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入るわよ/マジェスティックプリンス特別編他2013/6/27~6/28感想

<記事内アンカー>
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 特別編「ザンネンなんかで終わんない!!」
はたらく魔王さま! 第13話(最終回)「魔王と勇者、真っ当に仕事に励む」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 番外編(最終回)「だから、彼らの祭りは終わらない」
漫画感想(「僕らはみんな河合荘」4巻)

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 デミグラスハンバーグ300円引チケットが手に入ったので、人生2度めのジョナサンで夕食を食べたのですが、セットとサラダを足したら結局1,300円。こりゃ普段行くには敷居が高いな。


銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 特別編「ザンネンなんかで終わんない!!」
©創通・フィールズ/MJP製作委員会
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 総集編……と思いきやメインは日笠陽子と井口裕香のザンネントーク。
 ブルーレイ収録のイベントでもそうだったけれど、日笠陽子のはっちゃけぶりが楽しい。いま妹の拝田希実花の収録風景が想像できないwww
 あらすじ自体は至極あっさりと終わったのですが、トークでキャスト陣の演技模様などに触れる形で全体を振り返れる形になっていたのが親切でした。ブルーレイを見ても思ったのですが、今序盤の話を見返すと色々発見があるんですよね。ケイは1話からスイーツばっかり食べてるし、先週の幼稚園児のゴールドフォー武器解説はスルガの会見まんまだし。酔うと感情ボロボロこぼしちゃうリンはおやっさんに「酒癖が悪い人とは飲みたくない」とか抜かすしwww
 次回は6話で顔見せしていたクロキ・アンジュが新型アッシュに乗って登場。追加戦士枠とかほんとに戦隊チックだな。後半戦、期待してます!

関連:
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #001「出撃」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #002「ヒーロー誕生」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #003「奇襲」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #004「喪失」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #005「小惑星基地潜入作戦」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #006「卒業」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #007「欲望の牙城」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #008「ケレス大戦」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #009「開示」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #010「狩るもの、狩られるもの」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #011「オペレーション・アレス」
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #012「シークレットミッション」

ブルーレイ 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 第1巻




はたらく魔王さま! 第13話(最終回)「魔王と勇者、真っ当に仕事に励む」
©和ヶ原聡司/アスキー・メディアワークス/HM Project
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 幕間エピソードで最終回。終わってみれば悪徳商法に対する啓蒙ビデオ的なオチなのに、真奥の異邦人や魔王としての性質に触れて盛り上げつつCパートへの引きを作る構成が上手い。かつ1話と重ねるようにもなっているのだから、最終回に相応しい内容であったと思います。そば屋で食事というのも、視聴者に直接カツ丼を見せるのでなく、カツドゥーンを想起させる心地いい間として作用している。懐事情としては立ち食い蕎麦屋のカツ丼にしとけばと思うけど。
 欲を言えば鈴乃の心情やうどんについても触れて欲しかったかな。

 これと「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」は視聴をどちらかに絞ろうか迷っていた作品で、結局両方見ることにしたのですが……方向性が違っていて楽しかったなあ。マジェプリと合わせて今期の木曜深夜は豊作。この「はたらく魔王さま!」についてはコメディーとしての勢いとキャラ立ちが優秀で、とにかく毎週安心して見ていられました。

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 魔王と勇者エミリアの関係については、ちーちゃんとが対立と接近の両方に対してクッションとして作用していたのが興味深い。元いた国では対立していた2人の関係は、4話でエミリアが魔王の優しさにやるせなさをぶつけずにいられなかったように、どういう形であれ本来はもっと早くに決着していた筈です。でも、そんな場面となれば必ずちーちゃんが出てきた。彼女の存在は決着を棚上げにするものであり、同時に2人にお互いを知る機会を与えてくれるものでもある。性急になるのが必然だったものに、にぎやかな遅滞を生み出す存在として彼女の存在は非常に大きかったと思います。
 そして、そうしたゆっくりした魔王とエミリアの変化のひとまずの帰着として、今回のCパートがあります。魔王がエミリアに傘を貸す場面の対であると同時に、その後のあわや刃傷沙汰だった場面を塗り変えたものとして、とても美しいラストシーンでした。眼は映していないのに、溢れる彼女の喜びが伝わって来る。素晴らしく品のいい描写でした。開始当初は彼女をここまでかわいく感じるとは思わなかったなあ。

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 まあ、全体通して1番かわいかったのはSUIKA買ってドヤ顔する鈴乃のシーンなんですけどね。何回も書いてますが実際かわいいんだもの、仕方ない。

 2期は期待できそうな人気ですし、次は棚上げになった部分の確かな進展を見てみたい。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

関連:
はたらく魔王さま! 第1話「魔王、笹塚に立つ」
はたらく魔王さま! 第2話「勇者、仕事優先で魔王城に泊まる」
はたらく魔王さま! 第3話「魔王、新宿で後輩とデートする」
はたらく魔王さま! 第4話「勇者、心の温かさに触れる」
はたらく魔王さま! 第5話「魔王と勇者、笹塚を救う」
はたらく魔王さま! 第6話「魔王、学校の階段を昇る」
はたらく魔王さま! 第7話「魔王、近所付き合いで家計を助けられる」
はたらく魔王さま! 第8話「勇者、修羅場に突入する」
はたらく魔王さま! 第9話「勇者、修羅場を経験する」
はたらく魔王さま! 第10話「魔王と勇者、いつもと違った日常を過ごす」
はたらく魔王さま! 第11話「勇者、己の信念を貫く」
はたらく魔王さま! 第12話「魔王、己の職責を果たす」




やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 番外編(最終回)「だから、彼らの祭りは終わらない」
©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。
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 番外編、体育祭で最終回。
 出番の少なかった鬱憤を晴らすような材木座の大暴れ。毒の薄い回ならこれくらい遊んでくれた方がいい。もっとも、実質の最終回である前回で毒を味わいきれなかったので、それを引きずってなんだかモヤモヤしてしまったのが正直な所なのだけど……
 個人的には、棒倒しの葉山が実に楽しそうだったのが印象的でした。八幡を認めつつも彼とはやり方が真逆で、それ故に複雑な感情を抱くことが大きかった彼。そして、2人が直面するのはいつも誰かにとって深刻な問題だった。でもこの体育祭は誰かが悩んでいるわけじゃなく、純粋にやり方の違いだけを競うことができる。これが楽しくないわけがない。……あ、いかんちょっと海老名さんの気持ちが分からないでもないwww
 八幡が勝負に勝って試合に負けるオチも含め、とても番外編らしい回でした。

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 「はたらく魔王さま!」の感想で述べたように、この「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」は視聴するか迷った作品で……そして実際視聴してみても、序盤はあまり楽しめませんでした。
 ぐっと楽しくなったと感じたのは、八幡がひねくれぶりを発揮した5話あたりから。そしてこれって、葉山が偶像から1人のキャラになりだしたのと同じ時期でもあります。
 それまでの葉山は、イケメンリア充の象徴のような存在でした。そこには個性はなく、ただ世間一般で正しいという保証だけがある。テニス対決で試合に負けて勝負に勝った出来事は、彼が傍から見ていかに祝福された存在かを如実に示していました。
 ですが、職場見学や林間学校、文化祭での事件で、彼は自分の正しさで解決しない出来事にぶつかる。そしてその問題を、自分にはできない最低の方法で解消してみせる男にも。そう、八幡です。
 一般的に見て葉山の行動はどうしようもなく正しい。でもそれでは解決できないことがある。そして八幡の行動は一般的に見て明らかに間違っていて、でも問題は解消してしまう。これはテニスの時と逆の構図です。中盤からの葉山は、試合に勝っているのに勝負に勝てていないのです。
 そして、彼にとってそうした挫折は実は初めてではない。詳しくは語られないけれど、彼はかつて雪乃に起きた何かでそれを経験している。もしあの時、あの場に八幡がいたら。彼のやり方が間違っていると感じれば感じるほど、その考えは葉山を蝕んでいる筈。八幡が個性的な主人公であることは論を待ちませんが、彼もまた個性的な「ライバル」であると、全体を振り返って感じました。

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 この作品で問題が解消しても解決することはなかったように、八幡の考えや主張に全て賛同できる人もまたそうはいないでしょう。でも、それでも何か一つでも胸に突き刺さる言葉があったのなら、それはきっとこの作品にとって勝ちと言えるのではないかなと思います。前回の話を自分の中で上手く咀嚼できなかった点等を含め、満足した作品とは言いません。でも、非常に意義深いアニメ化ではなかったかなと感じました。
 スタッフの皆様、お疲れ様でした。さあ、今読んでる小説が終わったら原作に手を付けよう(いつになるか知らんが)。

関連:
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第1話「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第2話「きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第3話「たまにラブコメの神様はいいことをする。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第4話「つまり、彼は友達が少ない。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第5話「またしても、彼は元来た道へ引き返す。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第6話「ようやく彼と彼女の始まりが終わる。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第7話「ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第9話「三度、彼は元来た道へ引き返す。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第10話「依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第11話「そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第12話「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」




<漫画感想>
僕らはみんな河合荘 4巻 (ヤングキングコミックス)
僕らはみんな河合荘 4巻 (ヤングキングコミックス)
 宮原るりの「僕らはみんな河合荘」4巻を読了。
 本当にゆっくり距離の縮まっていく宇佐と律ですが、今回は1つの大きなポイント。律の方が寂しがってしまう時が来ようとは、彼女の方から距離を離さないようにしようとする日が来るとは。それでも急転というわけではなくて、あくまでほのかに色付いていく感じなのが彼女らしい。なんでしょうね、このニヤニヤのさじ加減は。
 ちょっとずつ河合荘の外の人も役割を持ちつつあるのも楽しい。林や前村、新キャラの佐久間など。林や前村は最初は宇佐達に負荷をかけてしまうキャラとして登場したわけだけど、彼女達が距離を測り直して少しずつ近づいていく様にキャラへの愛情を感じます。
 とはいえメインは宇佐と律であり、そして河合荘の面々。それが象徴的に現れているのが今回最期に収録されている回で、かつて河合荘の住人だった馬淵と管理人の住子を通して、河合荘の住人の関係性を考えさせられる回になっています。落ち込んでいる人へのエールでもある。
 ゆっくりした進みが心地いいこの作品。5巻を楽しみにしています。

関連:
漫画感想(「僕らはみんな河合荘」3巻)


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【言及】
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