ブチギレですやん/よんでますよ、アザゼルさん。Z10話他2013/6/9感想
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- TAG: アニメ_2013年春アニメ漫画お気に入り_よんでますよ、アザゼルさん。
<記事内アンカー>
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第10話「俺の妹がウエディングドレスを着るわけがない」
よんでますよ、アザゼルさん。Z 第10話「THE END OF SON」
聖闘士星矢Ω 第61話「迫る大軍勢!パライストラ防衛線!」
漫画感想(「実は私は」1巻、「今日のユイコさん」1,2巻、「学園恋獄ゾンビメイト」上下巻)

後藤邑子さんが再び体調不良で降板とのことでようで。無理せずちゃんと治してください……
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第10話「俺の妹がウエディングドレスを着るわけがない」



サブタイから桐乃回だと思ったら予告と序盤からあやせ回だと思ったらやっぱり桐乃回だった。
久しぶりに登場のあやせのめんどくさい女の子っぷりが楽しい。ツンデレを下手に三次元で真似しようとしてる女の子とは別ベクトルでダメツンデレ……!視野狭窄に陥りがちなキャラというのは珍しくはないけど、この子は実に厄介だなあ。あ、でも冒頭のセクハラ三連発最期の時の京介の顔は実に蹴り甲斐のある顔だったのでGJ。
にしても藤真社長、兄妹仲がいいのを御鏡から聞いていたとはいえ気前良過ぎ。



痛チャリでビーム砲隠しってどういうことなの自主規制し過ぎじゃないの、いやまさか、と思ったら、子供が指摘していたようにまっぱのメルルだったらしい。うん……パないな御鏡。自分は隠れオタクというわけでもないのだけど、ここまでおおっぴらにできる感覚はよく分からない。それを借りて疾走できる京介も相当なものだけど。という位にしか思わなかったのだけど、先週『私の兄貴がこんなに可愛いわけがない」状態』の例えに膝を打った「下手の考え休むに似たる」の火鷹さんの
というツイートに目から鱗。ああなるほど、だから規制対象レベルにしなきゃいけなかったのか……!
前回の感想:俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第9話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
よんでますよ、アザゼルさん。Z 10話「THE END OF SON」



変人48面相編後半。OPまでカットするギリギリの尺詰めっぷり!マリア役にキュアマリンを持ってきながら彼女のシーンが大分カットされているのがもったいない。メトロノームをフリ○ン(*フル○ンではない)隠しに使っちゃうズルさには笑ったけど。
次のエピソードへの引きも兼ねているのですが、今週はアザゼルさんのダメっぷりアホっぷりゲスっぷりがいつも以上。佐隈さんにイタズラしようとする変人48面相に「ビデオとっといてー」と言うのは原作通りですが、その後「高画質でお願いします」とか言っちゃてるのはアニメオリジナル。そしてその後自ら録画しつつ佐隈さんのおっぱいを揉む最低さ……!録画見せろいや見せて下さいお願いします。
その佐隈さんについては、小林ゆうの欠片が乗り移ったような珍しいブチギレ罵倒や、イタズラされて色っぽい声から即座にギャグに切り替わるサトリナの演技が素敵。まあ、ギャグ顔になった時の演技がギャグなんであってそれ以外は全て色っぽいんですけどね。パオーンにチェストされて気絶する時の「ああ~」まで興奮材料になるから困る。そりゃパオーンから変な汁も出るわ。



今回映像的に1番の見所はTHE END OF SONの2度がけをくらって暴走した変人48面相のパオーン。前回は変幻自在に動き回っていたのが、今回は重厚感たっぷりなのに爆笑。アニメでは対比にスカイツリータワーが使われているので、よりその巨大さが伝わるようになっています。一切の柔らかさを失った如くぐるんぐるん回転するダイナミックなカメラワークもあいまって、正に剛棒と呼ぶに相応しい迫力でした。パオーンで歩く姿をケツ映しにしたカットにも笑いましたが、ねえあれどうやって移動してるんですか!?
にしても変人48面相、その大きさで愚息呼ばわりはないだろ。
前回の感想:よんでますよ、アザゼルさん。Z 第9話「博物館へようこそ」
聖闘士星矢Ω 第61話「迫る大軍勢!パライストラ防衛線!」

玄武「伝えよう、師より教わりし戦いの極意を!」



檄「蛮、那智! 元気だったかぁ!?」
蛮と那智、檄と再会!短い中にも懐かしみを感じさせるやりとりが楽しい。市さんと邪武もいればなあ。いやほんと邪武はなんで馬主になってるんだろうかwww




檄「ん、分からんか?この人達を連れてきたのは聖闘士なのだぞ。我ら聖闘士は世界各地でパラサイトどもを撃退し助け出した人々を連れ、このパライストラに続々と集結しているのだ」
数話前に聖闘士が集合した際に出ていた白銀の面々の一部に加え、今回は現役青銅組も登場。スピアの反対側にいる聖闘士に見覚えがないと思ったら、聖闘士ファイトでエデンにやられた冠座のダリというキャラらしい。見返すと確かに出てた……!再利用できるものは利用するなあ。もっともこの感じで行くと、飛び魚座のアルゴは腕しか聖衣が出ていないから再登場はさせないんだろうな。小町やアルネみたいに記録係やらせるわけにもいかないし。




エーギル「人間が生まれながらにして備える微弱な念力、テレキネシス。それを極限にまで増幅するのが我が武器、ファントムアームの力なのだ!」
今週の敵は二級パラサイトのエーギル。初登場なのでちょっとインパクトが弱いかな。まあ市さん理論だとこれまで登場した二級パラサイトの中では1番弱そうだけどwww もっとも、真殿光昭の特徴ある口調もあって玄武のかませとしての役割は上々。「テレキネシス」とか他の人はこんな喋り方しないだろうなーw







玄武「戦いの心得その一、勝敗は小宇宙で決まる!我が師匠童虎の教えだ!」
玄武「戦いの心得そのニ、敵を侮るな!どんな攻撃でも必殺の刃と思え!」
玄武「心得、その三!戦いは常に攻防一体!攻撃は迅速かつ確実に!」
玄武「しょせん武器など借り物の力。自分自身を鍛えねば己の技すら受けきれず倒される!戦いの心得その四、借り物の力に溺れるな!」
さて、そんなエーギル(あとテーベ)をかませにして今回は玄武が大暴れ。前期は時貞とのバトル以外では目立てなかった分、今回は動く動く。無印とΩの狭間のキャラクターという立場もあって、口上が上手い事先輩らしくてかっこうよい。時貞戦の「素早さを半分にされるなら2倍の速度で動けばいい」理論といい、檜山修之って車田理論な口上と相性いいなあ。






ハイペリオン「エーギル……私に恥をかかせおって!」
激昂しててっきりエーギルを粛清するのかと思いきや、自分の武器を送って貸してあげる優しい上司。一番苛烈そうな性格だっただけにギャップが素晴らしいw というか、聖剣を貸し与えるという状況が改めて風魔の小次郎。
玄武が負けることはないだろうけど、聖剣の能力や今後の戦力の推移はどうなるかな、と気になる引きで来週はお休み。待ち遠しい!
<おまけ>



ジト目いただきました!
前回の感想:聖闘士星矢Ω 第60話「鋼鉄の星!昴よ、鋼の闘志を抱け!」
<漫画感想>
実は私は 1 (少年チャンピオン・コミックス)

増田英二の「実は私は」1巻を読了。「透明人間の作り方」「さくらDISCORD」で根っこのしっかりした漫画を描く人だな、と思っていたのですが、次の連載が異種族ラブコメになるとは思わなかった。しかもラブコメだけど多分にコメ中心!
思ったことがすぐ顔に出て隠し事ができない主人公・黒峰朝陽はある日、思いを寄せるクラスメイトの白神葉子の重大な秘密を知ってしまう。秘密がバレたら学校をやめないといけない彼女を守るため、朝陽の奮闘の毎日が始まる……というのがあらすじ。
ヒロインの葉子は物語開始時点ではクールでミステリアスな女の子なのですが、内実がバレてからのザンネンっぷりが実にキュート。コメディパートを大きく担うその性格は朝陽と実にお似合い。1話でこんなにイメージが変わる女の子も珍しいんじゃないかしらん。1巻に登場する人物、まだ本誌にしか出ていない人物も含め基本ザンネン揃いで、基本みんな微笑ましい。あ、みかんさんについては傍から眺めるだけのお付き合いを希望します。
最初はコメディの割合に正直戸惑ったのですが、キャラのバックボーンやたまに出るシリアスな心情なんかはこの作者の変わらないまっすぐさで描かれていて、なんだか不思議な気分で読んでいます。間違いなく言えるのは毎週楽しみにしてるってことですが。本当に言葉通りの意味で色々なキャラが出る漫画ですが、最終的にどう落ち着くのかな。過程も含めて見守りたいと思います。
今日のユイコさん(2) (アフタヌーンKC)

秀河憲伸の「今日のユイコさん」1,2巻を読了。ええ、表紙を見た時点でこの子がどんな子なのか分かると思います。そんなわけでユイコさんと彼氏の多田野くんのイチャコラを楽しむ漫画。この漫画の素敵な所って、ユイコさんの性格がおしとやかなところにあると思います。この場合のおしとやかというのは令嬢的な意味合いではなくて、彼女の気持ちの隠し方がおしとやかということ。
素直になれなくて暴力振るったり暴言吐いちゃう女の子も嫌いではないですが、ユイコさんの場合そういう風に一線を越えた隠し方にならないんですよね。だから程良い現実味(実際にいるかどうか、ではなく)があって、遠回しにでも気持ちを出した時にニヤニヤするのと同時に愛でたい気分になる。そのニヤニヤ加減も砂糖たっぷりのケーキというより果物を食べている感じで、イチャイチャしてるのに歯が溶けそうな気分にならない。一方で、1話完結方式なので彼女の気持ちの起承転結を待ち時間なく味わうことができ、読み進めるにあたってのストレスもない。壁を殴る気にならず心地よく読める、という面白い作品になっています。まあ、油断してるとジャンプアップがあって壁っていうか天井に頭突きしちゃうんだけど。表紙みたいな表情に飽きちゃった、という人の方がかえって楽しめるかもしれません。
学園恋獄ゾンビメイト 上 (ジェッツコミックス)

森繁拓真の「学園恋獄ゾンビメイト」上・下巻を読了。森繁拓真を知ったのは2006年の「アイホシモドキ」が最初でしたが、これはそれより更に3年前の作品なんですね。コメディー系作品でしか知らないので、パニックホラーものも描いていたとは知らなかった。と言っても、タイトルに「恋」と入っているようにホラーだけの作品というわけではなくて、恋愛要素がそれに大きく絡む作品になっています。ゾンビが襲うのは手当たりしだいの人間ではなく、好きな人だけ。動機はその人の脳みそを食べたい=本当の気持ちを知りたいだけ。襲う側に恋愛感情というやるせない要素を加え、かつ異文化コミュニケーション的な側面も合わさっているので、単純な恐怖に留まらない多面的な作品になっています。読めばきっと、様々な感情が呼び起こされることでしょう。今回単行本化され、読む機会が得られた事を感謝したくなる1作でした。

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【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-1232.html
http://tdragon2000e.blog7.fc2.com/blog-entry-3296.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-5147.html
http://e102128.blog54.fc2.com/blog-entry-2279.html
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第10話「俺の妹がウエディングドレスを着るわけがない」
よんでますよ、アザゼルさん。Z 第10話「THE END OF SON」
聖闘士星矢Ω 第61話「迫る大軍勢!パライストラ防衛線!」
漫画感想(「実は私は」1巻、「今日のユイコさん」1,2巻、「学園恋獄ゾンビメイト」上下巻)

後藤邑子さんが再び体調不良で降板とのことでようで。無理せずちゃんと治してください……
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第10話「俺の妹がウエディングドレスを着るわけがない」



サブタイから桐乃回だと思ったら予告と序盤からあやせ回だと思ったらやっぱり桐乃回だった。
久しぶりに登場のあやせのめんどくさい女の子っぷりが楽しい。ツンデレを下手に三次元で真似しようとしてる女の子とは別ベクトルでダメツンデレ……!視野狭窄に陥りがちなキャラというのは珍しくはないけど、この子は実に厄介だなあ。あ、でも冒頭のセクハラ三連発最期の時の京介の顔は実に蹴り甲斐のある顔だったのでGJ。
にしても藤真社長、兄妹仲がいいのを御鏡から聞いていたとはいえ気前良過ぎ。



痛チャリでビーム砲隠しってどういうことなの自主規制し過ぎじゃないの、いやまさか、と思ったら、子供が指摘していたようにまっぱのメルルだったらしい。うん……パないな御鏡。自分は隠れオタクというわけでもないのだけど、ここまでおおっぴらにできる感覚はよく分からない。それを借りて疾走できる京介も相当なものだけど。という位にしか思わなかったのだけど、先週『私の兄貴がこんなに可愛いわけがない」状態』の例えに膝を打った「下手の考え休むに似たる」の火鷹さんの
俺妹。終了。この流れならEDはClariSのライブ作画にして欲しかったなぁ。光る痛チャリ二人乗りは雰囲気の美しさと、二人の関係が世間的に見ていろんな意味で許されないものであることを象徴的に示していて興味深かった。近親ネタの禁忌をこんなポップに示してしまうのは恐ろしい……!!
— hetadara_hidakaさん (@hetadara) 2013年6月8日
というツイートに目から鱗。ああなるほど、だから規制対象レベルにしなきゃいけなかったのか……!
前回の感想:俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第9話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
よんでますよ、アザゼルさん。Z 10話「THE END OF SON」



変人48面相編後半。OPまでカットするギリギリの尺詰めっぷり!マリア役にキュアマリンを持ってきながら彼女のシーンが大分カットされているのがもったいない。メトロノームをフリ○ン(*フル○ンではない)隠しに使っちゃうズルさには笑ったけど。
次のエピソードへの引きも兼ねているのですが、今週はアザゼルさんのダメっぷりアホっぷりゲスっぷりがいつも以上。佐隈さんにイタズラしようとする変人48面相に「ビデオとっといてー」と言うのは原作通りですが、その後「高画質でお願いします」とか言っちゃてるのはアニメオリジナル。そしてその後自ら録画しつつ佐隈さんのおっぱいを揉む最低さ……!録画見せろいや見せて下さいお願いします。
その佐隈さんについては、小林ゆうの欠片が乗り移ったような珍しいブチギレ罵倒や、イタズラされて色っぽい声から即座にギャグに切り替わるサトリナの演技が素敵。まあ、ギャグ顔になった時の演技がギャグなんであってそれ以外は全て色っぽいんですけどね。パオーンにチェストされて気絶する時の「ああ~」まで興奮材料になるから困る。そりゃパオーンから変な汁も出るわ。



今回映像的に1番の見所はTHE END OF SONの2度がけをくらって暴走した変人48面相のパオーン。前回は変幻自在に動き回っていたのが、今回は重厚感たっぷりなのに爆笑。アニメでは対比にスカイツリータワーが使われているので、よりその巨大さが伝わるようになっています。一切の柔らかさを失った如くぐるんぐるん回転するダイナミックなカメラワークもあいまって、正に剛棒と呼ぶに相応しい迫力でした。パオーンで歩く姿をケツ映しにしたカットにも笑いましたが、ねえあれどうやって移動してるんですか!?
にしても変人48面相、その大きさで愚息呼ばわりはないだろ。
前回の感想:よんでますよ、アザゼルさん。Z 第9話「博物館へようこそ」
聖闘士星矢Ω 第61話「迫る大軍勢!パライストラ防衛線!」

玄武「伝えよう、師より教わりし戦いの極意を!」



檄「蛮、那智! 元気だったかぁ!?」
蛮と那智、檄と再会!短い中にも懐かしみを感じさせるやりとりが楽しい。市さんと邪武もいればなあ。いやほんと邪武はなんで馬主になってるんだろうかwww




檄「ん、分からんか?この人達を連れてきたのは聖闘士なのだぞ。我ら聖闘士は世界各地でパラサイトどもを撃退し助け出した人々を連れ、このパライストラに続々と集結しているのだ」
数話前に聖闘士が集合した際に出ていた白銀の面々の一部に加え、今回は現役青銅組も登場。スピアの反対側にいる聖闘士に見覚えがないと思ったら、聖闘士ファイトでエデンにやられた冠座のダリというキャラらしい。見返すと確かに出てた……!再利用できるものは利用するなあ。もっともこの感じで行くと、飛び魚座のアルゴは腕しか聖衣が出ていないから再登場はさせないんだろうな。小町やアルネみたいに記録係やらせるわけにもいかないし。




エーギル「人間が生まれながらにして備える微弱な念力、テレキネシス。それを極限にまで増幅するのが我が武器、ファントムアームの力なのだ!」
今週の敵は二級パラサイトのエーギル。初登場なのでちょっとインパクトが弱いかな。まあ市さん理論だとこれまで登場した二級パラサイトの中では1番弱そうだけどwww もっとも、真殿光昭の特徴ある口調もあって玄武のかませとしての役割は上々。「テレキネシス」とか他の人はこんな喋り方しないだろうなーw







玄武「戦いの心得その一、勝敗は小宇宙で決まる!我が師匠童虎の教えだ!」
玄武「戦いの心得そのニ、敵を侮るな!どんな攻撃でも必殺の刃と思え!」
玄武「心得、その三!戦いは常に攻防一体!攻撃は迅速かつ確実に!」
玄武「しょせん武器など借り物の力。自分自身を鍛えねば己の技すら受けきれず倒される!戦いの心得その四、借り物の力に溺れるな!」
さて、そんなエーギル(あとテーベ)をかませにして今回は玄武が大暴れ。前期は時貞とのバトル以外では目立てなかった分、今回は動く動く。無印とΩの狭間のキャラクターという立場もあって、口上が上手い事先輩らしくてかっこうよい。時貞戦の「素早さを半分にされるなら2倍の速度で動けばいい」理論といい、檜山修之って車田理論な口上と相性いいなあ。






ハイペリオン「エーギル……私に恥をかかせおって!」
激昂しててっきりエーギルを粛清するのかと思いきや、自分の武器を送って貸してあげる優しい上司。一番苛烈そうな性格だっただけにギャップが素晴らしいw というか、聖剣を貸し与えるという状況が改めて風魔の小次郎。
玄武が負けることはないだろうけど、聖剣の能力や今後の戦力の推移はどうなるかな、と気になる引きで来週はお休み。待ち遠しい!
<おまけ>



ジト目いただきました!
前回の感想:聖闘士星矢Ω 第60話「鋼鉄の星!昴よ、鋼の闘志を抱け!」
<漫画感想>
実は私は 1 (少年チャンピオン・コミックス)

増田英二の「実は私は」1巻を読了。「透明人間の作り方」「さくらDISCORD」で根っこのしっかりした漫画を描く人だな、と思っていたのですが、次の連載が異種族ラブコメになるとは思わなかった。しかもラブコメだけど多分にコメ中心!
思ったことがすぐ顔に出て隠し事ができない主人公・黒峰朝陽はある日、思いを寄せるクラスメイトの白神葉子の重大な秘密を知ってしまう。秘密がバレたら学校をやめないといけない彼女を守るため、朝陽の奮闘の毎日が始まる……というのがあらすじ。
ヒロインの葉子は物語開始時点ではクールでミステリアスな女の子なのですが、内実がバレてからのザンネンっぷりが実にキュート。コメディパートを大きく担うその性格は朝陽と実にお似合い。1話でこんなにイメージが変わる女の子も珍しいんじゃないかしらん。1巻に登場する人物、まだ本誌にしか出ていない人物も含め基本ザンネン揃いで、基本みんな微笑ましい。あ、みかんさんについては傍から眺めるだけのお付き合いを希望します。
最初はコメディの割合に正直戸惑ったのですが、キャラのバックボーンやたまに出るシリアスな心情なんかはこの作者の変わらないまっすぐさで描かれていて、なんだか不思議な気分で読んでいます。間違いなく言えるのは毎週楽しみにしてるってことですが。本当に言葉通りの意味で色々なキャラが出る漫画ですが、最終的にどう落ち着くのかな。過程も含めて見守りたいと思います。
今日のユイコさん(2) (アフタヌーンKC)

秀河憲伸の「今日のユイコさん」1,2巻を読了。ええ、表紙を見た時点でこの子がどんな子なのか分かると思います。そんなわけでユイコさんと彼氏の多田野くんのイチャコラを楽しむ漫画。この漫画の素敵な所って、ユイコさんの性格がおしとやかなところにあると思います。この場合のおしとやかというのは令嬢的な意味合いではなくて、彼女の気持ちの隠し方がおしとやかということ。
素直になれなくて暴力振るったり暴言吐いちゃう女の子も嫌いではないですが、ユイコさんの場合そういう風に一線を越えた隠し方にならないんですよね。だから程良い現実味(実際にいるかどうか、ではなく)があって、遠回しにでも気持ちを出した時にニヤニヤするのと同時に愛でたい気分になる。そのニヤニヤ加減も砂糖たっぷりのケーキというより果物を食べている感じで、イチャイチャしてるのに歯が溶けそうな気分にならない。一方で、1話完結方式なので彼女の気持ちの起承転結を待ち時間なく味わうことができ、読み進めるにあたってのストレスもない。壁を殴る気にならず心地よく読める、という面白い作品になっています。まあ、油断してるとジャンプアップがあって壁っていうか天井に頭突きしちゃうんだけど。表紙みたいな表情に飽きちゃった、という人の方がかえって楽しめるかもしれません。
学園恋獄ゾンビメイト 上 (ジェッツコミックス)

森繁拓真の「学園恋獄ゾンビメイト」上・下巻を読了。森繁拓真を知ったのは2006年の「アイホシモドキ」が最初でしたが、これはそれより更に3年前の作品なんですね。コメディー系作品でしか知らないので、パニックホラーものも描いていたとは知らなかった。と言っても、タイトルに「恋」と入っているようにホラーだけの作品というわけではなくて、恋愛要素がそれに大きく絡む作品になっています。ゾンビが襲うのは手当たりしだいの人間ではなく、好きな人だけ。動機はその人の脳みそを食べたい=本当の気持ちを知りたいだけ。襲う側に恋愛感情というやるせない要素を加え、かつ異文化コミュニケーション的な側面も合わさっているので、単純な恐怖に留まらない多面的な作品になっています。読めばきっと、様々な感情が呼び起こされることでしょう。今回単行本化され、読む機会が得られた事を感謝したくなる1作でした。

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