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……見つけた/聖闘士星矢Ω他2012/12/15~12/16アニメ感想

<記事内アンカー>
雑記(クリムゾンシュラウド オリジナル・サウンドトラック )
ジョジョの奇妙な冒険 第11話「ゲームの達人」
K #11 「Killer」
聖闘士星矢Ω 第37話「揺るぎなき守護者! 乙女座の黄金聖闘士!」
いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!
エロゲー感想(さくらさくら 桐島さくらルート2)
エロ漫画感想(「ポルノスイッチ」)


 ジョジョ感想だけで何時間かかってるのよ。

 DK3、ターニャは蒼眼の塔へ移動。怪我人でなくて良かった!メッセでは全力で誤解したり騙されたり慌てたり。心の休まらない子です。でも枕に顔埋めたら3秒で就寝。


<雑記(クリムゾンシュラウド オリジナル・サウンドトラック )>

 崎元仁が手がけた、クリムゾンシュラウドのサウンドトラックを購入。聞いたことない作品名だと思ったら、4つのゲームがパッケージされたソフトの収録作品なんだそうで。そんなわけで曲数は29曲と少なめ。
 曲調はいつもの崎元サウンドという感じですが、1曲だけ目立つのが「No Picnic For Me」。重厚な曲揃いの中これだけ妙に軽く爽やかなノリ。晴れた日のドライブにでも合いそうな陽気さが記憶に残ります。いや、自動車どころか自転車も持ってないけど。

クリムゾンシュラウド オリジナル・サウンドトラック
クリムゾンシュラウド オリジナル・サウンドトラック



ジョジョの奇妙な冒険 第11話「ゲームの達人」
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ジョセフ「気づくのが遅いんだよアホレイツォ!」
 今回すごく聞きたかった台詞が! このシーンのワクワク感、たまりません。個人名を言っている関係上、3部格ゲーでは聞けなかったんだよなあ……



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 2部第2回にして新OPが披露……なんだこれ!? 1部と全然変えてくるだろうと思ってましたし、そういう情報も出てましたが……一抹の不安は全くの杞憂でした。1部は擬音を多用したり名シーンを漫画カットで表現したりと漫画の雰囲気を再現していましたが、今回は派手な彩色で固めてカラーイラストの再現をしている感じかな。
 特にすごいのは、擬音表現がほとんど表立っていないこと。1部OPや本編で目立つように使ってみせたんだから2部OPで同様にしても文句は出ないでしょうが、今回擬音表現的なものが感じられるのはクレジットの変化時くらいのもの。擬音に囚われないことで、CG、シルエット、原作カット、手書きと目まぐるしく変わるアニメーションをスピーディーかつダンサブルに整えることに成功しています。しょっぱなからこれだと単純にオサレOPに感じられたかもしれませんが、ジョジョのアニメと聞いて最初に想像するような要素は1部OPで十分に抑えてあるため、その次に想像するような要素を中心に据えた今回のOPも自然に受け入れることができる。変化を取り込みつつ、2部だからこそできる表現なのが素晴らしい。
 既読者にとってはラストシーンも涙モノですが、個人的には岩の上にそびえ立つ3人がかっこ良すぎて背筋が震えました。彼ら(内1人は明かされてるけど)は一体誰が演じ、どんな演技を見せてくれるんだろう?
 1部OPも好きでしたがCDは買ってなかったのですが、今回2部OPを予約するにあたって一緒にポチってしまいました。安いし!

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 今回は原作役約80ページ分ほど、ストレイツォ戦から柱の男の実験寸前まで。「1部にちょい役で出てきた人がボスに」というイメージが先行しますが、冷静になるとストレイツォ戦って恐ろしくハードルが高い。波紋法の一派を率いる後継者が、その真逆である吸血鬼になってしまう。経歴を見ればディオより強くして然るべき相手が最初の相手なんだからヘビーだし、それを撃退するジョセフの強さも引き立つ。まあこの経歴から来る強さってイメージに結びつきにくいので、圧倒的な悪のオーラを放つディオと比べると劣っちゃうのは仕方ないんだけどw

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ジョセフ「おれはむしろヤツが人間であってほしいぜ! 人間なら 俺が殺人罪で刑務所行きゃあすむこったからな!」
 短い時間とはいえ、ストレイツォに関する演出は色々面白いことがなされています。まず冒頭、ストレイツォが起き上がるシーンで正面に視点を移し、最後の一瞬だけ眼が映るようにすることで「ありえない事が迫っている」感じを強調。
 続いて手榴弾で木っ端微塵にされるシーンは、炎の中で体が崩れていく形に。原作ではさらっと1コマで五体が爆裂しており、どう考えたってアニメでやれない描写でした。ここで爆風より火勢を強調した演出になっているお陰で、バラバラになったストレイツォの体が(恐らくグロ軽減のために)真っ黒焦げに変更されているのもすんなり納得できる。というか、真っ黒焦げからくっついて再生していくので異常性についてはむしろ増しているとすら言えます。しかしこれ再生の時、体どころか血液まで単独で移動してるのは分かっててやってるんだろうかw

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ストレイツォ「ストレイツォ容赦せん!」
 他にも、橋の上での人質シーン。ジョセフの台詞の最後に歯抜きの実行シーンを重ねる事で衝撃性を増すようになっています。漫画ではできなかった演出ですね。ただ原作ではこのシーンはページの最後に配置されていたため、必然的に「え?ホントに殺しちゃったの?」と気になってページをめくるようになっており、この辺りはメディアの違いによる一長一短といった感じ。アニメだと効果音で「胸の肉までえぐった長さじゃないだろ」って分かっちゃいますしね。ホントに殺しちゃったように一瞬見えなくもない動かし方にもしてるけど。
 最後にストレイツォが自死するシーンについては、語りの途中で波紋呼吸の描写を入れたり、細かな入れ替えで台詞をまとめたりとアニメとして自然に見られるように調整がされています。というか、漫画で伝えられる情報量の関係もあってここは原作ではやたらと小さいコマにまとめて突っ込まれてましたが。


 今となってはあーん!スト様が死んだ!の人って、日本で1番有名なハガキ投稿者なんじゃないだろうか。20年以上経ってるのに今回のアニメ化でむしろ知名度アップした筈。そして上の動画、デビュー前の上坂すみれによるものだとか。何やってるんDEATHか凸守。

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ジョセフ「おまえの次のセリフは 「赤子を殺すより楽な作業よ」………だ!!」
 さて話が逸れましたが、ジョセフ関係の描写だって負けていない。ジョセフを仕留めたと勘違いしたストレイツォの台詞を先読みするシーンは、ストレイツォが実際にその台詞を喋るのと同調する形に。先に言い切ってしまうよりこっちの方が台詞先読みに持っていた印象に近いので、できれば今後多用してくれると嬉しい。
 また歯を引っこ抜いたストレイツォに激昂するシーンは、擬音ではなく「ストレイツォォ」の「叫び」が文字表現されています。原作でも非常に珍しいシーンであり、そのままでは「いきなり台詞が擬音化した!?」となってしまったでしょう。が、直前に「てめえ」という台詞が追加されており、これが先に耳に入ることで注意力が分散させられ「気づく人だけ台詞の擬音化に気付く」という具合になっています。台詞配置の妙もありますが、杉田智和の叫びがいつになくドスの利いた低音になっていて思わず神経をそっちに向けさせられてしまうのも大きい。ファンサービスしつつ初見への違和感も和らげた、素晴らしいシーンでした。他にも波紋グラス使用直前の口上の際に空裂眼刺驚(スペースリバースティンギーアイズ)の音をカットしたり、「今夜から安心して眠れるぜおばあちゃん」でBGMを停止し間を持たせることで次のストレイツォの落下シーンへスムーズに移行したり(原作ではここで回が変わっている)、細かな気遣いが本当にイイ。

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 印象的なのは今回(まあ毎回ではあるが)、カットインの挿入が何度も使われていたこと。漫画原作なのでそのコマ割りを意識させてくれるのもありますが、スピード感の維持とインパクトを与えてくれる効果も大きい。またこの多用によって、空裂眼刺驚に不意打ちされた時のようなカラーそのものを変えたカットも、目を引きつつ悪目立ちしないようになっています。なお、ちょっとズレますがこのシーン、原作では回避後に蹴りを入れているのが後転起き上がりに変更されています。蹴りでなくなったことでジョセフの抜け目の無さがなくなっていますが敏捷性は描けているし、回避をスローで描いてからスピード感ある後転に切り替わることでシーンのメリハリもついている。こういう変更って面白い。

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シュトロハイム「だが我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ! できんことはないイイィーーーーーーッ!!」
 どこかで聞いたことある声だと思ったら暗黒寺刑事じゃねーか! 直近だとガルパンで新三郎役もやってますね。咳の仕方にまで現れるような局所的ハイテンションさに加え、程よい声の裏返り具合が素敵。引用の台詞は原作ではナチスだったのが変更されて……ねーよここ元からドイツだよ。PV公開から今回の放送に至るまで、ニコ動だの2chで散々「変わってる」→「変わってない」のやりとりを見ました。まあ僕は初見時変わってるかどうかすら考えませんでしたがwww ただ、ドイツの紹介ナレでナチスの単語が削られていた事を考えると、今後も作中でこの言葉が出てくることはなさそうですね。捕虜もヨーロッパから連れてきたっぽい人達ではなくなっており、ついでなのかシュトロハイムの使用人の女性や建物の様式も非ヨーロッパ風に。メキシコ式なのかどうかは知らない。
 なおこの回のシュトロハイム、原作ではやたらと帽子を脱いでたり被ってたりで安定しません。柱の男を出す前は帽子を被っていたのが出した直後はなくなっていたり、うがいのシーンの直前などスッポ抜けるように見える描写すらある(そしてうがいの時は帽子なし)。アニメでは基本的に被ったままになっていますが、うがいのシーンでだけは原作通り帽子なしになっています。サイズでもズレてて落ちやすいのだろうか?w
 唯一残念だったのは、スピードワゴンが(自分が秘密を漏らしてしまうのを恐れて)自殺しようとしたという説明がカットされている点でしょうか。これがないと「老人が自殺する所(ry」の台詞が意味分からないじゃないか。
 さて、次回はいよいよ「柱の男」の覚醒! メキシコの季節風に燃えつきるほどヒート!

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ジョセフ「お前は次に『なんでDVD安くなってんだこの野郎!』という!」
 ブルーレイも安くしてよ!w

先週の感想:ジョジョの奇妙な冒険 第10話「ニューヨークのジョジョ」




K #11 「Killer」
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尊「女……引っ込んでろ!」
 王相手だと無効化されるのがお約束になりつつあるなw

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八田「けっ、余所見してんじゃねえ! とったぁ!」
伏見「ざけんな美咲ぃ……決着着けるならこっちが先だろ!?」

 八田対淡島対伏見は盛り上がらないではないものの、もう一つ何か欲しかった印象。作中で戦闘シーンをよく見る3人だし……役割は別として、草薙あたりが参戦すればもう少し新味があったんじゃないかなあと。

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尊「なるほど、八田にはちと荷が重ぇか」
 一方の狗朗対尊は、狗朗が劣っていることは宗像戦から想像できましたが、肉弾戦のみだったそれとは違ってバリバリの能力バトルなので別種の緊張感がありました。尊は「技」より「力」が合いますね。狗朗の超能力ハンドは手が熱くならないんだろうかと思いましたが、痛覚あったら八田戦の地面えぐりとかやらないかw

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 落下してきたセプター4は社の友人の三科によく似ていたので、三科乗っ取り→服調達でもしたのかと思ってしまいました。そんな面倒なことするわけないかw 菊理が凶行に及ぶのは想像できましたが、ここに来てこんな出番になるとはなあ。あ、パンツはありがたく拝ませていただきます。

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尊「よせよ宗像、俺の狙いはてめえじゃねってのに……楽しくなっちまうじゃねえか」
 初の王様対決は宗像の負傷や尊の狙いが他にあることから意外と控え目。尊の破壊力を見ると、全力出したらダモクレスの剣が落ちなくても学園がクレーターになりそうな気がしますが。

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國常路「……つくづく、人を驚かせるのが好きな男だ」
社「僕の名はアドルフ・K・ヴァイスマン。……第一王権者、白銀の王だ」

 社の正体が無色の王ではなく白銀の王ヴァイスマンだったというのは分かりやすく意外性がありました。まあ、確かに乗っ取り能力とか「もっと×n引っかき回してやる」とか道化らしい。無色の王の元の体ってどうなってるのかしらん。

先週の感想:K #10 「Kaleidoscope」




聖闘士星矢Ω 第37話「揺るぎなき守護者! 乙女座の黄金聖闘士!」
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 カタカナで「フドウ」と聞くとどうしても「山の」と枕詞が浮かんでしまう。前日に「K」で飯塚昭三の声を聞いていたこともあり、「バルゴクロス!」とか勝手に脳内再生されました。もちろん着るのはアレ。

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フドウ「我こそは処女宮の揺るぎなき守護者……断罪と救済の黄金聖闘士、乙女座バルゴのフドウ」
 というわけで今回は乙女座バルゴの黄金聖闘士・山のフドウ編(しつこい)。黄金聖闘士最強格というのは相変わらず。不動明王は仏法の攻撃的な部分を担当しているわけですから、救済のための破壊というマルスのやり方とも比較的合っているかな。

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 緊縛ショータイムwww どうせならユナのアップを……と思いましたがそのあたりは控え目。ユナだけ光牙達と苦鳴のレベルが違う気がして変な想像をしかけましたが、龍峰も同じくらいだったので気のせいだったようです。

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光牙「俺達の決意は……もう揺るがない。この生命が尽きるまで俺は、俺達は戦い続ける。そしてこの星を、この世界を守ってみせる!」
 Ωの戦闘は正直「どうせまた強い気持ちで立ち上がるんだろう(あんまり工夫とかないんだろうな)」と思ってしまう部分があるのですが、今回はそのお約束を踏襲した上でのピンチの書き方だったように思います。毎度おなじみ「絶対負けられない」で立ち上がった時点でフドウはようやく聖衣を着るという有様だから、その後の圧倒的な潰し方も説得力がある。

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フドウ「身構えよ若者達!己の全てを懸け、五大明王の裁きを受けるがいい!」
 そしてそこに欠かせないのがこの顔芸w これが感情を乱してのものでなく、純粋に全力の表現として成り立っているのが乙女座の格。関智一の演技の静かなシフトぶりも手慣れたもので、フドウの穏やかさを崩さず上手く絶叫しています。しかし多数向けの聖闘士の技って皆まとめて攻撃という印象が強いのですが、今回のように集団相手に個別に攻撃するのって結構珍しい気がします。相手はぴったり5人でしたが、1人相手に使う場合明王の攻撃が集中したりするのかしらん。

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 そしてここでエデン登場……って髪の色が変わってるよ!一瞬別人かと思ったぞ!とはいえ、一輝兄さんポジションと目されながらメンヘラ体育座になっちゃっていた時期を考えると、ここで当初予想された立ち位置に戻ってくるのは感慨深いなあ。

先週の感想:聖闘士星矢Ω 第36話「気高きプライド!ミケーネ、王者の拳!」




<いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!>
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 どうにか購入前にさくらさくらを終わらせられたので、2012/12/14発売の「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」をプレー開始。まじ恋Aまでに1人くらいクリアできるかしらん。

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 プレーはまだ序盤も序盤、高校の入学式すら終わってない有様。その前に父親の再婚相手との出会いなんかの描写があるせいでもありますが。ほっちゃん声の眼鏡っ娘と再婚とかとりあえず主人公より主人公の父親爆発しろ。そしてパートボイスで島崎信長が演じる主人公の名前が「陸斗」なのでなんだか連動して「海人」を思い出してしまうw

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 完全生産限定版(予約特典つき)は主題歌「桜色」&挿入歌「未来シルエット」のアコースティックバージョンを収録したCD、グランドOPムービーのノンテロップ版DVD、いま妹&PSP版恋チョコの原画集を収録しています。最近さっぱり携帯ゲームのプレー時間を取れてないのですが、PSP版恋チョコ進めないとなあ。


 グランドOPムービーは、アニメ版恋チョコを手がけたAIC Build制作となっています。そういう意味で、絵柄の違うアニメでも比較的すんなりと受け入れられるかな。




<エロゲー感想(さくらさくら 桐島さくらルート2)>
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 桐島さくら編アフターをクリア、これにてミッションコンプリート! 菜々子編アフターは徹と菜々子のアフターストーリーでしたが、こちらは美術部アフターストーリーといった感じ。最初のプレーでさくら編を選んだ時は直樹達月見荘の面々と美術部の面々で焦点が分かれてしまい、ちょっと散漫な印象があったのですが、菜々子編や晶編で月見荘を堪能した後ということもあってか、今回は美術部に絞った描写もすんなりと受け入れられました。

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 話の主題となるのは意外にも、美術部新部長の野口多紀。その奮戦と、彼に思いを寄せる先代部長の須賀萌との恋の顛末が描かれています。多紀はしっかり者の一方でさくら以上の天然で、部長になってみると新入生にも萌にも誤解を招く招く。そんな彼が次第に萌の真似でない部長としての振る舞い方を身に着けていく様子は、なんともおかしみがあってほっとします。徹とさくらはそこまで目立たない展開なのですが、先に述べたように美術部のアフターストーリーとしてはしっかり成り立っているため安心してプレーすることができる。もちろん、恋人になったさくらが時折見せるベタぼれ描写は破壊力抜群。あくまで本人はマイペースにやっているだけなので突然にデレたり甘えてくる事が多く、ガードを固める間もなく不意打ちされてしまうwww
 残念な点といえば、美術部員の三井と千代田の出番がなくなっていることでしょうか。まあこの子たちはくるみと和解したら役割は終わってるし、賑やかしとしては新入生2人と被ってしまうので仕方ない所もあるんだけど。

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 さて、このゲームのメインの主役である稲葉徹は剣道については超高校級の実力の持ち主ですが、美術に関しては特別優れた存在というわけではありません。そうした意味で、剣道部としてとことん主役の道を極めて行く菜々子編と違い、さくら編の徹はあくまで「一員」に過ぎません。剣道と美術のどちらを選んでも活躍してしまってはスーパーマンになってしまうところだったので、1人のキャラクターとして全体に統一感が取れている。さくら編本編は剣道に代わるストーリーを今ひとつ用意できていないように感じてしまいましたが、美術部の主要メンバーではなく一員として溶け込んでいるアフターストーリーの姿はそれなりに納得できるものでした。
 性格的には登場人物に全会一致で「優柔不断」と言われてしまう有様ですが、けして弱気なわけではない。頼れる優柔不断とでも言うのか、行動力はあるので見ていてイライラとはさせられないキャラです。ゲームの形として地の文がなく、徹の思考とプレイヤーが付き合うわけではないことも彼を1人の人物として浮かび上がらせている。画像のようなカットインのフォローもあって、地の文がないながら状況把握には困らず、常にスムーズにゲームをプレーすることができました。「残念な所も大きいけど好き」ではなく、胸を張って好きだと言えるゲームです。来月発売のファンディスクが楽しみ。……いま妹にまじ恋Aがあるので、いつプレーすることになるやらという感じですが。

前回の感想:エロゲー感想(さくらさくら 桜菜々子ルート2)
さくらルート本編クリア時の感想:エロゲー感想(さくらさくら 桐島さくらルート1)




<エロ漫画感想>
ポルノスイッチ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
ポルノスイッチ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
 エロいエロいと評判になったHisashiの「ポルノスイッチ」を購入。店頭で買おうとしたもののタイミングが悪く既に売り切れで、Amazonで頼んでも即出荷とは行かず2刷が家に届きました。帯の文句は「ずぶ濡れにして下さい…」。それに違うことなく、セ○ロスシーンは汁っ気たっぷり。事に及ぶ前に局所的に水浴びでもしてるんじゃないかこの娘たちw 全体的にロリ巨乳気味でまたカラーと白黒の差異も少なく、表紙でピンときた人ならまず買って後悔しない出来かなと。個人的には、お盆休みでやってきた従姉妹がヒロインの「太陽の雫」が1番好みでしょうか。いかにも夏って服装の後ろ三つ編み×2少女はズルい。


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  • 2012.12.17 (Mon) 20:58 | WONDER TIME