どっかーん!/マジェスティックプリンス8話他2013/5/23~5/24感想
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<記事内アンカー>
RDG レッドデータガール 第8章「はじめてのお願い」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #008「ケレス大戦」
はたらく魔王さま! 第8話「勇者、修羅場に突入する」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」
漫画感想(「デストロ246」2巻)

アップが24時越えっていいうか早朝ですね……ごめんなさい。
RDG レッドデータガール 第8章「はじめてのお願い」



戸隠編終了。前回、真夏の思考が飛び過ぎ(いつか別れ別れになる→なら今終わらせよう)に感じたと書きましたが、真夏が真澄と同じ心臓を持っている、という一言でこの疑問については解消。いつか別れ別れになる、ではなく、明日別れ別れになってもおかしくない、ということだったのですね。真夏の「向き合わなきゃならない」という言葉がやっと腑に落ちました。ただできれば、呼び出していた真澄が本当は真澄ではなく、九頭龍だったということに対する真響と真夏の反応もちゃんと見たかったけれど。紫子が「呼び出せるなら」と言っていたけど、真澄ではないと認識してしまった以上、もうその力を行使することはできないのかな。そして他に霊的な力を使えるのかしらん、彼女達。
それはそれとして、深行と泉水子の関係の変化は今回のオチのニヤニヤし所。考えてる事を喋れ、という言葉に泉水子の事をもっと理解したいという感情がかいま見え、そして自分の方が考えてる事を喋ってないと言われれば泉水子の好みに対するヤキモチを口にする。何これかわいい。



今回1番印象的だったのは、戻ってきた真夏に真響が抱き着くシーン。ここてっきり、最初にビンタすると思ったのですよね。でも、後でするかもしれないとは言いつつその場面ではしなかった、気力がなかった。
考えてみれば、高柳の罠で傷ついた真響に真夏が駆け付けた時も、彼女は思いきり泣いていたのですよね。そして今回の冒頭の「自分が頑張るのは真夏のため」という言葉。彼女はその目的のために、弱い自分を必死に鼓舞し続けているんだな……というのが今回で強く伝わりました。真澄が死ななければ、彼女はまるで違った存在として育っていたのかもしれません。
前回の感想:RDG レッドデータガール 第7章「はじめての迷子」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #008「ケレス大戦」

大画面で見てぇ!



コミネ「この無能どもめが、私の完璧な作戦がズタズタだ!手足は言われた通り動いていればいいのだ!」
安定の潰シューさん、全世界的に無能っぷりを中継。ある意味アサギスペシャルなんか目じゃない。チームラビッツになんとかするよう強引な指示を出したりしないので、3・4話に比べればコミカルさが目立っているけど。まあ今回の場合、自分の手柄を立ててくれそうなのはチームラビッツではなく戦術重レーザーだったわけですしね。
ちなみにその様子を見つめていたアマネ、そういえば喋ってないなと思ったら今回のキャスト表には載ってなかった。表情や仕草だけで「もう嫌だこの人」みたいな感情が伝わってくるのが楽しいw




ランディ「タリホー!騎兵隊到着!」
陽気な3人組で騎兵隊とか言われちゃうと、つい機甲戦記ドラグナーを連想してしまいます。リアルタイムで見た筈、という位の記憶しかないんですけどね。スパロボで知識を補完するにあたって、グン・ジェム隊の存在や終盤マイヨの方が目立っていたなんて話を聞いて驚いた覚えがあります。ほんとに全然覚えてない。
敵母艦の磁場を利用した跳弾を背後の敵に当てる、というのは実に離れ業。動体に当てて反射させたものを別の動体に当てるとかそんな無茶な。反射計算もよくできるな。
5話は3人の中ではイズルと対になるランディの描写が中心でしたが、今回はマンザイスリーぶりが全編通して出てましたね。チャンドラがツッコミを通り越してライバルチックで、パトリックが仲裁役というよりごっつぁん役なのに笑ってしまいました。
ちなみに、ドルガナの部隊が再出現した時のランディの台詞、「キャッチ22かよ!」の「キャッチ22」というのは小説の題名で、ジレンマな状態や八方ふさがりな状況を示すものなんだそうで。この作品、他のリアルロボット物であまり聞かない軍事用語なんかもフォローなしでの使用が結構多いですよね。話の流れで「よく分かんないけど、よく分かった!」ってなっちゃうのだけどw






アサギ「リーダー……そうだ、リーダーなんだ!」
5話でも「胃痛との激闘」なんて呼ばれる具合だったアサギは、ここに来て意外にも戦術家な一面を発揮。ケイから戦況の要約報告を受けた後、ゆっくりと指示をだすのが人が変わったような落ち着きを感じさせてくれます。同じ回ににイズルが指揮をもたつく描写があっただけに、奮起してからの活躍ぶりがより際立ちました。
今回の4人の活躍はアサギの名誉挽回であると同時に、イズルに依存しない4人の強みを見せてくれた印象。敵の描写が増えてくるとなれば今回のように5人一緒ではない場面も増えるでしょうし、これでより動かしやすくなったかな。






イズル「確かにあの姿は人間だった、その上言葉まで……敵があんなのなんて」
ジアートとイズルの戦いは、これまでの戦闘とは違った趣が前面に出ていて緊迫感たっぷり。前回の登場時は正体の見えない不気味さはありつつも、イズル達が複数人で戦っている故の会話劇のコミカルさも残っていたわけですが、今回は2人のタイマン。こうした構図はこの作品では初めて。戦いを楽しみ相手を圧倒するジアートと、それに必死で(かつ冷静に)くらいつくイズルに応えるスピーディーなアクションが実に魅力的。
本来ならウルガルの重要人物であるジアートが主戦場から外れてタイマンしているのは何をやってるんだという所ですが、本能のまま行動することを重んじるウルガルの文化性の説明があったおかげでこの点はスムーズ(総司令部からイズルへの対応命令は意図を想像すべきなのかスルーすべきなのか迷うけど)。最期のお互いの姿が見えた場面で視点が視聴者からイズルに移り、肝心な場面の台詞に字幕を付けないのも心憎い演出でした。









本編のほとんどを戦闘に費やしただけあって、今回は正に圧巻の1話。ロボットアクションもマルチランチャーからのチャフ射出や自主的パージ、ゴールドフォーの首移動を生かした背面武装展開、ブルーワンのキャッチ&エネルギー充填(ランチャーから外れた部品が背面に接続している)、ケイの情報操作パネル回転操作、ついでにローズスリーのビリヤードアタックなどギミック面の楽しみも数多く、見返し甲斐のある回でした。次回はいよいよイズルとテオーリアのちゃんとした出会いがあるようですが、サブタイにある「開示」で明かされるのはどんなことなのでしょう。
<おまけ・今週のタマキ>





戦闘シーン中心なのでアップのカット多め。体が傾いたシーンのボイン的重量感が○。
前回の感想:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #007「欲望の牙城」
はたらく魔王さま! 第8話「勇者、修羅場に突入する」



明かされる鈴乃の正体と、明らかになる別の襲撃者の存在。日常からさらっとエミリア、鈴乃双方の誤解が明らかになるのは緩急があって楽しかったです。
しかしエミリアは勇者としての成り立ちに教会との関わりが強かったのに、その教会や諸国にどう思われても構わないという独立姿勢はどこで獲得したんだろう。オルバの裏切りで、かえって勇者性とでもいうものが高まったのかしらん。
今回のエピソードはマグロナルドvsセンタッキーも合わさって、ルシフェルやオルバ相手とはまたちがったものになりそう。前回のエピソード終盤のシリアス部分は残念ながらあまり肌に合わなかったので、今度は最後まで楽しめる事を期待。



鈴乃「どうだ、ちゃんと買えたぞ?」
正体が分かって一気に崩れた感のある鈴乃。第1話の魔王と芦屋の再来的な感があっても、かわいい女の子がやってると新鮮。いかん、頭撫で撫でしたい。SUICAを得意げにかざすシーンは今週のベストショットでした。
一方のちーちゃんは恐ろしくフリーダムな顔芸で視聴者の腹筋を刺激する一方、直球ストレートな告白でストライクを獲得。
サブタイこそ修羅場なものの、女性陣の認識としては魔王に惚れているのは彼女だけ。そして、こうした作品で修羅場になればなるほど遠くなりがち「好き」というシンプルな言葉が堂々と語られると、嫌でもちーちゃんが際立つなあ。
前回の感想:はたらく魔王さま! 第7話「魔王、近所付き合いで家計を助けられる」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」



林間学校引率編後半。社会科見学エピソードに続き、解消するけど解決はしないEND。解決できるなら八幡ぼっちになってないし。不条理の根本は終わらせないまま提示できるのは、この作品の強みですね。八幡にも共通する部分なので原作がどう完結するんだろう、という気にもなるけど。八幡の作戦に対する留美の行動は「自分も同じ事をした」という罪悪感、そして報われない結末がより無償の行為としての透明感を引き立てていた印象。きっと、彼女は今後も苦労するのだろうなあ。



話は重いが視覚的サービスは欠かさない。小町の胸が水着と仮装でサイズが違うのはどういうことでしょうか。
が、やはり本題は結衣。そりゃ八幡も万乳引力とかオッサン臭い事言っちゃう。眼の動きがダメな意味で人間離れしてるぞ!
水着姿は後から来た雪乃に持って行かれた感があるものの、仮装の方は独壇場。小学生女子グループばかり映ってたけど、相手が男子だったらおどかすどころか逆に、逆に、逆に……ふぅ。
前回の感想:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第7話「ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。」
<漫画感想>
デストロ246 2 (サンデーGXコミックス)

高橋慶太郎の「デストロ246」2巻を読了。車から振り落とされた……という1巻ラストのピンチからの脱出方法に、のっけからシビれさせられる。ハッタリ効き過ぎ!www ちょっと外しただけでコントになってしまうのを成立させてしまっているのがすごいなあ。いや、そもそも思いつかないと思うけど。
帯に「確約!!! この巻ではクソ凶暴な女子は殺し合いますが誰一人死にません!!!」と書かれているものの、次の巻では死にそうな塩梅になっているのがズルい。1巻登場の3者のそれぞれの立場の違いも、上手い具合に話をこんがらがらせてくれていて、物語の予断を許しません。このバイオレンスっぷり、楽しい。しかし表紙といい、だんだん翠が美人というよりかわいく見えてきた。
前回の感想:漫画感想(「デストロ246」1巻)

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銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #008「ケレス大戦」
はたらく魔王さま! 第8話「勇者、修羅場に突入する」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」
漫画感想(「デストロ246」2巻)

アップが24時越えっていいうか早朝ですね……ごめんなさい。
RDG レッドデータガール 第8章「はじめてのお願い」



戸隠編終了。前回、真夏の思考が飛び過ぎ(いつか別れ別れになる→なら今終わらせよう)に感じたと書きましたが、真夏が真澄と同じ心臓を持っている、という一言でこの疑問については解消。いつか別れ別れになる、ではなく、明日別れ別れになってもおかしくない、ということだったのですね。真夏の「向き合わなきゃならない」という言葉がやっと腑に落ちました。ただできれば、呼び出していた真澄が本当は真澄ではなく、九頭龍だったということに対する真響と真夏の反応もちゃんと見たかったけれど。紫子が「呼び出せるなら」と言っていたけど、真澄ではないと認識してしまった以上、もうその力を行使することはできないのかな。そして他に霊的な力を使えるのかしらん、彼女達。
それはそれとして、深行と泉水子の関係の変化は今回のオチのニヤニヤし所。考えてる事を喋れ、という言葉に泉水子の事をもっと理解したいという感情がかいま見え、そして自分の方が考えてる事を喋ってないと言われれば泉水子の好みに対するヤキモチを口にする。何これかわいい。



今回1番印象的だったのは、戻ってきた真夏に真響が抱き着くシーン。ここてっきり、最初にビンタすると思ったのですよね。でも、後でするかもしれないとは言いつつその場面ではしなかった、気力がなかった。
考えてみれば、高柳の罠で傷ついた真響に真夏が駆け付けた時も、彼女は思いきり泣いていたのですよね。そして今回の冒頭の「自分が頑張るのは真夏のため」という言葉。彼女はその目的のために、弱い自分を必死に鼓舞し続けているんだな……というのが今回で強く伝わりました。真澄が死ななければ、彼女はまるで違った存在として育っていたのかもしれません。
前回の感想:RDG レッドデータガール 第7章「はじめての迷子」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #008「ケレス大戦」

大画面で見てぇ!



コミネ「この無能どもめが、私の完璧な作戦がズタズタだ!手足は言われた通り動いていればいいのだ!」
安定の潰シューさん、全世界的に無能っぷりを中継。ある意味アサギスペシャルなんか目じゃない。チームラビッツになんとかするよう強引な指示を出したりしないので、3・4話に比べればコミカルさが目立っているけど。まあ今回の場合、自分の手柄を立ててくれそうなのはチームラビッツではなく戦術重レーザーだったわけですしね。
ちなみにその様子を見つめていたアマネ、そういえば喋ってないなと思ったら今回のキャスト表には載ってなかった。表情や仕草だけで「もう嫌だこの人」みたいな感情が伝わってくるのが楽しいw




ランディ「タリホー!騎兵隊到着!」
陽気な3人組で騎兵隊とか言われちゃうと、つい機甲戦記ドラグナーを連想してしまいます。リアルタイムで見た筈、という位の記憶しかないんですけどね。スパロボで知識を補完するにあたって、グン・ジェム隊の存在や終盤マイヨの方が目立っていたなんて話を聞いて驚いた覚えがあります。ほんとに全然覚えてない。
敵母艦の磁場を利用した跳弾を背後の敵に当てる、というのは実に離れ業。動体に当てて反射させたものを別の動体に当てるとかそんな無茶な。反射計算もよくできるな。
5話は3人の中ではイズルと対になるランディの描写が中心でしたが、今回はマンザイスリーぶりが全編通して出てましたね。チャンドラがツッコミを通り越してライバルチックで、パトリックが仲裁役というよりごっつぁん役なのに笑ってしまいました。
ちなみに、ドルガナの部隊が再出現した時のランディの台詞、「キャッチ22かよ!」の「キャッチ22」というのは小説の題名で、ジレンマな状態や八方ふさがりな状況を示すものなんだそうで。この作品、他のリアルロボット物であまり聞かない軍事用語なんかもフォローなしでの使用が結構多いですよね。話の流れで「よく分かんないけど、よく分かった!」ってなっちゃうのだけどw






アサギ「リーダー……そうだ、リーダーなんだ!」
5話でも「胃痛との激闘」なんて呼ばれる具合だったアサギは、ここに来て意外にも戦術家な一面を発揮。ケイから戦況の要約報告を受けた後、ゆっくりと指示をだすのが人が変わったような落ち着きを感じさせてくれます。同じ回ににイズルが指揮をもたつく描写があっただけに、奮起してからの活躍ぶりがより際立ちました。
今回の4人の活躍はアサギの名誉挽回であると同時に、イズルに依存しない4人の強みを見せてくれた印象。敵の描写が増えてくるとなれば今回のように5人一緒ではない場面も増えるでしょうし、これでより動かしやすくなったかな。






イズル「確かにあの姿は人間だった、その上言葉まで……敵があんなのなんて」
ジアートとイズルの戦いは、これまでの戦闘とは違った趣が前面に出ていて緊迫感たっぷり。前回の登場時は正体の見えない不気味さはありつつも、イズル達が複数人で戦っている故の会話劇のコミカルさも残っていたわけですが、今回は2人のタイマン。こうした構図はこの作品では初めて。戦いを楽しみ相手を圧倒するジアートと、それに必死で(かつ冷静に)くらいつくイズルに応えるスピーディーなアクションが実に魅力的。
本来ならウルガルの重要人物であるジアートが主戦場から外れてタイマンしているのは何をやってるんだという所ですが、本能のまま行動することを重んじるウルガルの文化性の説明があったおかげでこの点はスムーズ(総司令部からイズルへの対応命令は意図を想像すべきなのかスルーすべきなのか迷うけど)。最期のお互いの姿が見えた場面で視点が視聴者からイズルに移り、肝心な場面の台詞に字幕を付けないのも心憎い演出でした。









本編のほとんどを戦闘に費やしただけあって、今回は正に圧巻の1話。ロボットアクションもマルチランチャーからのチャフ射出や自主的パージ、ゴールドフォーの首移動を生かした背面武装展開、ブルーワンのキャッチ&エネルギー充填(ランチャーから外れた部品が背面に接続している)、ケイの情報操作パネル回転操作、ついでにローズスリーのビリヤードアタックなどギミック面の楽しみも数多く、見返し甲斐のある回でした。次回はいよいよイズルとテオーリアのちゃんとした出会いがあるようですが、サブタイにある「開示」で明かされるのはどんなことなのでしょう。
<おまけ・今週のタマキ>





戦闘シーン中心なのでアップのカット多め。体が傾いたシーンのボイン的重量感が○。
前回の感想:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #007「欲望の牙城」
はたらく魔王さま! 第8話「勇者、修羅場に突入する」



明かされる鈴乃の正体と、明らかになる別の襲撃者の存在。日常からさらっとエミリア、鈴乃双方の誤解が明らかになるのは緩急があって楽しかったです。
しかしエミリアは勇者としての成り立ちに教会との関わりが強かったのに、その教会や諸国にどう思われても構わないという独立姿勢はどこで獲得したんだろう。オルバの裏切りで、かえって勇者性とでもいうものが高まったのかしらん。
今回のエピソードはマグロナルドvsセンタッキーも合わさって、ルシフェルやオルバ相手とはまたちがったものになりそう。前回のエピソード終盤のシリアス部分は残念ながらあまり肌に合わなかったので、今度は最後まで楽しめる事を期待。



鈴乃「どうだ、ちゃんと買えたぞ?」
正体が分かって一気に崩れた感のある鈴乃。第1話の魔王と芦屋の再来的な感があっても、かわいい女の子がやってると新鮮。いかん、頭撫で撫でしたい。SUICAを得意げにかざすシーンは今週のベストショットでした。
一方のちーちゃんは恐ろしくフリーダムな顔芸で視聴者の腹筋を刺激する一方、直球ストレートな告白でストライクを獲得。
サブタイこそ修羅場なものの、女性陣の認識としては魔王に惚れているのは彼女だけ。そして、こうした作品で修羅場になればなるほど遠くなりがち「好き」というシンプルな言葉が堂々と語られると、嫌でもちーちゃんが際立つなあ。
前回の感想:はたらく魔王さま! 第7話「魔王、近所付き合いで家計を助けられる」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」



林間学校引率編後半。社会科見学エピソードに続き、解消するけど解決はしないEND。解決できるなら八幡ぼっちになってないし。不条理の根本は終わらせないまま提示できるのは、この作品の強みですね。八幡にも共通する部分なので原作がどう完結するんだろう、という気にもなるけど。八幡の作戦に対する留美の行動は「自分も同じ事をした」という罪悪感、そして報われない結末がより無償の行為としての透明感を引き立てていた印象。きっと、彼女は今後も苦労するのだろうなあ。



話は重いが視覚的サービスは欠かさない。小町の胸が水着と仮装でサイズが違うのはどういうことでしょうか。
が、やはり本題は結衣。そりゃ八幡も万乳引力とかオッサン臭い事言っちゃう。眼の動きがダメな意味で人間離れしてるぞ!
水着姿は後から来た雪乃に持って行かれた感があるものの、仮装の方は独壇場。小学生女子グループばかり映ってたけど、相手が男子だったらおどかすどころか逆に、逆に、逆に……ふぅ。
前回の感想:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第7話「ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。」
<漫画感想>
デストロ246 2 (サンデーGXコミックス)

高橋慶太郎の「デストロ246」2巻を読了。車から振り落とされた……という1巻ラストのピンチからの脱出方法に、のっけからシビれさせられる。ハッタリ効き過ぎ!www ちょっと外しただけでコントになってしまうのを成立させてしまっているのがすごいなあ。いや、そもそも思いつかないと思うけど。
帯に「確約!!! この巻ではクソ凶暴な女子は殺し合いますが誰一人死にません!!!」と書かれているものの、次の巻では死にそうな塩梅になっているのがズルい。1巻登場の3者のそれぞれの立場の違いも、上手い具合に話をこんがらがらせてくれていて、物語の予断を許しません。このバイオレンスっぷり、楽しい。しかし表紙といい、だんだん翠が美人というよりかわいく見えてきた。
前回の感想:漫画感想(「デストロ246」1巻)

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