寝るな!/マジェスティックプリンス18話感想
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何ヶ月か前にIE(使ってるのはSleipnir2ですが)が落っこちた後、メニューバーは日本語でステータスバーは英語という訳の分からない状態になりまして。以来段々とSleipnirが落ちやすくなっている上、最近はブログにYoutubeの動画を埋め込んでも表示されないように( ゚д゚)ナニコレ しかも再インストールしようにもアンインストールに失敗するよ! ネットゲームの継続シートの表示にまで不具合が出たので焦りました。Chromeを入れてみたらこちらは不具合がないのでそれで対処したけど、このままブラウザを乗り換えてしまった方がいいかなあ。さすがにIEのためだけにOS再インストールするのは馬鹿らしい。Chromeの操作方法に慣れる方がまだマシか。キャッシュの保存先をSSDじゃなくてRAMディスクにするコマンド、ちゃんと働いてるといいんだけど。
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #018「都市学園防衛戦(後篇)」
©創通・フィールズ/MJP製作委員会

第三章「激闘」最終回。クレインとの決着!




今回の見せ場はやはりクレインとの地上戦。イズルとジアートの戦闘は縦横無尽に上下左右が入れ替わる目まぐるしさが素晴らしかったですが、イズルとクレインの近距離戦は下方からのアングルが効果的に使われ「地上から2機の戦いを見ている」感じが出るようになっています。というかロボットがラベンダー畑で戦うという発想がすごい。人間とは全く違う縮尺で、戦うロボットの足元で舞い散る花びらのなんともったいなくも美しいことか。





ソードカウンターでの接近戦を重視させるべく、二丁拳銃のアームガンは今回早々にお役御免。大腿部に懸架できる武器なのだそうだけど付けてたっけ?と確認したら、先週クレイン機を羽交い絞めにした際も両手に握ったままだった驚き。そこはアニメ特有の嘘でも良さそうなのにどんだけ凝ってるのよ!?





アサギ「待ってろよ、イズル!」
ちなみに、レッドファイブとは少し違った形で花びらの恩恵を受けているのがブルーワンの構え直しのシーン。完全に「桜吹雪の下で日本刀を構える男」のロボット版である。誰だ考えたのは!w







その前のこのシーンもそうですが、アサギは各所でパイロット能力の高さを見せるアクションが目立ちますね。ガンハルバートを投擲後に突進の勢いを生かしてアサルトブレードを抜刀即切りつけ即後ろ刺し、そしてガンハルバートを回収。右手で抜刀したのを持ち替えるのではなく最初から左逆手で抜刀している点から、少なくとも追撃の突進時には刺突によるトドメと空いた右手でのガンハルバート回収を意図していたことが窺えます。今回のブルーワンにとってガンハルバートは貴重な手持ち火器ですから、無下に使い捨てにするわけにはいかない(実際、ここでの回収に加えて、左腕切断時もちゃんと拾ったおかげでイズルの窮地を救うことが出来た)。相変わらず驚きの技量。









最期の砲撃前にクレイン機を地面に「縫い付ける」ためのアクションは、イズルとアサギの必死さがよく伝わってくる動き。アームガンに加えてソードカウンターも失い、右手は武器なし……と思いきやまさかのパンチである。その前のスラスター吹かしての押し合いといい、いわゆるリアルロボットらしからぬ要素を強調させすぎず突っ込んでくるのが素晴らしい。最後のブルーワンとセットでの滅多刺しはロボットじゃなかったら完全にアウトな表現。パンチからそのまま相手を押さえつけるレッドファイブの右手の使い方はもちろん、左腕がないからって足で押さえつけるブルーワンもよくやる。あとちょっとズレてたら中のクレイン死んでるのに!w









ケイ「100%まで待っていたら間に合わない。でも、パワーが足りなければあの敵を撃墜できない……!」
スルガ「外したら次はない。落ち着け、スルガアタル。お前ならできる、落ち着け……落ち着け。……」
ここまで必死の戦いを支えたのは、ピット艦まで交えたパープルツーの支援、ケイのアイディア、スルガの正確な射撃あってこそ。場所は離れていても、5人とも一緒に戦っているのが伝わってくる。特にスルガは先週と打って変わって喋らなくなることで集中力を見せていたのが変化を感じさせて興奮。この「気が付いたら喋らなくなっていた」という間の出し方はすごく素敵。
ローズスリーのブースターを爆破する攻撃は、4話でタマキを救出した後でもやっていましたね。この際もマップ兵器ばりの爆発範囲で、敵機数体の信号が消えているのがパープルツーのモニタ上から確認できたのでした。ブルーレイ2巻の資料設定では「ローズスリーの上部ミサイルコンテナは弾切れ時は直接ぶつけに行ける」というようなメモがありましたが、それ以上の過激な使用法になってるなあ。









というわけで、ようやくのクレインとの決着。ブラックシックスとの戦闘では死んじゃうんじゃないかという負けっぷりだったのが、激闘をきっちり盛り上げてくれる敵になるとは思わなかった。考えてみれば、敵としてはこの第三章はクレインに始まりクレインに終わった章だったのでした。







なおミーティング時のイズルを見ていると、怒られている時点で既に相当な眠気に襲われていることや、リンが「でも」と話を区切ってほっとした瞬間、アサギ達より大きく脱力していることが分かります。多分このタイミングで寝ちゃったのでしょうね。






ルティエル「弱い者が負ける、それだけのことよ」
後半はジアートによるラダの始末という政治劇。協力するチームラビッツとそれでも苦戦する相手、という前半とは対照的な内容でした。ラダはクレインとはレガトゥスとしてはギャグコンビっぽく見える部分もありましたが、クレイン戦死の報を聞いても特に悲しんでいる風でもありませんでしたね。この辺りもウルガルの気風を表す描写かしらん。最初に登場して様付される程度にはインパクトを残した彼でしたが、クレインと同時に退場ということでこれからウルガルでのギャグ描写はなくなってしまいそう。さてさて、残りの敵将には第四章でどんな役割が与えられるのかしらん。
戦闘後のイズル達をもうちょっと見たかったですが、第三章の最後を飾るにふさわしいまさに激闘の回でした。次回のサブタイトルは「ディープリーコン」。「リーコン(reconnaissance)」というのは偵察あるいは偵察隊を表す英語だそうですが、ルメスに再びスポットが当たるのかな。次回からいよいよ最後の章、楽しみです!
<おまけ>
「今回スターリンネタはない!」閣下はっちゃけないで!www
関連:
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