大沢ゆいな、パターン黒/恋と選挙とチョコレート他2012/9/26~9/28アニメ感想
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- TAG: アニメ_2012年夏アニメエロゲー_恋と選挙とチョコレート
<記事内アンカー>
輪廻のラグランジェ season2 最終話「今日もまた、鴨川で」
恋と選挙とチョコレート 最終話「投票!」
この中に1人、妹がいる! 最終話「妹はずっと、そばにいた」
ちとせげっちゅ!! 第13話「夏祭り」

ニャル子さんの非FLASHアニメ2期が決定! (」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
そしてニコニコチャンネルの秋期アニメがようやく発表。おお、中二病とジョジョが……と思ったら
<中二病>→タイムシフト非対応、平日夜の生放送のみ
<ジョジョ>→2話以降有料
バーカバーカorz これでTOKYO MXの電波状況が改善しなかったら諦めるほかないか。
名状しがたいアニメ「這いよれ!ニャル子さん」オフィシャルサイトのようなもの
2012年秋 新番組アニメ発表! - ニコニコチャンネル:アニメ
輪廻のラグランジェ season2 最終話「今日もまた、鴨川で」

鴨川ロボットアニメ、最終回。ジャージ部は宇宙に進出、まどか達の世界は広がるよどこまでも!と言った感じの最終回でした。



モイドさん勝手に復活、問答無用に輪廻の向こうへ。「だから無理だったんだ!」という手錠の悲鳴が聞こえる気がする。先週見た時はこんな一般的な拘束でOKな位心折れちゃったのか、と思ったのですが、思いっきり脱出していて笑いました。
しかし、2万年というスケールの大きな小物でした。向こう側なら「彼の者」の声も聞きやすいんしゃないでしょうか。ジャージ部の歌に染め変えられてるかもしれないがw

ちなみに一瞬動きが止まった時、殴られたせいで口の中が痛くて食べられないとかそんなオチを本気で考えたのはここだけの秘密。



まどか「帰りは……分かんないや」
これまでの話で、そして最終回前の予告で「別れ」を強調していたので、結局3人で活動しているのは拍子抜けのようなホッとしたような(もちろん、ランとムギナミは自分の仕事もあるのだろうけど)。想像したのとは別方向に、宇宙の広さなんて三人のジャージ部魂の前には関係なかった。



ロボットアニメとしては、1期1話はまっとうにバトル(いやトドメはプロレス技だったけど)していたのに、話が進むほどその部分が薄れて行ったのが残念でした。自動車メーカーにデザインされたウォクスは、他にはない細身のラインが魅力的だったのでもったいない。
話についても、タイトルにもなっている「輪廻」は舞台装置でしかなかったり、最終決戦の火種になったディセルマインの心の闇についても触れ方が弱かったりと世界観的に大きな部分はうまく動かせていなかった感があります。



一方でまどか達3人の物語に焦点を絞って見るなら、生まれも育ちも立場もバラバラな彼女達が「同士」になり、2クールかけて友情を進化させていく様は見ていて気持ちのいいものでした。本当、その点については終始一貫しているのですよね。

3人の中で特にお気に入りなのはランでしょうか。ドジっ子属性とか特になかった筈なのですが。TARI TARIの来夏といい、地味に瀬戸麻沙美に侵食されているらしい。

まどか「3日後ですか? その日はちょっと商店街の夏祭りの準備を手伝わなきゃいけなくって……あの、その前にもう一度お名前いいですか? どちらの国連事務総長さんでしたっけ」
また、ユリカノと体が入れ替わった時のまどかの行動で極まった感のある独特の脱力感は「ラグりんだから仕方ない」とでも言うべき、この作品ならではのものでした。やろうと思ってもなかなかできるものではなく、こうした部分のバランス感覚はお見事。



全体で見ると突出しているわけではない筈なのだけど、独自の魅力がある不思議な作品でした。中島愛のOP・EDの良さもあって、終わってみると寂しくも爽やかな気持ち。スパロボで彼女たちの活躍を見たいような無理に絡めなくていいようなw スタッフの皆様、お疲れ様でした。
恋と選挙とチョコレート 最終話「投票!」


学園選挙ラブコメ、最終回。



千里をさらわれた裕樹が町をかけずり回るシーンは見ていてとても不安でした。やることいっぱいあるのに残り時間が削られていく恐怖で。
いま妹のキャラ経由で皐月→ショッケンと情報が伝わっていくのは、これまでのいま妹キャラの「ぶつかってちょっと会話しては去っていく」だけの出番よりは面白かったかな。皐月と友人であることも伝わるし。



ゆいな「八雲先輩が悪いんですよ? 片平先輩の言うことを聞かないから」
香奈を轢いた犯人はゆいなでした、って先週車に寄り掛かるシーンで考えなくはなかったですが、黒幕が下手人役まで兼ねているのはちょっと杜撰。しかし、学生なのに車運転してるのはエロゲーの「学園(高校じゃないですよキャラは18歳じゃないですよ)」設定の残滓のようでちょっと笑ってしまう。まあそれだったらゆいなのエロシーンがゲームで見たかったですが。外見的にはクリティカルだっただけに、最後はもう少しちゃんと描いて欲しかった。



ゴシップ記事はベタにベタを重ねる感じであまり必要なかった気がするなあ。陽高の男装or女装関連の話をしたかったのかもしれませんが、そもそも彼女アニメだと影薄いし。ちなみに制服を使い分けていたとは言いましたが、性別がどっちとは相変わらず明言してなかったり。



千里「あんたは今、あんた一人のものじゃないの! ましてや私一人のものでもない! 皆の希望を背負ってるのよ、今まで頑張ってきた皆の努力を無駄にするの!?」
ゲームの君に聞かせてあげたい台詞だわw



裕樹「だけど、俺は嘘をついて入れてもらった票で、責任を果たせるとはどうしても思えないんだ」
正直に言うと、千里編の最終演説がどんなものだったか覚えていないのですが、他の誰の手も離れて、予備戦の時のように暴走するでもなく自分の言葉で語る裕樹はとても主人公していて素敵。惜しむらくは、裕樹の語る経験がアニメではあまり描かれていないこと。下地があんまりに薄い。まあゲームでも途中から選挙ネタは目をひかなくなっていくのですが。予備選挙はよくできていたのでアニメでのフォローに期待していたのですが、見事に他の描写に潰されてしまいました。



香奈「でも、任せていいという信頼を得た。それで充分じゃない」
八雲「そうですね、でもこれからが大変ですよ」
主要キャラクター大集合という感じでショッケンは賑やかに。香奈の車椅子を押す八雲というのがゲームの描写と大きく異なっていて、見られて嬉しかった場面。

ゲームで1番好きなシーンで締め……なのだけど、ただのイチャイチャとして描かれているのが残念。これはここにこのタイミングで持ってくるようなものじゃないだろ! まさかのロマンチック100%損耗という事態に憤慨。そして最終回のエンドカードを次回作の宣伝だけに使うのはどうかと思うの。Amazonで予約済ですが、第2次OGと発売時期がモロ被りなんだよなあ。そもそも、同タイプのゲーム「さくらさくら」が時間割けなくてなかなか進まないし……

とはいえ終わってみると、思ったよりきれいにまとまったなあ。先週はあと1話しかないのに残っている要素の数に絶望的な気持ちだったのだけれど。もちろんツッコミ所は多いのですが、最後の数分だけはきっちり描いてピリオドを打った点は評価したい。



振り返ってみると、高藤学園やケートクの説明など基礎的な部分が省かれたり後回しにされていたり、また視聴者を誤解させるような描写になってしまっていたり、PSP版の宣伝を意図しているであろう作品ながら間口を狭めてしまっているように感じられることが何度かありました。また序盤を比較的丁寧に描いた分後半に皺寄せがきつく、特に11話は過積載の結果荷物がボロボロ落ちていくトラックを見ているかのような気分に。今回横転しないで走りきったのでホッとしたけど。



大沢の登場というサプライズはありましたが全体としてはうまくまとまっているとは言い難く、アニメ版のシナリオはトゥルーEDというよりは千里アナザーEDかな、と思います。ただ、千里は嫌いではないですが、ゲームでの彼女のEDは選挙的に最低だったので、それを打ち消すような裕樹とのやりとりはとても嬉しかった。猿コンビにも美味しかったしw

このダメさ加減も含めて恋チョコであること、そしてなんだかんだでこの作品が好きな自分を再確認したアニメでした。拙い感想を書き続けてきましたが、読んでくれた人にとって、この作品を楽しむ一助になれていたら幸いです。
さてPSPでのんちゃんルートを……まだ届いてないorz まあ第2次Z再生篇の3周目がまだ数話残ってるのでどの道お預けなのですが。
PSP版で初めて恋チョコをプレーする人向けに書いた、おすすめ攻略順記事はこちら。
【アニメ→PSP】恋と選挙とチョコレート おすすめ攻略順
この中に1人、妹がいる! 最終話「妹はずっと、そばにいた」

だから1話で書いたように芹さんを嫁にしておけば良かったんだって!と書こうと思っていたのですが、最終回は出番がなくてしょんぼり。



柚璃奈「あら怖い。そんな顔しなくても、もう仕事は失敗したんだからすぐに消えてあげますわよ。お・に・い・さ・ま?」
柚璃奈の企みは予想通り、立ち去って終わりなのは予想外。芹さんはともかく、彼女は何かフォローが入るかと思ったのですが真っ黒小倉唯でした。TV未放送の13話で出番あったりするのかしらん。



肌色が足りない、明らかに足りない。ネジも落ちてない。が、意外に見られてしまう。馬鹿をやりつつも案外ミステリー的な楽しさはあったからでしょうか。



雅のポジションに凜香が入っているような……1番好みだったのに比較的出番が少なかったのが残念。まあ会長なんかメインの話をもらえなかったりしたけど。
同じ監督作品のR-15が正直微妙だったので不安もあったのですが、開き直ったようなコメエロぶりに大いに楽しませてもらった作品でした。象徴的だったのは今回も炸裂した心乃枝のシュークリーム発言。1話で見た時の衝撃は忘れられません。

心乃枝「フワフワで、クリームたっぷりで、まるでシュークリームみたい……将悟さん、私のシュークリームも食べていいんですよ……?」
駄目だこいつ早くなんとか(ry
この一言で理解できました、この作品の女の子は皆頭がおかしいって。



実際、暴走ぶりは終盤まで加速するばかり。不法侵入ダブル押しかけ妻だの脳みそピンク色の粘膜だのおしっこマニアだの……コメとエロに対する開き直りじみた展開は一方で底抜けに明るく、毎週安心して見ることができました。やー、笑った笑った。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
ちとせげっちゅ!! 第13話「夏祭り」

夏祭り回。どうやって侵入したw 電話の相手が部屋の中にいるというのは、間の遅さが意表を突く下ごしらえになっていた感。ドヤ顔で射的の解説をしようとしたら自分が標的になっていたというのも、そう来るわなと思いながらもくすりとしてしまう。
しかしこれ、2クールアニメなのでしょうか。視聴を途中でやめるという選択肢は基本的にないので、続くなら見ますが……

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輪廻のラグランジェ season2 最終話「今日もまた、鴨川で」
恋と選挙とチョコレート 最終話「投票!」
この中に1人、妹がいる! 最終話「妹はずっと、そばにいた」
ちとせげっちゅ!! 第13話「夏祭り」

ニャル子さんの非FLASHアニメ2期が決定! (」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
そしてニコニコチャンネルの秋期アニメがようやく発表。おお、中二病とジョジョが……と思ったら
<中二病>→タイムシフト非対応、平日夜の生放送のみ
<ジョジョ>→2話以降有料
バーカバーカorz これでTOKYO MXの電波状況が改善しなかったら諦めるほかないか。
名状しがたいアニメ「這いよれ!ニャル子さん」オフィシャルサイトのようなもの
2012年秋 新番組アニメ発表! - ニコニコチャンネル:アニメ
輪廻のラグランジェ season2 最終話「今日もまた、鴨川で」

鴨川ロボットアニメ、最終回。ジャージ部は宇宙に進出、まどか達の世界は広がるよどこまでも!と言った感じの最終回でした。



モイドさん勝手に復活、問答無用に輪廻の向こうへ。「だから無理だったんだ!」という手錠の悲鳴が聞こえる気がする。先週見た時はこんな一般的な拘束でOKな位心折れちゃったのか、と思ったのですが、思いっきり脱出していて笑いました。
しかし、2万年というスケールの大きな小物でした。向こう側なら「彼の者」の声も聞きやすいんしゃないでしょうか。ジャージ部の歌に染め変えられてるかもしれないがw

ちなみに一瞬動きが止まった時、殴られたせいで口の中が痛くて食べられないとかそんなオチを本気で考えたのはここだけの秘密。



まどか「帰りは……分かんないや」
これまでの話で、そして最終回前の予告で「別れ」を強調していたので、結局3人で活動しているのは拍子抜けのようなホッとしたような(もちろん、ランとムギナミは自分の仕事もあるのだろうけど)。想像したのとは別方向に、宇宙の広さなんて三人のジャージ部魂の前には関係なかった。



ロボットアニメとしては、1期1話はまっとうにバトル(いやトドメはプロレス技だったけど)していたのに、話が進むほどその部分が薄れて行ったのが残念でした。自動車メーカーにデザインされたウォクスは、他にはない細身のラインが魅力的だったのでもったいない。
話についても、タイトルにもなっている「輪廻」は舞台装置でしかなかったり、最終決戦の火種になったディセルマインの心の闇についても触れ方が弱かったりと世界観的に大きな部分はうまく動かせていなかった感があります。



一方でまどか達3人の物語に焦点を絞って見るなら、生まれも育ちも立場もバラバラな彼女達が「同士」になり、2クールかけて友情を進化させていく様は見ていて気持ちのいいものでした。本当、その点については終始一貫しているのですよね。

3人の中で特にお気に入りなのはランでしょうか。ドジっ子属性とか特になかった筈なのですが。TARI TARIの来夏といい、地味に瀬戸麻沙美に侵食されているらしい。

まどか「3日後ですか? その日はちょっと商店街の夏祭りの準備を手伝わなきゃいけなくって……あの、その前にもう一度お名前いいですか? どちらの国連事務総長さんでしたっけ」
また、ユリカノと体が入れ替わった時のまどかの行動で極まった感のある独特の脱力感は「ラグりんだから仕方ない」とでも言うべき、この作品ならではのものでした。やろうと思ってもなかなかできるものではなく、こうした部分のバランス感覚はお見事。



全体で見ると突出しているわけではない筈なのだけど、独自の魅力がある不思議な作品でした。中島愛のOP・EDの良さもあって、終わってみると寂しくも爽やかな気持ち。スパロボで彼女たちの活躍を見たいような無理に絡めなくていいようなw スタッフの皆様、お疲れ様でした。
恋と選挙とチョコレート 最終話「投票!」


学園選挙ラブコメ、最終回。



千里をさらわれた裕樹が町をかけずり回るシーンは見ていてとても不安でした。やることいっぱいあるのに残り時間が削られていく恐怖で。
いま妹のキャラ経由で皐月→ショッケンと情報が伝わっていくのは、これまでのいま妹キャラの「ぶつかってちょっと会話しては去っていく」だけの出番よりは面白かったかな。皐月と友人であることも伝わるし。



ゆいな「八雲先輩が悪いんですよ? 片平先輩の言うことを聞かないから」
香奈を轢いた犯人はゆいなでした、って先週車に寄り掛かるシーンで考えなくはなかったですが、黒幕が下手人役まで兼ねているのはちょっと杜撰。しかし、学生なのに車運転してるのはエロゲーの「学園(高校じゃないですよキャラは18歳じゃないですよ)」設定の残滓のようでちょっと笑ってしまう。まあそれだったらゆいなのエロシーンがゲームで見たかったですが。外見的にはクリティカルだっただけに、最後はもう少しちゃんと描いて欲しかった。



ゴシップ記事はベタにベタを重ねる感じであまり必要なかった気がするなあ。陽高の男装or女装関連の話をしたかったのかもしれませんが、そもそも彼女アニメだと影薄いし。ちなみに制服を使い分けていたとは言いましたが、性別がどっちとは相変わらず明言してなかったり。



千里「あんたは今、あんた一人のものじゃないの! ましてや私一人のものでもない! 皆の希望を背負ってるのよ、今まで頑張ってきた皆の努力を無駄にするの!?」
ゲームの君に聞かせてあげたい台詞だわw



裕樹「だけど、俺は嘘をついて入れてもらった票で、責任を果たせるとはどうしても思えないんだ」
正直に言うと、千里編の最終演説がどんなものだったか覚えていないのですが、他の誰の手も離れて、予備戦の時のように暴走するでもなく自分の言葉で語る裕樹はとても主人公していて素敵。惜しむらくは、裕樹の語る経験がアニメではあまり描かれていないこと。下地があんまりに薄い。まあゲームでも途中から選挙ネタは目をひかなくなっていくのですが。予備選挙はよくできていたのでアニメでのフォローに期待していたのですが、見事に他の描写に潰されてしまいました。



香奈「でも、任せていいという信頼を得た。それで充分じゃない」
八雲「そうですね、でもこれからが大変ですよ」
主要キャラクター大集合という感じでショッケンは賑やかに。香奈の車椅子を押す八雲というのがゲームの描写と大きく異なっていて、見られて嬉しかった場面。

ゲームで1番好きなシーンで締め……なのだけど、ただのイチャイチャとして描かれているのが残念。これはここにこのタイミングで持ってくるようなものじゃないだろ! まさかのロマンチック100%損耗という事態に憤慨。そして最終回のエンドカードを次回作の宣伝だけに使うのはどうかと思うの。Amazonで予約済ですが、第2次OGと発売時期がモロ被りなんだよなあ。そもそも、同タイプのゲーム「さくらさくら」が時間割けなくてなかなか進まないし……

とはいえ終わってみると、思ったよりきれいにまとまったなあ。先週はあと1話しかないのに残っている要素の数に絶望的な気持ちだったのだけれど。もちろんツッコミ所は多いのですが、最後の数分だけはきっちり描いてピリオドを打った点は評価したい。



振り返ってみると、高藤学園やケートクの説明など基礎的な部分が省かれたり後回しにされていたり、また視聴者を誤解させるような描写になってしまっていたり、PSP版の宣伝を意図しているであろう作品ながら間口を狭めてしまっているように感じられることが何度かありました。また序盤を比較的丁寧に描いた分後半に皺寄せがきつく、特に11話は過積載の結果荷物がボロボロ落ちていくトラックを見ているかのような気分に。今回横転しないで走りきったのでホッとしたけど。



大沢の登場というサプライズはありましたが全体としてはうまくまとまっているとは言い難く、アニメ版のシナリオはトゥルーEDというよりは千里アナザーEDかな、と思います。ただ、千里は嫌いではないですが、ゲームでの彼女のEDは選挙的に最低だったので、それを打ち消すような裕樹とのやりとりはとても嬉しかった。猿コンビにも美味しかったしw

このダメさ加減も含めて恋チョコであること、そしてなんだかんだでこの作品が好きな自分を再確認したアニメでした。拙い感想を書き続けてきましたが、読んでくれた人にとって、この作品を楽しむ一助になれていたら幸いです。
さてPSPでのんちゃんルートを……まだ届いてないorz まあ第2次Z再生篇の3周目がまだ数話残ってるのでどの道お預けなのですが。
PSP版で初めて恋チョコをプレーする人向けに書いた、おすすめ攻略順記事はこちら。
【アニメ→PSP】恋と選挙とチョコレート おすすめ攻略順
この中に1人、妹がいる! 最終話「妹はずっと、そばにいた」

だから1話で書いたように芹さんを嫁にしておけば良かったんだって!と書こうと思っていたのですが、最終回は出番がなくてしょんぼり。



柚璃奈「あら怖い。そんな顔しなくても、もう仕事は失敗したんだからすぐに消えてあげますわよ。お・に・い・さ・ま?」
柚璃奈の企みは予想通り、立ち去って終わりなのは予想外。芹さんはともかく、彼女は何かフォローが入るかと思ったのですが真っ黒小倉唯でした。TV未放送の13話で出番あったりするのかしらん。



肌色が足りない、明らかに足りない。ネジも落ちてない。が、意外に見られてしまう。馬鹿をやりつつも案外ミステリー的な楽しさはあったからでしょうか。



雅のポジションに凜香が入っているような……1番好みだったのに比較的出番が少なかったのが残念。まあ会長なんかメインの話をもらえなかったりしたけど。
同じ監督作品のR-15が正直微妙だったので不安もあったのですが、開き直ったようなコメエロぶりに大いに楽しませてもらった作品でした。象徴的だったのは今回も炸裂した心乃枝のシュークリーム発言。1話で見た時の衝撃は忘れられません。

心乃枝「フワフワで、クリームたっぷりで、まるでシュークリームみたい……将悟さん、私のシュークリームも食べていいんですよ……?」
駄目だこいつ早くなんとか(ry
この一言で理解できました、この作品の女の子は皆頭がおかしいって。



実際、暴走ぶりは終盤まで加速するばかり。不法侵入ダブル押しかけ妻だの脳みそピンク色の粘膜だのおしっこマニアだの……コメとエロに対する開き直りじみた展開は一方で底抜けに明るく、毎週安心して見ることができました。やー、笑った笑った。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
ちとせげっちゅ!! 第13話「夏祭り」

夏祭り回。どうやって侵入したw 電話の相手が部屋の中にいるというのは、間の遅さが意表を突く下ごしらえになっていた感。ドヤ顔で射的の解説をしようとしたら自分が標的になっていたというのも、そう来るわなと思いながらもくすりとしてしまう。
しかしこれ、2クールアニメなのでしょうか。視聴を途中でやめるという選択肢は基本的にないので、続くなら見ますが……

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