴンズハイヴ砲がなかなか強力なのですが。精神コマンド「愛」を発動させる「インサラウムの秘宝」と、終盤手に入る行動回数増加アイテム「プラチナエンブレム」で大分使い勝手が良くなってくれました。サポート精神が充実しているのが嬉しい。
<マクロス系>
今回もバサラのみ。ルート分岐で別行動が多く、MAPW突撃ラブハートは前提にしなかったので活躍度はやや控えめ。というか1周目でスキルは十分揃えられるレベルにPPを獲得したので、他に出番を譲ったというのもある。
<ゲッター系>
真ゲッター&ゲッタードラゴンは加入次期が中盤だったり離脱時期があったりと、意外と育て辛くどうにもPP不足。それでも攻撃力の高さは魅力的で、相変わらずの存在感でした。ステルバーもLサイズながら高い回避力を持つ異色の機体で、削りや遠距離の敵を潰したりと小回りの効く活躍。
<真マジンガー系>
ゴッドスクランダー追加! 前回は光子力ビームが最強で遠距離型でしたが、ビッグバンパンチ&ロケットパンチ100連発でP武器型に返り咲き。ルストハリケーンの装甲ダウン効果も便利で、ボス戦の先陣を切る形で活躍してくれました。
前作戦闘力の低さに泣いたアフロダイAは、ビューナスAになってかなり改善。闘争心を付けて即連続行動を可能にした事もあり、自軍で最初に攻撃するのは大抵彼女か後述のフェイだったりする。精神コマンドも相変わらずの充実ぶりなので、幅広く活躍してくれました。
前回不参加のボスボロットは、エースボーナスで低燃費の勇気を引っ提げて登場。狙撃と合わせてP射程の長いパワーアームが猛威を振るう。ただ若干燃費が悪く、反撃していると結構すぐにENがなくなってしまうのが困り物でした。
ドナウα1は隠しユニットで加入。武装は二つだけですが両方とも格闘で、やることはとてもシンプル。4ルート中1ルート限定の上アニューと二択という厳しい条件持ちですが、その分割と楽に使えるようになっている印象。できることが少ないとも言うんだけど……突撃ゲルマンブリザード便利です。
<ダイ・ガード>
平和を守るサラリーマン。欠点の多さを育成で補っていくユニットですが、PPが足りずやや生煮え状態。それでも弾数式なので結構気軽に使える対フラクタル兵器の数々が扱いやすい。
<ビッグオー>
シールド代わりに使っているつもりの無い腕で脅威の防御力を持つメガデウス。地対地で使う「格闘」のトドメ演出が素晴らしく格好良い。地形適応陸Sということもあり、無消費でありながら高い攻撃力を持つこの武器にはお世話になりっ放しでした。ただこちらも育成の余地はかなり残っていて、正直もったいない使い方になってしまった感はある。
<グラヴィオン系>
ソルグラヴィオンは自機+隣接機体にEN回復効果が付いたのが嬉しい。戦力的にも加速+狙撃のGグラディウスアタックが射程が長く便利。
グラントルーパーは防御面ではどうにも不安の残るユニットでしたが、狙撃グラヴィティラングでビューナスともども自軍の初撃担当。補給しても気力の低下がないのが使いやすく、よくお世話になりました。
ゴッドΣグラヴィオンもグラヴィトンミサイルがP武器で射程が長く使いやすい。
<アクエリオン>
アポロとピエール、麗花のセットで運用。努力・幸運・加速と基本を備えていますが、やはり突撃無限拳に限る。P射程15って完全に反則。
<グレンラガン系>
グレンラガンは最終形態でなくアークラガン、それも合体攻撃限定止まりですが、螺旋力発動による高攻撃力がとにかく強力。HP回復持ちということもあり、積極的に固い敵の前面に出て反撃役をしてくれました。被りまくりのシモンとヴィラルの精神コマンドも、熱血をガンガン使えてむしろ便利。
グラパール2機は攻撃・防御とも主役に比べると地味な印象は否めず。それでも追加武器のスピンバリヤー弾はバリア貫通で使いやすく、なんだかんだで贔屓して使ってしまったり。
キングキタンとヨーコMタンクは加入が遅いですが、こちらもスピンバリヤー弾で使いやすい。カスタムボーナスでP射程がぐんと伸びるヨーコMタンクはもちろん、キングキタンも気力130以上でターン開始時に加速と不屈がかかるエースボーナスが非常に便利でした。
<オリジナル>
リ・ブラスタBとブラスタES、パールネイルを使用。
射撃型のリ・ブラスタBは加速+突撃のクラッチ・スナイパーVXで遠距離攻撃もお手の物。エスターのブラスタESは離脱前にシルバーエンブレムでしこたまPPを稼いだこともあり、高くない能力を十二分にフォローして活躍できました。パールネイルは祝福や再動など支援系精神コマンドの充実が素晴らしく、SP関連の強化パーツで自軍の稼ぎに貢献。
今回は出撃しなかったパイロットがバグで全員サブオーダーに参加できるためPPの溜まり具合が良好で、2周目からガンガン再攻撃祭りの殲滅プレーに突入してました。雑魚が連続行動のためのジャンプ台やPP袋に見えてくるんだよなあ、これw SRポイントの獲得条件は「○ターン以内に初期敵全滅」といったものが多いですが、その後の増援などは特に制限が課せられないため、特定のキャラに集中してPPを稼がせるのも意外と楽。次周の仕込みとして、終盤加入のキャラにシルバーエンブレムを装備させてがっぽり稼がせてもらいました。ラスボスへのトドメはマジンガーZのロケットパンチ100連発で。こんな感じにさっぱりアニメも終わって欲しかった。
3周目はマクロス、エウレカセブン、オリジナルなどを中心にプレーする予定です。デュランダル取るぞー。

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