誰でも知ってるはずだ、あいつは……/新世界より19話他2013/2/12~2/13感想
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ぷちます! 第31話「そこにひそんでる」
ぷちます! 第32話「ぶじきこく」
琴浦さん #5「学園天国?」
新世界より 第19話「暗闇」
漫画感想(「十 ~忍法魔界転生~」1巻、「屋上姫」4巻)
エロゲー感想(真剣で私に恋しなさい!A-1 武蔵坊弁慶ルート)

夢の中で二回目が覚めた……何この入れ子。
ぷちます! 第31話「そこにひそんでる」

雪歩がぷちどるにトラウマ持ちになる回。カバン開けたら巨大顔が出てきてバクリ、は十分ホラーで行けるネタだと思う。
よこしまな想像に連動できそうなカット×2など、遅れて出てきた分クローズアップされた回でした。アニメアイマス→中二病の時は時間が空いた事やキャラ数からぴんと来なかったのだけど、くみん先輩と中の人が同じなのがやっと感覚で理解できた感。
あと前回逃げちゃったけど、戻ってきて雪歩を助ける伊織ほんといい子。
前回の感想:ぷちます! 第30話「あぁきづいたらえじぷと」
ぷちます! 第32話「ぶじきこく」

みうらさん初登場……と言っても自身は何もしてないのだけど。だが何故そんな所で寝ていたんだ。
何かもうオチ要員になるために出てきたようなPのあい方もわらってしまいました。
しかし、帰国まで思ったより早かったなあ。毎度Pが置き去りなわけですが、もう視聴者の誰も心配してないだろうなw
琴浦さん #5「学園天国?」



変わった世界、ということで今回は全編コメディー。何せアバンから「完」のはっちゃけぶりがすごい。出し方からも何だか公式でニコニコ演出やってるような感覚が……
絵的には、普通の女の子になったな、と思える様々な表情が印象的。重しが取れたんですね。



前回の感想の際に諸所を回ってみると、「これからどんどんネタキャラになるので許してやってほしい」というような言葉も散見された森谷は本当にネタキャラ化。いや虫けらはどうかと思うぞ真鍋くん……今回の話の序盤、琴浦さんと仲良くなったことを不審がられるシーンは明るく切り返すのがセオリーだと思うのだけど、そこで「気持ち悪い」にショックを受けた時点で彼女の運命は決まってしまったのかもしれない。
前回の感想:琴浦さん #4「変わる世界」
新世界より 第19話「暗闇」

その向こうに広がる恐怖。



あちこちで「ホラー映画のよう」という感想を見かけた今回。実際、なんとも圧迫感に満ちた回でした。これまでの話の引き算の結果2人になった覚と早季に、分かりやすく役割を分担した3人を加えることで、人と展開の流動性を高めているのが面白い。同じ5人でも、瞬、真理亜、守とだったらどれだけ頼もしかった事でしょう(まあ守は思い切り怯えるだろうけど)。



野口「逃げろ……早く! また戻ってくる、いますぐ逃げるんだ!」
人間とバケネズミには呪力という大きな差があるので、バケネズミからの攻撃は必然的に奇襲に限られる。そして、野狐丸には何か奥の手がある……この二段仕掛けが、見ていて身構えずにいられません。覚が頭の良さを発揮してバケネズミの奇襲を打ち破っていくのに、全く安心できない。



藤田「おい、そっちじゃない! こっちだ!」
最初の落ち着きが嘘のようにヘタレ化していった藤田ですが、最後に襲われる直前は逃げ出した男が火に包まれるのを救い出そうとしていたのが妙に印象に残りました。自分も襲われようとしたことに気付いていなかったのだろうけど、怯えて1人残ったわけではあったけれど、それでも自分だけ助かればいいというわけではなかったのだなと。



恐怖が迫る演出……というのは思わず息をのんでしまうわけですが、病院内に隠れるシーンは出色の出来。特にドアをそっと締めると描写は、「そ、そうか音がしちゃまずいよな……」と見ている自分以上に冷静な覚に感心しつつ、その所作により一層緊張してしまいました。この後、ノブが回る所まで本当に緊張しっ放し。



覚「行きに囮に使った船だ。乗っているのはまず間違いなく……あいつだよ」
なんとか逃げおおせた……と思ったのもつかの間。このままだと町に連れて来てしまう事になるわけですが、早季と覚はどう対処するのか。緊迫感は更に高まっていきます。
前回の感想:新世界より 第18話「赤い花」
<漫画感想>
十 ~忍法魔界転生~(1) (ヤンマガKCスペシャル)

「十 ~忍法魔界転生~」の1巻を読了。すっかり山風コミカライズ作家になった感のあるせがわまさき、次なる題材は「魔界転生」。「柳生忍法帖」を題材とした「Y十M」の続編ということになります。山風作品でも特に人気が高いこともあり、この題材はよく他メディア化されてますね。有名な石川賢によるコミカライズは、残念ながら途中までしか読めてない……
今回はまだ序盤ということで、主役の柳生十兵衛は未登場。森宗意軒の怪しい誘惑に豪傑達が次々と虜になっていく様が描かれています。荒木又右衛門、田宮坊太郎、そして宮本武蔵……彼らの華やかな伝説を背面から見る皮肉な視線と、病や老いに衰えた彼らが力を取り戻し蘇る興奮を同時に成立させる手法が本当にゾクゾクくる。いや、田宮坊太郎はこの魔界転生を読むまで知らなかったけどw
原作小説を読んだのは数年前、かなり内容を忘れてしまっているのですがむしろ程よく興奮でき、楽しく読んでいます。次巻が待ち遠しい。
屋上姫 4 (フレックスコミックス)

長らく更新されないのでどうなったの……と思ったら掲載誌がお家騒動だったなど色々あったらしいTOBIの「屋上姫」最終4巻を読了。正直、待っている間に疲れてしまった感が強い……眼鏡っ娘じゃない、のは置いておいて、こんなにドロドロした作品になるとは当初思いませんでした。
三角関係ものではありますが、視線はどうしても振られる結子に目が行ってしまう。「屋上姫」である澄花が終盤まで謎を残した存在であるのに対して、結子の方は最初から心情フルオープン。これでいじましい性格となれば、見守る気にならないのは嘘ってもの。
全編通して大きな驚きは感じませんでしたが、じんわり切なくさせる作品でした。返す返すも中断が惜しい。お疲れ様でした、次の作品も楽しみに待っています。
<エロゲー感想(真剣で私に恋しなさい!A-1 武蔵坊弁慶ルート)>

2周目、武蔵坊弁慶ルートをクリア。ウェーブのかかった髪がなんともセクシーな彼女、SでもHシーンはありましたがあくまで脇道、しっかり攻略できるのが今回のルート。
弁慶はものぐさの酔いどれ、ということで基本のんびりとした進行。というか、恋が「燃え上がる」という気があまりしない……どちらかというと、弁慶の人となりや義経、与一との関係をより知ることができたルートだった印象。この話で中盤に大和に立ち塞がる相手、武蔵文太との戦いも若干テンポが悪い印象。サイコロで出た対戦をするかしないかの読み合い勝負、というのは、対戦がキャンセルになった時にどうも目の前の料理を取り上げられたような感じがして楽しめませんでした。

先に述べたように弁慶と義経、与一の関係はより楽しく、深く知ることができます。大和が3人の関係の雰囲気が風間ファミリーに似ているというのも納得。これが弁慶との恋にドラマチックに絡んでくれれば良かったのに。3人+大和で何かに挑むような話が見たいな……と思うのですが、義経ルートでやってくれないかしらん。
しかし義経の純真さがかわいい、ワン子と仲がいいのに改めて納得。この子に大和が「お兄ちゃん」と呼ばれる着想は、妹萌え属性のない僕でも平伏せざるを得ない……!
さて、A-1最後のヒロインは忍足あずみ。無印から登場していた彼女がいよいよのヒロイン昇格です。英雄に心底惚れている彼女をどうやって大和が振り向かせるのかもそうですが、ステイシーや李と言った他の従者組との絡みなども楽しみな所。
前回の感想:エロゲー感想(真剣で私に恋しなさい!A-1 黛沙也佳ルート)

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