私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！1話他7/9感想
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- TAG: アニメ_2013年夏アニメ
＜記事内アンカー＞
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！ 喪1話「モテないし、ちょっとイメチェンするわ」
漫画感想（「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！」4巻）
簡易感想1本を2日寝かせておくのもどうなんだ、ということで、ワタモテ感想は火曜更新に変更。タイトル長いよ！エントリ名に台詞突っ込む余裕ないって！
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！ 喪1話「モテないし、ちょっとイメチェンするわ」
©谷川ニコ／スクウェアエニックス・「ワタモテ」製作委員会
谷川ニコによるガンガンonline掲載の漫画をアニメ化。原作が1話完結なので、2、3本立て方式にするのかと思ったけれど、原作2、3本分をまとめて1本にする形に。今回は1,2,4話を「テスト」「イメチェン」の2つをキーワードにしてスムーズに繋げていました。細々した変更と入れ替えで1話になっちゃうものだなあ。原作では単に虚しい気持ちを抱えながらやっていた携帯ゲームを、「中学時代の会話感覚を取り戻すため」と理由付けさせてるあたりが余計切ない。
もこっち役の橘田いずみはほどよくキモく、ほどよくかわいい演技が楽しい。キョドった時の受け答えが絶妙に聞き取りづらいのは、声優としても音響としても難しいラインだろうなあ。彼女の声に加えて、絵が統一されていることもあって原作の初期ゆえの不安定さがなく、全体にもこっちはかわいくなっている場面が多かったように思います。
個人的に今回のベストは「先生になんとか挨拶できた後、笑顔で無駄に長時間先生の方を向きながら去っていくもこっち」。この去り際の様子はアニメオリジナルですが、実に彼女らしい。
基本的には橘田いずみの1人芝居で進むこの作品ですが、2番目に出番の多い弟の智貴にツッコミキャラが板についた中村悠一の配役も面白い。もこっちに自分と同じような部分を見出だしていると、彼がツッコんだ瞬間だけ自分がもこっちから離れたような気持ちになる一方、逆に自分がツッコまれてるような奇妙な気分に……！ 姉にトークを求められる際、度々心の声になる瞬間だけ画面の色を変える＆2人の顔だけ目立つようになるように明るさを変えている演出も姉と弟の切り離しに一役買っていて面白い。1番笑ったのは「私と会話して」と言われた直後に画面まで傾く智貴の反応ですが。分かってやれよ切実なんだよ！
今週の時点ではダメな姉と見捨てられない弟という感じですが、これからクズな姉と困り果てる弟になっていくので、奉太郎の姉や桐乃みたいな要素をわずかでも期待してはいけない。
しかし今回だけで4つも漫画が作中に出ていたという宣伝ぶり。智貴が読んでいた「アラクニド」、ブックオンで広げられた「ばらかもん」「アカメが斬る！」「帰宅部活動記録」。今後も他の漫画が出たりするのかしらん。
リアル喪女については知らない僕としては、ぼっちあるあるダメ人間あるあるを「異性」「ギャグ漫画」というクッションを挟む代わりに救いなく描いているあたりがこの作品の見所。「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」的な素材を「よんでますよ、アザゼルさん。」にも似た手法で描いた作品というか。1話完結なので先の2作品ほど大きな構成を感じることはないけど、1回1テーマに絞られているので瞬発力が素晴らしい。
＜漫画感想＞
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (4) (ガンガンコミックスONLINE)
というわけでこちらは原作の最新4巻。今回の収録エピソードで1番笑ったのは31話「モテないし中二病でも…」。過去は変えられない、そう変えられない。殺される前に逃げろ！ また35話「モテないし弟を気遣う」は上で述べたもこっちのクズっぷりが最大限に発揮された本当に酷い回。うん、蹴っていい。そしておまけ漫画は駄目だこいつ（ry
巻末ではアニメ化についても触れており、美人の声優が酷いシーンを演じているのを見て申し訳ない気分になったりネーム担当が興奮したり、人と接することが少ないのでアニメの打ち合わせするだけで精神的にダメージを負ったりと色々と身も蓋もないことが。特に最後、ダメにリアルで読んでいるこちらの笑いも引きつる。なんというかこう、アニメは嬉しいんだけどペースが崩れないか心配だ……
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【言及】
http://shinjitsuakuro.blog109.fc2.com/blog-entry-3028.html
http://nijiirosekai.blog55.fc2.com/blog-entry-3995.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-1329.html
http://luvnail.blog46.fc2.com/blog-entry-2240.html
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-1073.html
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-6988.html
http://mikihara.blog70.fc2.com/blog-entry-3270.html
http://izan499.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！ 喪1話「モテないし、ちょっとイメチェンするわ」
漫画感想（「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！」4巻）
簡易感想1本を2日寝かせておくのもどうなんだ、ということで、ワタモテ感想は火曜更新に変更。タイトル長いよ！エントリ名に台詞突っ込む余裕ないって！
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！ 喪1話「モテないし、ちょっとイメチェンするわ」
©谷川ニコ／スクウェアエニックス・「ワタモテ」製作委員会
谷川ニコによるガンガンonline掲載の漫画をアニメ化。原作が1話完結なので、2、3本立て方式にするのかと思ったけれど、原作2、3本分をまとめて1本にする形に。今回は1,2,4話を「テスト」「イメチェン」の2つをキーワードにしてスムーズに繋げていました。細々した変更と入れ替えで1話になっちゃうものだなあ。原作では単に虚しい気持ちを抱えながらやっていた携帯ゲームを、「中学時代の会話感覚を取り戻すため」と理由付けさせてるあたりが余計切ない。
もこっち役の橘田いずみはほどよくキモく、ほどよくかわいい演技が楽しい。キョドった時の受け答えが絶妙に聞き取りづらいのは、声優としても音響としても難しいラインだろうなあ。彼女の声に加えて、絵が統一されていることもあって原作の初期ゆえの不安定さがなく、全体にもこっちはかわいくなっている場面が多かったように思います。
個人的に今回のベストは「先生になんとか挨拶できた後、笑顔で無駄に長時間先生の方を向きながら去っていくもこっち」。この去り際の様子はアニメオリジナルですが、実に彼女らしい。
基本的には橘田いずみの1人芝居で進むこの作品ですが、2番目に出番の多い弟の智貴にツッコミキャラが板についた中村悠一の配役も面白い。もこっちに自分と同じような部分を見出だしていると、彼がツッコんだ瞬間だけ自分がもこっちから離れたような気持ちになる一方、逆に自分がツッコまれてるような奇妙な気分に……！ 姉にトークを求められる際、度々心の声になる瞬間だけ画面の色を変える＆2人の顔だけ目立つようになるように明るさを変えている演出も姉と弟の切り離しに一役買っていて面白い。1番笑ったのは「私と会話して」と言われた直後に画面まで傾く智貴の反応ですが。分かってやれよ切実なんだよ！
今週の時点ではダメな姉と見捨てられない弟という感じですが、これからクズな姉と困り果てる弟になっていくので、奉太郎の姉や桐乃みたいな要素をわずかでも期待してはいけない。
しかし今回だけで4つも漫画が作中に出ていたという宣伝ぶり。智貴が読んでいた「アラクニド」、ブックオンで広げられた「ばらかもん」「アカメが斬る！」「帰宅部活動記録」。今後も他の漫画が出たりするのかしらん。
リアル喪女については知らない僕としては、ぼっちあるあるダメ人間あるあるを「異性」「ギャグ漫画」というクッションを挟む代わりに救いなく描いているあたりがこの作品の見所。「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」的な素材を「よんでますよ、アザゼルさん。」にも似た手法で描いた作品というか。1話完結なので先の2作品ほど大きな構成を感じることはないけど、1回1テーマに絞られているので瞬発力が素晴らしい。
＜漫画感想＞
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (4) (ガンガンコミックスONLINE)
というわけでこちらは原作の最新4巻。今回の収録エピソードで1番笑ったのは31話「モテないし中二病でも…」。過去は変えられない、そう変えられない。殺される前に逃げろ！ また35話「モテないし弟を気遣う」は上で述べたもこっちのクズっぷりが最大限に発揮された本当に酷い回。うん、蹴っていい。そしておまけ漫画は駄目だこいつ（ry
巻末ではアニメ化についても触れており、美人の声優が酷いシーンを演じているのを見て申し訳ない気分になったりネーム担当が興奮したり、人と接することが少ないのでアニメの打ち合わせするだけで精神的にダメージを負ったりと色々と身も蓋もないことが。特に最後、ダメにリアルで読んでいるこちらの笑いも引きつる。なんというかこう、アニメは嬉しいんだけどペースが崩れないか心配だ……
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