たったひとつだけ策はある!!/ジョジョの奇妙な冒険25話他2013/3/30感想
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- TAG: アニメ_2013年冬アニメお気に入り_ジョジョ(アニメ)
<記事内アンカー>
雑記(「ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Battle Tendency [Musik] 」)
ジョジョの奇妙な冒険 第25話「超生物の誕生!!」
ビビッドレッド・オペレーション 第12話(最終回)「ビビッドレッド・オペレーション」

塩野干支郎次フェア等で積みコミックが大量増加。いかんこのまま手がつけられないと20冊突破しかねん。
<雑記(「ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Battle Tendency [Musik] 」 )>
ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Battle Tendency [Musik]
![ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Battle Tendency [Musik]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/6165cvFihgL._SL160_.jpg)

ジョジョの奇妙な冒険、第2部のサントラが発売。岩崎琢らしくスタイリッシュなBGMが第2部を第1部とは違った作品として引き立ててくれています。シーザー追悼の曲である「Il mare eterno nella mia anima」はやはり、始まりを聞いただけでなんだかうるっと来てしまい、聴き進めていく内にジョセフの叫びやナレーションが勝手に頭の中に蘇ってきてしまう……本当に、あのワンシーンに素晴らしくあった曲だ。
その他で好きな曲を一つ挙げるとすれば、PVを盛り上げた「カナブンカナブンカナブン」な「Overdrive」でしょうか。ここ実際は「Coming thru(throughの米国式だそうで)」って言ってるのね。
本編で使用される際はカットされたコーラスがこちらのCD版では収録されているので、曲の自己主張が強く「CDを」最初に聴いた時はちょっと戸惑ってしまうかもしれません。全体的にお洒落な作りの曲が聞いていて楽しい1枚。
ジョジョの奇妙な冒険 第25話「超生物の誕生!!」

今回も原作約50ページ分。駄目だやはり80ページ進行に慣れていてもどかしい。






シュトロハイム「リスがァァァァァ!!」
カーズの腕のリスへの変化は、原作では肉がそのままリスに姿を変えていましたがアニメでは一度ゲル状の姿を経る形に。花や蝶への変化に比べてもグロめだったからなあ。カーズと動物といえば、自動車斬りの時にカーズに救われた犬はやたらと人間的な表情だった原作に比べ普通の犬っぽい顔立ちになっていましたが、このリス(襲われた方含む)は原作とそう変わらない基本リアルで仕草が若干漫画的なバランスになっています。
なお、直線で飛びかかってシュトロハイムの腹をまっすぐ貫通!だったリスのアクションは、相手を撹乱する動きに加えて回転まで追加されています。機械の体のシュトロハイムはともかくその後のドイツ軍人の様子が痛い痛い痛い!



カーズ「あの太陽をついに…ついに……克服したぞ!」
太陽光に焼け死ぬ吸血鬼軍団は追加描写……ですが、100人以上いるんじゃないかこの数は。 ドイツ軍と財団特別科学戦闘隊は何やってたんだ。
太陽を背にカーズがなぜか腰巻を掴んでいるポージングは原作通り。アニメだと太陽の中心に近い位置にカーズの左腕があるので余計目立つwww





ジョセフ「逃げるんだよォォォーーーーーッ」
スモーキー「うわーっやっぱりそうだったァァァァァァン~~~~」
リサリサをスピードワゴンに託す場面はこっそりアニメオリジナルの追加。原作だと、「不老不死!不死身!誰も倒せない!」と右腕を震わせておののいていたスピードワゴンが2ページ後にはいつのまにかリサリサを抱きかかえてたのですよね。ジョセフはジョセフでこの辺りは首の付根から上ばかり描かれていたので、話だけ追う分にはいつの間にかリサリサを抱きかかえていなくなっている事に違和感を覚えないというwww
加えて「リサリサやわしらを助けるために……!」というスピードワゴンの台詞を追加することで、この逃走によってジョセフ以外がひとまず安心になったことが伝わるようになっています。さすが解説王。一緒に逃げたのがいつの間にか別々になっていたスモーキーとの別れも描いてあり、この辺りは正に補完といった印象。



スピードワゴン「もう人間には「波紋」でも「太陽」でもあの生物は殺せない…」
究極生物カーズの紹介は原作そのままの構図で図解説明という力技で来た。こんな多数の項目いちいちナレに読ませるわけにもいかないしw 一時停止すれば読めますが、せっかくなのでプロフィール代わりにいくつか書き起こしてみましょう。

<究極生物カーズ>
知能:IQ400
骨格:一度細胞レベルまで分解して様ざまな生物の形に変形できる
筋肉:どんな傷も短時間で修復できる。つまり短時間で変身可能。
視力:天体望遠鏡並
好きな食べ物:吸血鬼と化した人間(飲まず食わずで一年は活動可能)
SEX:必要なし。下等な生物ほど子供の数は多い。死の危険が大きいからだ。したがって完全なる生物に子孫や仲間はいらない。頂点は常にひとつ。
生物としての目的:他の生物は「種」を残していくこと。彼の場合は 自分の思うがままの世界を創造してゆくことにある。
>SEX:必要なし
ジャンプで載せて良かったんだろうか。



スピードワゴン「わ……わしはお前まで失いたくはないッ」
無線は財団謹製らしい。ジョセフとの無線通話時の叫びの悲痛っぷりは老スピードワゴンのジョースター家への愛情が存分に感じられる演技でした。カーズの無敵っぷりとジョセフの覚悟に目が行っちゃっていたけど、ジョースター卿から連なる3人がみんな死んでいることを考えればスピードワゴンはこれくらいの叫びになるよなあ。「自分ひとりでなにかをするなんてことを考えるなJOJOッ!」が若干強調される台詞順に変更されており、この言葉に『己の命と引き換えにするつもりなんじゃないか、また自分には何もできないのか』といった思いが感じられるようになっています。






シュトロハイム「カーズ…この飛行機はきさまの棺桶よ!」
シュトロハイムがついてくるのをすっかり忘れていたこともあり、このシーンは素直に興奮。ジョセフの喜びの様子が増量してますが、見ている方も気持ちがシンクロしてしまう。
ジョセフを抱えての着地は、原作を読んだ時は「体内にこういう時のための秘密道具でもあるのかなあ」と思いながら読み進めたらこの「機械の体だから壊れても構わない!」な力技で目が点になった覚えがあります。だからこそ土壇場でのシュトロハイムの男っぷりが際立つわけでもあるけど。いやほんと無茶苦茶だよあなた。
マグマに落とされたカーズの叫びは、「お…お…の…れ…」と「OGOOAHHHA」の順番を入れ替えてより引きに相応しい形になっていますね。あくまで個人の力である波紋ではなく地球の力で……というのは敵のスケールにあった反撃で、手を尽くした戦いであることがより強調される展開。
さて、半年続いたこのアニメも次回でとうとう最終回。どうしたって見逃せません!

カーズ「ジョジョの奇妙な冒険、好評発売中。買えばよかろうなのだァァァッ!!」
値下げ交渉でもしてるのかw
<おまけ>
曲はもちろん、歌手のセレクトに座布団1枚。
擬似ゲームプレイ実況動画なんてネタもあるのか。
前作に引き続きオチまで安心できないw
前回の感想:ジョジョの奇妙な冒険 第24話「JOJOを結ぶ絆」
ビビッドレッド・オペレーション 第12話(最終回)「ビビッドレッド・オペレーション」

あかね「みんなとだったら、世界だって救えるよ!」



カラス「この力は彼らに匹敵……いや、それ以上です。今この時点より私こそが全ての時空を統べる唯一の絶対者!彼らを凌駕した損z内となったのです」
カラスは一応「彼ら」の代行の筈だったのが、自分が取って代わるつもりになってしまったのは暴走というより我欲に走った感じになってしまって残念。しかし船舶も飛行機も停止って予備電源とかないのか。



あおい「行って、あかねちゃん! れいちゃんを助けてあげて!」
続けざまのドッキングはお約束な感もありますが、メンバーが脱落していく流れの中ではあおいとのやりとりがなんだか1話の落下シーンを思い出して感慨深い。あの時は追いかけて手をつなぐのが友情でしたが、今は背を向けるのが友情。



あかね・れい「これが、友情の力だ!」
救出されたれいはビビッドブラックに変身……とはならず、直接合体。どう考えても尺が足りない中で強行すると、3話の二の舞になるか。宇宙まで飛び上がった時は弓を出して狙い撃つかと思ったのだけど、セーフティ解除とかそんなのもなしに強パンチで倒すというのはある意味最終回らしい。



あかね「大丈夫、私達はきっといつかまた会えるから。だって約束したもんね!」
れい「……うん!」
あかねとれいのやりとりについては、作品内でもっとも時間をかけてきただけに(文句がないとも言わないが)見ていてじんわりと胸に迫るものがありました。「また遊びに来る」という、れいにとっては別れのつもりだった約束が本物になり果たされる……というのはめぐり合わせとしてなんとも美しい。



サービスたっぷり変身少女バトル、と視聴前に提示された方向性は分かりやすかった筈なのだけど、どうも散漫な印象が否めない作品だったなあ。できることはたくさんあったけれど、どれもが薄味になってしまって結局サービスとの落差が際立ってしまうという……ものすごい駆け足っぷりだった第3話は唯一吉野弘幸・森田繁ではなく岡村天斎脚本回でしたが、結局あれが作品全体を象徴していたように思います。あかね達4人が皆いい子だなとは思ったけど、もっと衝突して理解を深めていく様が見たかった。最近の作品には珍しく夢のテクノロジーや科学万能といった設定だったのでそうした方面の新味も期待したけれど、その点も目立つことはなかったし……素材からは1段どころか2段も3段も上を目指せたと思えるだけに、本当に残念。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
前回の感想:ビビッドレッド・オペレーション 第11話「つたえたい想い」

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【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-989.html
http://e102128.blog54.fc2.com/blog-entry-2230.html
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-6835.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-5046.html
http://hibikidgs.blog.fc2.com/blog-entry-1614.html
雑記(「ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Battle Tendency [Musik] 」)
ジョジョの奇妙な冒険 第25話「超生物の誕生!!」
ビビッドレッド・オペレーション 第12話(最終回)「ビビッドレッド・オペレーション」

塩野干支郎次フェア等で積みコミックが大量増加。いかんこのまま手がつけられないと20冊突破しかねん。
<雑記(「ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Battle Tendency [Musik] 」 )>
ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Battle Tendency [Musik]
![ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Battle Tendency [Musik]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/6165cvFihgL._SL160_.jpg)
ジョジョの奇妙な冒険、第2部のサントラが発売。岩崎琢らしくスタイリッシュなBGMが第2部を第1部とは違った作品として引き立ててくれています。シーザー追悼の曲である「Il mare eterno nella mia anima」はやはり、始まりを聞いただけでなんだかうるっと来てしまい、聴き進めていく内にジョセフの叫びやナレーションが勝手に頭の中に蘇ってきてしまう……本当に、あのワンシーンに素晴らしくあった曲だ。
その他で好きな曲を一つ挙げるとすれば、PVを盛り上げた「カナブンカナブンカナブン」な「Overdrive」でしょうか。ここ実際は「Coming thru(throughの米国式だそうで)」って言ってるのね。
本編で使用される際はカットされたコーラスがこちらのCD版では収録されているので、曲の自己主張が強く「CDを」最初に聴いた時はちょっと戸惑ってしまうかもしれません。全体的にお洒落な作りの曲が聞いていて楽しい1枚。
ジョジョの奇妙な冒険 第25話「超生物の誕生!!」

今回も原作約50ページ分。駄目だやはり80ページ進行に慣れていてもどかしい。






シュトロハイム「リスがァァァァァ!!」
カーズの腕のリスへの変化は、原作では肉がそのままリスに姿を変えていましたがアニメでは一度ゲル状の姿を経る形に。花や蝶への変化に比べてもグロめだったからなあ。カーズと動物といえば、自動車斬りの時にカーズに救われた犬はやたらと人間的な表情だった原作に比べ普通の犬っぽい顔立ちになっていましたが、このリス(襲われた方含む)は原作とそう変わらない基本リアルで仕草が若干漫画的なバランスになっています。
なお、直線で飛びかかってシュトロハイムの腹をまっすぐ貫通!だったリスのアクションは、相手を撹乱する動きに加えて回転まで追加されています。機械の体のシュトロハイムはともかくその後のドイツ軍人の様子が痛い痛い痛い!



カーズ「あの太陽をついに…ついに……克服したぞ!」
太陽光に焼け死ぬ吸血鬼軍団は追加描写……ですが、100人以上いるんじゃないかこの数は。 ドイツ軍と財団特別科学戦闘隊は何やってたんだ。
太陽を背にカーズがなぜか腰巻を掴んでいるポージングは原作通り。アニメだと太陽の中心に近い位置にカーズの左腕があるので余計目立つwww





ジョセフ「逃げるんだよォォォーーーーーッ」
スモーキー「うわーっやっぱりそうだったァァァァァァン~~~~」
リサリサをスピードワゴンに託す場面はこっそりアニメオリジナルの追加。原作だと、「不老不死!不死身!誰も倒せない!」と右腕を震わせておののいていたスピードワゴンが2ページ後にはいつのまにかリサリサを抱きかかえてたのですよね。ジョセフはジョセフでこの辺りは首の付根から上ばかり描かれていたので、話だけ追う分にはいつの間にかリサリサを抱きかかえていなくなっている事に違和感を覚えないというwww
加えて「リサリサやわしらを助けるために……!」というスピードワゴンの台詞を追加することで、この逃走によってジョセフ以外がひとまず安心になったことが伝わるようになっています。さすが解説王。一緒に逃げたのがいつの間にか別々になっていたスモーキーとの別れも描いてあり、この辺りは正に補完といった印象。



スピードワゴン「もう人間には「波紋」でも「太陽」でもあの生物は殺せない…」
究極生物カーズの紹介は原作そのままの構図で図解説明という力技で来た。こんな多数の項目いちいちナレに読ませるわけにもいかないしw 一時停止すれば読めますが、せっかくなのでプロフィール代わりにいくつか書き起こしてみましょう。

<究極生物カーズ>
知能:IQ400
骨格:一度細胞レベルまで分解して様ざまな生物の形に変形できる
筋肉:どんな傷も短時間で修復できる。つまり短時間で変身可能。
視力:天体望遠鏡並
好きな食べ物:吸血鬼と化した人間(飲まず食わずで一年は活動可能)
SEX:必要なし。下等な生物ほど子供の数は多い。死の危険が大きいからだ。したがって完全なる生物に子孫や仲間はいらない。頂点は常にひとつ。
生物としての目的:他の生物は「種」を残していくこと。彼の場合は 自分の思うがままの世界を創造してゆくことにある。
>SEX:必要なし
ジャンプで載せて良かったんだろうか。



スピードワゴン「わ……わしはお前まで失いたくはないッ」
無線は財団謹製らしい。ジョセフとの無線通話時の叫びの悲痛っぷりは老スピードワゴンのジョースター家への愛情が存分に感じられる演技でした。カーズの無敵っぷりとジョセフの覚悟に目が行っちゃっていたけど、ジョースター卿から連なる3人がみんな死んでいることを考えればスピードワゴンはこれくらいの叫びになるよなあ。「自分ひとりでなにかをするなんてことを考えるなJOJOッ!」が若干強調される台詞順に変更されており、この言葉に『己の命と引き換えにするつもりなんじゃないか、また自分には何もできないのか』といった思いが感じられるようになっています。






シュトロハイム「カーズ…この飛行機はきさまの棺桶よ!」
シュトロハイムがついてくるのをすっかり忘れていたこともあり、このシーンは素直に興奮。ジョセフの喜びの様子が増量してますが、見ている方も気持ちがシンクロしてしまう。
ジョセフを抱えての着地は、原作を読んだ時は「体内にこういう時のための秘密道具でもあるのかなあ」と思いながら読み進めたらこの「機械の体だから壊れても構わない!」な力技で目が点になった覚えがあります。だからこそ土壇場でのシュトロハイムの男っぷりが際立つわけでもあるけど。いやほんと無茶苦茶だよあなた。
マグマに落とされたカーズの叫びは、「お…お…の…れ…」と「OGOOAHHHA」の順番を入れ替えてより引きに相応しい形になっていますね。あくまで個人の力である波紋ではなく地球の力で……というのは敵のスケールにあった反撃で、手を尽くした戦いであることがより強調される展開。
さて、半年続いたこのアニメも次回でとうとう最終回。どうしたって見逃せません!

カーズ「ジョジョの奇妙な冒険、好評発売中。買えばよかろうなのだァァァッ!!」
値下げ交渉でもしてるのかw
<おまけ>
曲はもちろん、歌手のセレクトに座布団1枚。
擬似ゲームプレイ実況動画なんてネタもあるのか。
前作に引き続きオチまで安心できないw
前回の感想:ジョジョの奇妙な冒険 第24話「JOJOを結ぶ絆」
ビビッドレッド・オペレーション 第12話(最終回)「ビビッドレッド・オペレーション」

あかね「みんなとだったら、世界だって救えるよ!」



カラス「この力は彼らに匹敵……いや、それ以上です。今この時点より私こそが全ての時空を統べる唯一の絶対者!彼らを凌駕した損z内となったのです」
カラスは一応「彼ら」の代行の筈だったのが、自分が取って代わるつもりになってしまったのは暴走というより我欲に走った感じになってしまって残念。しかし船舶も飛行機も停止って予備電源とかないのか。



あおい「行って、あかねちゃん! れいちゃんを助けてあげて!」
続けざまのドッキングはお約束な感もありますが、メンバーが脱落していく流れの中ではあおいとのやりとりがなんだか1話の落下シーンを思い出して感慨深い。あの時は追いかけて手をつなぐのが友情でしたが、今は背を向けるのが友情。



あかね・れい「これが、友情の力だ!」
救出されたれいはビビッドブラックに変身……とはならず、直接合体。どう考えても尺が足りない中で強行すると、3話の二の舞になるか。宇宙まで飛び上がった時は弓を出して狙い撃つかと思ったのだけど、セーフティ解除とかそんなのもなしに強パンチで倒すというのはある意味最終回らしい。



あかね「大丈夫、私達はきっといつかまた会えるから。だって約束したもんね!」
れい「……うん!」
あかねとれいのやりとりについては、作品内でもっとも時間をかけてきただけに(文句がないとも言わないが)見ていてじんわりと胸に迫るものがありました。「また遊びに来る」という、れいにとっては別れのつもりだった約束が本物になり果たされる……というのはめぐり合わせとしてなんとも美しい。



サービスたっぷり変身少女バトル、と視聴前に提示された方向性は分かりやすかった筈なのだけど、どうも散漫な印象が否めない作品だったなあ。できることはたくさんあったけれど、どれもが薄味になってしまって結局サービスとの落差が際立ってしまうという……ものすごい駆け足っぷりだった第3話は唯一吉野弘幸・森田繁ではなく岡村天斎脚本回でしたが、結局あれが作品全体を象徴していたように思います。あかね達4人が皆いい子だなとは思ったけど、もっと衝突して理解を深めていく様が見たかった。最近の作品には珍しく夢のテクノロジーや科学万能といった設定だったのでそうした方面の新味も期待したけれど、その点も目立つことはなかったし……素材からは1段どころか2段も3段も上を目指せたと思えるだけに、本当に残念。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
前回の感想:ビビッドレッド・オペレーション 第11話「つたえたい想い」

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