お疲れ様でしたー/マジェスティックプリンス12話他2013/6/20~6/21感想
- CATEGORY: Wisp-Blog
- TAG: アニメ_2013年春アニメお気に入り_銀河機攻隊マジェスティックプリンス漫画
<記事内アンカー>
RDG レッドデータガール 第12章(最終回)「世界遺産の少女」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #012「シークレットミッション」
はたらく魔王さま! 第12話「魔王、己の職責を果たす」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第12話「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」
ブルーレイ 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第1巻
漫画感想(「オーディナリー±」)

お、おかしい。今日は休み取ったので充分余裕を持ってアップできる筈だったのに……まだマクロスプラスのBD-BOXについて触れてないんだぞ……
RDG レッドデータガール 第12章(最終回)「世界遺産の少女」
©2013 荻原規子・角川書店/「RDG」製作委員会



学園祭終了。泉水子と深行に訪れる、つかの間の安らぎの時間。
犬化した高柳の姿に爆笑。ああ、一応持ち直した扱いになったように見えてもやっぱり……!どうせだから犬の姿のままアンジェリカにお持ち帰りされても良かったんじゃなかろうか。
Cパートの手繋ぎと肩寄せ眠りはニヤニヤさせられたものの、OPで毎回キスしていたのでちょっと物足りない印象。



エピソードとしては完結しているけれど、物語に決着がついたわけではないんだよなあ、と思ったら原作小説の最終巻だけがアニメ化していないのだそうで。別媒体で最後をやるつもりなのかなあ……
全体を通して、『まったく理解できない』とまでは思わなかったものの、不親切な構成であったことは否めないように思います。学園内抗争の意味や戸隠編の真夏の心情などは特に顕著で、盛り上がる筈であろう部分で首を傾げてしまう事が多々ありました。同じP.A.WORKS作品の「TARITARI」がやりすぎなくらいに巧みな構成で作られていた分、自分の中でのギャップも際立ってしまった印象。泉水子が終始かわいい作画で描かれていただけに、ポテンシャルを活かせていないのが目に見えるのがもどかしい。何かしらの形で、前述の最終巻の決着を見る機会があればいいのだけど……ともあれ、スタッフの皆様お疲れ様でした。
前回の感想:RDG レッドデータガール 第11章「はじめての拒絶」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #012「シークレットミッション」
©創通・フィールズ/MJP製作委員会

束の間の慌ただしくも平和な任務。
ブルーレイ第1巻が本日6月21日発売! そしてこの15時より、7月4日15時までニコニコチャンネルで再び期間限定で既放送分が無料配信! 見てない人はぜひこの機会に!





タマキ「えっへん、ジャーマネさん塩辛」
ケイ「あなたね……」
タマキ「今日はアイドルだからちょっとぐらい威張ってもいいのら!」
というわけで今回はケイとタマキのアイドルチックな広報業務&アサギのイケメンデート回。あれ、そういえば台詞がないような……と思ったら、今回はイズルとスルガはまさかのセリフ無し!





タマキ「さっきから飲んでるそれ何なのら?」
ケイ「飲む?疲れ取れるわよ、濃縮練乳ドリンク」
タマキ「うぶっ!? えふぁ……甘い……意識飛びそうなくらい甘い……」
ケイ「そう?……おいし」
なお、もの知らずなことに「練乳」ってどういうものなのか今まで調べたことがなかったのですが、牛乳を濃縮したものなんですね。特にしょ糖を加えて高い粘度を持つようになっているのが加糖練乳。なるほどケイが飲んでたのはそれを濃縮したものかーそっかー……つまりどういうことだってばよ。そりゃ寝てると蟻が寄ってくるんじゃないかとも思うわ!





ペコ「ポコ、オートコントロール解除プロセス起動!」
ポコ「オートコントローシステム、キャンセルプロセスアクティベート。マニュアルコントロールモードスタンバイ」
ペコ「オッケーイ、アイハブコントロール!」
ポコ「ユウハブコントロール、ボンボヤージ」
ペコ「セーンクス。どこか捕まっててくださいね!」
ペコのデザイン、ドテラだけに目が行っていたのですが足も足袋に草履なんですね。機能的に問題はなのでしょうが、宇宙船の中をこの履物という状況はなんだか笑ってしまう。
草履ほどではなくても、今回は意外なレトロ描写が目立ちました。ブラウン管そのものなテレビやリアカーで豆腐を売り歩くおじさん……なんでこんな昭和の町並みが宇宙都市にwww いやまあ、どこにいってもいかの塩辛が置いてある時点で何を今更という感じではあるんだけど。



顔が崩れまくっていて確信が持てなかったのですが、後ろ姿とキャスト表から見て釣りをしていたのはコミネ大佐で間違いなさそう。クーラーボックス抱えて逃げてるwww




*別に画像を繋げようと思ったわけじゃないんです
ちなみに慰問先の一つである幼稚園、「あるときはなぞのようちえん」ってなんじゃそりゃ……と思ったら、表札に「有時花園幼稚園」なる記載が。なるほど正式名称なんだろうけど誰か止めなかったのかよ!






ケイ「ふざけるなって感じです。なんでしょうこれ、面積最小限?紐、ですか?そちらのは透明素材ですか?あちらは布面積だけは大きいようですが素肌と同色というのはいかがなものでしょう。更にはリアルプリント?遠目ににというか隣にいても全裸と間違われたりしませんか。そもそもこれ放送できなくないですか。あとこれ、材質表示見ましたか?これなんと、水に濡れたら溶ける素材なんですよおかしくないですか水に入る時着るものに水に溶ける素材を使うって何考えてんですか。責任者の頭こじ開けて糠味噌か何か入ってないか確認したくなりませんかそもそも女性用水着という物は17世紀に海辺で遊ぶご婦人方が濡れても服が透けないように厚手のドレスを着用されたのが始まりだと言われていま(ry」
タマキと台詞が被ってる部分は聞き取れなかったw にこやかに冷たく皮肉を言い渡したのが、次第に笑顔が剥がれて激昂した早口に切り替わっていくこのスムーズな速度変化! 短刀で刺された後に高速で引きずり回されるような衝撃が撮影所の人を襲ったことでしょう。ライフはとっくにゼロ!




タマキ「楽しくないことだっていっぱいあるもん。イケメンさんがいないとか、かわいくない衣装とか、でもケイがいたからやってけたの」
ケイ「私が?」
タマキ「うん!だってケイ、いっつも一緒にやってくれるじゃない。苦手なのに任務やるケイって、立派だと思うの」
で、そのコント100%状態と2人の成長の継ぎ目の巧さはこの作品のお家芸。自分にはとてもできないとしょげるケイ、それに対して自分だって楽しいばかりじゃない、ケイがいるから頑張れると話すタマキの描写は、キマシというよりとても姉妹的。妹の思わぬ成長に落ち込んで、そして一方で励まされる姉の構図というか。先週は「ありがとう」で1人の女の子としての魅力を掘り下げ、今週はチームの1員としてのそれを掘り下げる。コメディ担当要素の強いタマキですが、ここ2週でぐんと深みを増しています。






アサギ「食べるか?」
アンナ「だから要らないってば! 子供じゃないんだから」
アサギ「いや、俺が食べたいんだ。付き合えよ」
今回のもう一つの主役はアサギとアンナ。なんだこの男……幼女相手で緊張する必要ないと思ってハイスペック過ぎるだろ……! きっとこの距離感って、チーム内では得られなかったものなんですよね。イズル達は背中を預け、預かり、一緒に走っていく対象。でも、アンナとはこんなふうにゆっくりと一緒に歩くことができる。「楽しかった」というのはけしてお世辞ではなく、そしてこの出来事は胃薬以上にアサギの胃に優しい出来事だったのではないかと思います。
一方のアンナの見せ方もとても素敵。気になるお兄さんに自分の女の子らしさをアピールしたいから、大好きな工具は封印。子供っぽいからアイスも封印。そして大人っぽいドレスを着てみたけど、やっぱり身の丈に合ってない。でもそんな背伸びをアサギは認めてくれる。背伸びさせてくれたまま、アイスを食べたい自分の願いを叶えてくれる。こんなの落ちるしかないじゃないか! アサギにアンナの父ディエゴがちょっとムッとしてしまう親心も微笑ましい。

個人的にニヨニヨしてしまったのがこのシーン。腕振り具合に「はしゃぎたいのを堪えてるけど隠し切れない」感があってとてもかわいらしい。



ケイとタマキの仕事の終わりとアサギのデートの終わり。この2つのシーンは1つのBGMで統一されているわけですが、前者の場面ではあくまで2人をねぎらう感じで穏やかに、後者の場面、特にアンナがプレゼントを渡すシーンについてはアンナの喜びを強く出すためにぐんと自己主張を増す塩梅になっています。気が付いたら盛り上がっている、いいなあこの使い方……そして、純粋無垢に感想を求めるイズルと困惑するピットクルーに繋がるのがまたw



で、油断してたらED後に水着姿である。なんという格差……!
次回は総集編ということで、感想もごくごくさっくりとしたものにする予定です。次々回再び話が動くのを楽しみに待ってます!
<おまけ>
今回はゴールドフォーのバトルダイジェストが公開。開発秘匿名称のシュペヒトは啄木鳥を指すのだとか。おなじみ首移動もたっぷり見られます。当然ながら射撃武器ばかり!これをあれこれ使い分けてるんだからすごい。
前回の感想:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #011「オペレーション・アレス」
関連:ブルーレイ 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第1巻
はたらく魔王さま! 第12話「魔王、己の職責を果たす」
©和ヶ原聡司/アスキー・メディアワークス/HM Project



鈴乃エピソード完結。聖剣デッキブラシが変態天使を討つ! うーん、やっぱり天使が積極的に出てくると「お前勇者が魔王と戦ってる時何してた」と思ってしまうなあ……ただそうしたRPG的な疑問を抜きにすれば、これまでの主要人物ほぼ全員に見せ場を持たせる構成はアニメのラストバトルに相応しいバランスの良さであったと思います。平面化するサリエルや、ちーちゃんに化けて攻撃する魔王といった描写は意外な手の凝りように燃えました。偽ちーちゃんの最初の「おりゃあ!」とか、聞き慣れないので鈴乃かエミリアが化けてる(=中の人が東山奈央じゃない)のかと思ってしまったw
シリアスの中に挟まれるギャグも展開のスピード感を削ぐことがなく、この点にちょっと不満だった5話より格段に楽しめた印象。先週ラストで「バイトの制服のまま飛び出しちゃうの?戦闘したら破れちゃうよ?」と思ってたら、今週で魔王の律儀さを描くための伏線だったのに笑った。そしてその公然わいせつ物陳列罪に対する鈴乃の反応に興奮。SUICAドヤ顔には及ばないが満足。
にしてもああ、地上2階の六畳一間にある天界に住みたい。



それにしても今週はエミリアのヒロインぶりが素晴らしい。相性問題もあって今回のバトルでの活躍はありませんでしたが、冒頭の悲鳴の連発や前をはだけさせられる描写にドキドキさせられてしまう。とどめにその状態でお姫様抱っこ、かつ服の状態を指摘されてビンタせずに赤面して隠すとかもうね! その後結局魔王の顔に紅葉ができてるとかポイント稼ぎ過ぎだろ!
前回の感想:はたらく魔王さま! 第11話「勇者、己の信念を貫く」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第12話「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」
©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。



文化祭編最終回。率直に言って、八幡の行動の動機を掴みかねました。あの言葉が相模の「かわいそうがられたい」という気持ちを打ち砕くのは理解できる。葉山達に慰められてかりそめの成功を手にするより、ずっと胸に突き刺さる結末になったことでしょう。そしてその行動によって、一方で相模は無責任な人間から暴言を吐かれた被害者に立場を変えることができるののも分かる。ただ疑問なのは「なんでそのためにわざわざ八幡は嫌われ者になってやろうと思えるんだ」という事。他人事、しかも別に親しいわけでも特別良い奴というわけでもなんでもない。そんな彼女のために、なんでそこまで泥を被れるのか。そうしなければ相模がエンディングセレモニーに行かない=雪乃が受けた依頼を果たせない、というのであれば、動機としては理解できるのですが……感想まとめなり他の人の感想なりに理解の助けになりそうな情報はありましたが、どうしてもすっきりと自分の中で繋がってくれませんでした。

で、ついカッとなって今手元に原作既刊7冊があるわけだが。元々検討していたとはいえ、数年ぶりのラノベ購入最期のひと押しはできればプラス方向で欲しかった。



雪乃「嘘ではないわ。だって、あなたの事なんて知らなかったもの。でも、今はあなたを知っている」
ただ、終わった後の雪乃とのやりとりは先週の結衣とは別の形でニヤニヤと。なんだろうこの雪乃の言葉の心地良い転がされ感……先週の「また明日」もかわいかったけど、こちらは彼女のスタンスの崩れないデレ加減がかわいらしい。
次回は番外編。はてさて、こんな立場の八幡ですがアニメの締めはどう終わるのか。
前回の感想:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第11話「そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。」
ブルーレイ 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第1巻

待望のブルーレイ1巻到着!TV放映時の感想は↓
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #001「出撃」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #002「ヒーロー誕生」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #003「奇襲」





第1話はディレクターズカット版ということで放映時より長め。台詞の追加などはありませんが、描写がちょっと増えています。象徴的なのはチームラビッツの面々の出撃シーンで、1話ではローズスリー以外の4機は画面を分割して1度に発進していたのが、5機それぞれに出撃シーンが分けられています。出撃後の顔アップもあり。また、レッドファイブのHEPキャノンをチェーンソーとして使用するカットも追加。これ、放映時は斬った直後のシーンしか映ってなかったのですよね。


また、序盤では謎言語状態だったウルガル語の字幕も特典で追加されています。ラダやジアート、この時はこんな風に喋ってたんだなあ。



その他の映像特典としてはノンクレジットOP/ED、OP曲「私は想像する」PVに加え、「ドキュメンタリー『OPERATION MJP 前編』」としてプレミア先行上映会でのキャスト・トークセッションやアニメコンテンツエキスポでのOP曲ライブ映像が収録されています。うわー、行けばよかったw
また、ドラマCDはジュリアーノとジークフリートがMJPに入るまでの経緯をバーで振り返るというもの。世話女房ジークフリートwww 海老名さん的な人間にはたまらない内容であると思います。


そしておまけに設定資料他を収録したブックレットや、イズルの記念写真なども付録しています。写真の方はレッドファイブ&ブルーワンのピットクルー、おやっさんと一緒にイズルが映っているのですが、カメラを持っているのがリンだと分かるしかけもあってなんだか微笑ましい。
ブックレットはイズル&アサギとその乗機、他一部キャラの設定画などが見られます。趣味などの設定項目もあり、イズルのそれはもちろん漫画描き。アサギは……『盆栽』。おいwww
イズルが漫画を手描きするのは初期に見つけた漫画とその描き方指南に従っているからとか、レッドファイブのピットクルーのリーダー格っぽいデガワがむしろ他の2人のサポートに回ることが多いなど(12話でもマユにあれこれ指示されてましたね)、細々した部分でよりいっそうイズル達が好きになれる資料であると思います。さあ、これから7ヶ月間マラソンだ!
銀河機攻隊 マジェスティックプリンスVOL.1(2大イベント抽選応募券封入)Blu-ray 初回生産限定版【ドラマCD付き】

<漫画感想>
オーディナリー± (サンデーGXコミックス)

高橋慶太郎のデビュー作「オーディナリー±」を読了。現在連載中の「デストロ246」に登場する的場伊万里を主人公としていて、その関連で新しく刷られたようですね。掲載誌の関係でわずか数話しかなく、なんとか単行本化されたものでもあるそうで……ありがたい。
現在の絵柄に比べると線が細く、個人的には「Serial experiments lain 」を連想する部分がありました。
内容的にはそのままデストロ246の前日談と把握してよさそうですが、主人公が伊万里1人に絞られているので彼女の心情がより伝わりやすくなっています。異常な環境から逃げられない少女の、捨てられない人間性の物語といった感。まずい、デストロ246でも翠と藍を食いかねない活躍なのに更に魅力的に見えてしまうじゃないかw デストロ246を楽しめている人なら、買って損のない1冊であると思います。
関連:
漫画感想(「デストロ246」1巻)
漫画感想(「デストロ246」2巻)

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http://animekyo.blog109.fc2.com/blog-entry-1120.html
RDG レッドデータガール 第12章(最終回)「世界遺産の少女」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #012「シークレットミッション」
はたらく魔王さま! 第12話「魔王、己の職責を果たす」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第12話「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」
ブルーレイ 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第1巻
漫画感想(「オーディナリー±」)

お、おかしい。今日は休み取ったので充分余裕を持ってアップできる筈だったのに……まだマクロスプラスのBD-BOXについて触れてないんだぞ……
RDG レッドデータガール 第12章(最終回)「世界遺産の少女」
©2013 荻原規子・角川書店/「RDG」製作委員会



学園祭終了。泉水子と深行に訪れる、つかの間の安らぎの時間。
犬化した高柳の姿に爆笑。ああ、一応持ち直した扱いになったように見えてもやっぱり……!どうせだから犬の姿のままアンジェリカにお持ち帰りされても良かったんじゃなかろうか。
Cパートの手繋ぎと肩寄せ眠りはニヤニヤさせられたものの、OPで毎回キスしていたのでちょっと物足りない印象。



エピソードとしては完結しているけれど、物語に決着がついたわけではないんだよなあ、と思ったら原作小説の最終巻だけがアニメ化していないのだそうで。別媒体で最後をやるつもりなのかなあ……
全体を通して、『まったく理解できない』とまでは思わなかったものの、不親切な構成であったことは否めないように思います。学園内抗争の意味や戸隠編の真夏の心情などは特に顕著で、盛り上がる筈であろう部分で首を傾げてしまう事が多々ありました。同じP.A.WORKS作品の「TARITARI」がやりすぎなくらいに巧みな構成で作られていた分、自分の中でのギャップも際立ってしまった印象。泉水子が終始かわいい作画で描かれていただけに、ポテンシャルを活かせていないのが目に見えるのがもどかしい。何かしらの形で、前述の最終巻の決着を見る機会があればいいのだけど……ともあれ、スタッフの皆様お疲れ様でした。
前回の感想:RDG レッドデータガール 第11章「はじめての拒絶」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #012「シークレットミッション」
©創通・フィールズ/MJP製作委員会

束の間の慌ただしくも平和な任務。
ブルーレイ第1巻が本日6月21日発売! そしてこの15時より、7月4日15時までニコニコチャンネルで再び期間限定で既放送分が無料配信! 見てない人はぜひこの機会に!





タマキ「えっへん、ジャーマネさん塩辛」
ケイ「あなたね……」
タマキ「今日はアイドルだからちょっとぐらい威張ってもいいのら!」
というわけで今回はケイとタマキのアイドルチックな広報業務&アサギのイケメンデート回。あれ、そういえば台詞がないような……と思ったら、今回はイズルとスルガはまさかのセリフ無し!





タマキ「さっきから飲んでるそれ何なのら?」
ケイ「飲む?疲れ取れるわよ、濃縮練乳ドリンク」
タマキ「うぶっ!? えふぁ……甘い……意識飛びそうなくらい甘い……」
ケイ「そう?……おいし」
なお、もの知らずなことに「練乳」ってどういうものなのか今まで調べたことがなかったのですが、牛乳を濃縮したものなんですね。特にしょ糖を加えて高い粘度を持つようになっているのが加糖練乳。なるほどケイが飲んでたのはそれを濃縮したものかーそっかー……つまりどういうことだってばよ。そりゃ寝てると蟻が寄ってくるんじゃないかとも思うわ!





ペコ「ポコ、オートコントロール解除プロセス起動!」
ポコ「オートコントローシステム、キャンセルプロセスアクティベート。マニュアルコントロールモードスタンバイ」
ペコ「オッケーイ、アイハブコントロール!」
ポコ「ユウハブコントロール、ボンボヤージ」
ペコ「セーンクス。どこか捕まっててくださいね!」
ペコのデザイン、ドテラだけに目が行っていたのですが足も足袋に草履なんですね。機能的に問題はなのでしょうが、宇宙船の中をこの履物という状況はなんだか笑ってしまう。
草履ほどではなくても、今回は意外なレトロ描写が目立ちました。ブラウン管そのものなテレビやリアカーで豆腐を売り歩くおじさん……なんでこんな昭和の町並みが宇宙都市にwww いやまあ、どこにいってもいかの塩辛が置いてある時点で何を今更という感じではあるんだけど。



顔が崩れまくっていて確信が持てなかったのですが、後ろ姿とキャスト表から見て釣りをしていたのはコミネ大佐で間違いなさそう。クーラーボックス抱えて逃げてるwww




*別に画像を繋げようと思ったわけじゃないんです
ちなみに慰問先の一つである幼稚園、「あるときはなぞのようちえん」ってなんじゃそりゃ……と思ったら、表札に「有時花園幼稚園」なる記載が。なるほど正式名称なんだろうけど誰か止めなかったのかよ!






ケイ「ふざけるなって感じです。なんでしょうこれ、面積最小限?紐、ですか?そちらのは透明素材ですか?あちらは布面積だけは大きいようですが素肌と同色というのはいかがなものでしょう。更にはリアルプリント?遠目ににというか隣にいても全裸と間違われたりしませんか。そもそもこれ放送できなくないですか。あとこれ、材質表示見ましたか?これなんと、水に濡れたら溶ける素材なんですよおかしくないですか水に入る時着るものに水に溶ける素材を使うって何考えてんですか。責任者の頭こじ開けて糠味噌か何か入ってないか確認したくなりませんかそもそも女性用水着という物は17世紀に海辺で遊ぶご婦人方が濡れても服が透けないように厚手のドレスを着用されたのが始まりだと言われていま(ry」
タマキと台詞が被ってる部分は聞き取れなかったw にこやかに冷たく皮肉を言い渡したのが、次第に笑顔が剥がれて激昂した早口に切り替わっていくこのスムーズな速度変化! 短刀で刺された後に高速で引きずり回されるような衝撃が撮影所の人を襲ったことでしょう。ライフはとっくにゼロ!




タマキ「楽しくないことだっていっぱいあるもん。イケメンさんがいないとか、かわいくない衣装とか、でもケイがいたからやってけたの」
ケイ「私が?」
タマキ「うん!だってケイ、いっつも一緒にやってくれるじゃない。苦手なのに任務やるケイって、立派だと思うの」
で、そのコント100%状態と2人の成長の継ぎ目の巧さはこの作品のお家芸。自分にはとてもできないとしょげるケイ、それに対して自分だって楽しいばかりじゃない、ケイがいるから頑張れると話すタマキの描写は、キマシというよりとても姉妹的。妹の思わぬ成長に落ち込んで、そして一方で励まされる姉の構図というか。先週は「ありがとう」で1人の女の子としての魅力を掘り下げ、今週はチームの1員としてのそれを掘り下げる。コメディ担当要素の強いタマキですが、ここ2週でぐんと深みを増しています。






アサギ「食べるか?」
アンナ「だから要らないってば! 子供じゃないんだから」
アサギ「いや、俺が食べたいんだ。付き合えよ」
今回のもう一つの主役はアサギとアンナ。なんだこの男……幼女相手で緊張する必要ないと思ってハイスペック過ぎるだろ……! きっとこの距離感って、チーム内では得られなかったものなんですよね。イズル達は背中を預け、預かり、一緒に走っていく対象。でも、アンナとはこんなふうにゆっくりと一緒に歩くことができる。「楽しかった」というのはけしてお世辞ではなく、そしてこの出来事は胃薬以上にアサギの胃に優しい出来事だったのではないかと思います。
一方のアンナの見せ方もとても素敵。気になるお兄さんに自分の女の子らしさをアピールしたいから、大好きな工具は封印。子供っぽいからアイスも封印。そして大人っぽいドレスを着てみたけど、やっぱり身の丈に合ってない。でもそんな背伸びをアサギは認めてくれる。背伸びさせてくれたまま、アイスを食べたい自分の願いを叶えてくれる。こんなの落ちるしかないじゃないか! アサギにアンナの父ディエゴがちょっとムッとしてしまう親心も微笑ましい。

個人的にニヨニヨしてしまったのがこのシーン。腕振り具合に「はしゃぎたいのを堪えてるけど隠し切れない」感があってとてもかわいらしい。



ケイとタマキの仕事の終わりとアサギのデートの終わり。この2つのシーンは1つのBGMで統一されているわけですが、前者の場面ではあくまで2人をねぎらう感じで穏やかに、後者の場面、特にアンナがプレゼントを渡すシーンについてはアンナの喜びを強く出すためにぐんと自己主張を増す塩梅になっています。気が付いたら盛り上がっている、いいなあこの使い方……そして、純粋無垢に感想を求めるイズルと困惑するピットクルーに繋がるのがまたw



で、油断してたらED後に水着姿である。なんという格差……!
次回は総集編ということで、感想もごくごくさっくりとしたものにする予定です。次々回再び話が動くのを楽しみに待ってます!
<おまけ>
今回はゴールドフォーのバトルダイジェストが公開。開発秘匿名称のシュペヒトは啄木鳥を指すのだとか。おなじみ首移動もたっぷり見られます。当然ながら射撃武器ばかり!これをあれこれ使い分けてるんだからすごい。
前回の感想:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #011「オペレーション・アレス」
関連:ブルーレイ 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第1巻
はたらく魔王さま! 第12話「魔王、己の職責を果たす」
©和ヶ原聡司/アスキー・メディアワークス/HM Project



鈴乃エピソード完結。聖剣デッキブラシが変態天使を討つ! うーん、やっぱり天使が積極的に出てくると「お前勇者が魔王と戦ってる時何してた」と思ってしまうなあ……ただそうしたRPG的な疑問を抜きにすれば、これまでの主要人物ほぼ全員に見せ場を持たせる構成はアニメのラストバトルに相応しいバランスの良さであったと思います。平面化するサリエルや、ちーちゃんに化けて攻撃する魔王といった描写は意外な手の凝りように燃えました。偽ちーちゃんの最初の「おりゃあ!」とか、聞き慣れないので鈴乃かエミリアが化けてる(=中の人が東山奈央じゃない)のかと思ってしまったw
シリアスの中に挟まれるギャグも展開のスピード感を削ぐことがなく、この点にちょっと不満だった5話より格段に楽しめた印象。先週ラストで「バイトの制服のまま飛び出しちゃうの?戦闘したら破れちゃうよ?」と思ってたら、今週で魔王の律儀さを描くための伏線だったのに笑った。そしてその公然わいせつ物陳列罪に対する鈴乃の反応に興奮。SUICAドヤ顔には及ばないが満足。
にしてもああ、地上2階の六畳一間にある天界に住みたい。



それにしても今週はエミリアのヒロインぶりが素晴らしい。相性問題もあって今回のバトルでの活躍はありませんでしたが、冒頭の悲鳴の連発や前をはだけさせられる描写にドキドキさせられてしまう。とどめにその状態でお姫様抱っこ、かつ服の状態を指摘されてビンタせずに赤面して隠すとかもうね! その後結局魔王の顔に紅葉ができてるとかポイント稼ぎ過ぎだろ!
前回の感想:はたらく魔王さま! 第11話「勇者、己の信念を貫く」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第12話「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」
©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。



文化祭編最終回。率直に言って、八幡の行動の動機を掴みかねました。あの言葉が相模の「かわいそうがられたい」という気持ちを打ち砕くのは理解できる。葉山達に慰められてかりそめの成功を手にするより、ずっと胸に突き刺さる結末になったことでしょう。そしてその行動によって、一方で相模は無責任な人間から暴言を吐かれた被害者に立場を変えることができるののも分かる。ただ疑問なのは「なんでそのためにわざわざ八幡は嫌われ者になってやろうと思えるんだ」という事。他人事、しかも別に親しいわけでも特別良い奴というわけでもなんでもない。そんな彼女のために、なんでそこまで泥を被れるのか。そうしなければ相模がエンディングセレモニーに行かない=雪乃が受けた依頼を果たせない、というのであれば、動機としては理解できるのですが……感想まとめなり他の人の感想なりに理解の助けになりそうな情報はありましたが、どうしてもすっきりと自分の中で繋がってくれませんでした。

で、ついカッとなって今手元に原作既刊7冊があるわけだが。元々検討していたとはいえ、数年ぶりのラノベ購入最期のひと押しはできればプラス方向で欲しかった。



雪乃「嘘ではないわ。だって、あなたの事なんて知らなかったもの。でも、今はあなたを知っている」
ただ、終わった後の雪乃とのやりとりは先週の結衣とは別の形でニヤニヤと。なんだろうこの雪乃の言葉の心地良い転がされ感……先週の「また明日」もかわいかったけど、こちらは彼女のスタンスの崩れないデレ加減がかわいらしい。
次回は番外編。はてさて、こんな立場の八幡ですがアニメの締めはどう終わるのか。
前回の感想:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第11話「そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。」
ブルーレイ 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第1巻

待望のブルーレイ1巻到着!TV放映時の感想は↓
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #001「出撃」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #002「ヒーロー誕生」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #003「奇襲」





第1話はディレクターズカット版ということで放映時より長め。台詞の追加などはありませんが、描写がちょっと増えています。象徴的なのはチームラビッツの面々の出撃シーンで、1話ではローズスリー以外の4機は画面を分割して1度に発進していたのが、5機それぞれに出撃シーンが分けられています。出撃後の顔アップもあり。また、レッドファイブのHEPキャノンをチェーンソーとして使用するカットも追加。これ、放映時は斬った直後のシーンしか映ってなかったのですよね。


また、序盤では謎言語状態だったウルガル語の字幕も特典で追加されています。ラダやジアート、この時はこんな風に喋ってたんだなあ。



その他の映像特典としてはノンクレジットOP/ED、OP曲「私は想像する」PVに加え、「ドキュメンタリー『OPERATION MJP 前編』」としてプレミア先行上映会でのキャスト・トークセッションやアニメコンテンツエキスポでのOP曲ライブ映像が収録されています。うわー、行けばよかったw
また、ドラマCDはジュリアーノとジークフリートがMJPに入るまでの経緯をバーで振り返るというもの。世話女房ジークフリートwww 海老名さん的な人間にはたまらない内容であると思います。


そしておまけに設定資料他を収録したブックレットや、イズルの記念写真なども付録しています。写真の方はレッドファイブ&ブルーワンのピットクルー、おやっさんと一緒にイズルが映っているのですが、カメラを持っているのがリンだと分かるしかけもあってなんだか微笑ましい。
ブックレットはイズル&アサギとその乗機、他一部キャラの設定画などが見られます。趣味などの設定項目もあり、イズルのそれはもちろん漫画描き。アサギは……『盆栽』。おいwww
イズルが漫画を手描きするのは初期に見つけた漫画とその描き方指南に従っているからとか、レッドファイブのピットクルーのリーダー格っぽいデガワがむしろ他の2人のサポートに回ることが多いなど(12話でもマユにあれこれ指示されてましたね)、細々した部分でよりいっそうイズル達が好きになれる資料であると思います。さあ、これから7ヶ月間マラソンだ!
銀河機攻隊 マジェスティックプリンスVOL.1(2大イベント抽選応募券封入)Blu-ray 初回生産限定版【ドラマCD付き】

<漫画感想>
オーディナリー± (サンデーGXコミックス)

高橋慶太郎のデビュー作「オーディナリー±」を読了。現在連載中の「デストロ246」に登場する的場伊万里を主人公としていて、その関連で新しく刷られたようですね。掲載誌の関係でわずか数話しかなく、なんとか単行本化されたものでもあるそうで……ありがたい。
現在の絵柄に比べると線が細く、個人的には「Serial experiments lain 」を連想する部分がありました。
内容的にはそのままデストロ246の前日談と把握してよさそうですが、主人公が伊万里1人に絞られているので彼女の心情がより伝わりやすくなっています。異常な環境から逃げられない少女の、捨てられない人間性の物語といった感。まずい、デストロ246でも翠と藍を食いかねない活躍なのに更に魅力的に見えてしまうじゃないかw デストロ246を楽しめている人なら、買って損のない1冊であると思います。
関連:
漫画感想(「デストロ246」1巻)
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