いらんお世話だ!/有頂天家族11話他2013/9/16感想
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<記事内アンカー>
てーきゅう 第23話「先輩とE.T.」
有頂天家族 第11話「捲土重来」
ファンタジスタドール #10「ぽかーんとポーカー 委員会の挑戦?」

三連休で良かった、感想数的にも天候的にも。
てーきゅう 第23話「先輩とE.T.」
©ルーツ / Piyo / アース・スター エンターテイメント / 亀井戸高校テニス

酒で動く奥座敷UFOで不時着した宇宙人とまりもの不思議な話。OPで出てきていた女の子は誰かと思ったらこの宇宙人で、中の人は小倉唯か。完全に宇宙人が驚かされる側になっているまりものコメディー的なハイスペックぶりが楽しい。しかしクラスでは浮き家でも信用ない。
小倉唯の早口というアイディア的な配役も面白かったですが、無駄にその歩行音にSEを付けているあたりも笑えました。3期もあるそうだけど今後この子は出番あるんだろうか。
関連:
てーきゅう 第13話「先輩とフルメタルジャケット」
てーきゅう 第14話「先輩とワンス・アンド・フォーエバー」
てーきゅう 第15話「先輩とトランスフォーマー」
てーきゅう 第16話「先輩とピンポン」
てーきゅう 第17話「先輩とマーズ・アタック」
てーきゅう 第18話「先輩とエボリューション」
てーきゅう 第19話「先輩とラン・ローラ・ラン」
てーきゅう 第20話「先輩とサイダーハウス・ルール」
てーきゅう 第21話「先輩とメジャーリーグ」
てーきゅう 第22話「先輩とフィールド・オブ・ドリームス」
有頂天家族 第11話「捲土重来」
©森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会



深まる危機、走る矢四郎。今週から反撃だと思ったら金閣・銀閣兄弟の方という視聴者を化かすサブタイに面食らう。コミカルな描写は確かにあるのに、まったく減らない根っこの緊迫感が素晴らしい。矢三郎が傘から元に戻る時は逆さで、ひょいっと回転する様などは特に軽妙に描かれていて小気味よかったです。見返すと化ける時も同じ向きなのがまた。これ、原作でも姿勢については書いてあったんだろうか。



矢三郎たちを窮地に陥れるだけあって、今回は夷川家の面々の描写がたっぷり。金閣・銀閣は確かにやることの手が込んできていて、淀川教授の姿は胡散臭いとは思ったもののすっかり騙されてしまいました。人外や物に化ける描写がこれまでの中心だったので、他の人間に化けるという基本が逆に頭から抜けちゃってたなあ……海星との会話は予想通りではあったのだけど、しょげる様子がなんともかわいらしくもありました。
また、父である早雲もなんとも悪役らしく振舞っているのだけど、矢三郎達の母との会話で垣間見せた情念はなんとも人間臭い、いや狸臭い。そうか、総一朗を総さんと呼んだら早雲は名前で呼んでもらえないわけなのか。彼女まで狸鍋になるのは防ごうとする様なども含め、悪役なのだけど哀愁を感じてしまいました。
そして、そんな3人に対して海星の輝くこと輝くこと。当たり前といえば当たり前なのだけど、今回は矢三郎と話す時と違って口の悪さが全く出ず優しさがストレートに出ていたのも、状況的な切迫感をより強めてくれていた印象。母親の姿はまだないけれど、この家の家族の揃った様子も一度見てみたいなあ……
矢三郎の締めの言葉も含め、今回は最終回に向けて素晴らしく引きの効いた回でした。これで偽叡山電車なんて予告で見せられたらもう待ち遠しくてたまりません。早く来週になってほしい!
関連:
有頂天家族 第1話「納涼床の女神」
有頂天家族 第2話「母と雷神様」
有頂天家族 第3話「薬師坊の奥座敷」
有頂天家族 第4話「大文字納涼船合戦」
有頂天家族 第5話「金曜倶楽部」
有頂天家族 第6話「紅葉狩り」
有頂天家族 第7話「銭湯の掟」
有頂天家族 第8話「父の発つ日」
有頂天家族 第9話「夷川の娘・海星」
有頂天家族 第10話「夷川早雲の暗躍」
ファンタジスタドール #10「ぽかーんとポーカー 委員会の挑戦?」
©2013 ファンタジスタドールプロジェクト/FD製作委員会



さらわれてしまったマドレーヌ、それを救うための手段はまさかの……な10話。先週「残りの話でうずめのドールが減っていくシリアス展開も考えられるかも」などと抜かした自分を記憶消去(物理)したくなるような展開に脱力。
カードを取り戻すためのトランプ対決やその相手がこれまで二度も勝てなかったアンヌであることなど脚本の自由度の高さに驚かされるところは多いのだけど、1番恐ろしいのはそういったツッコミを全てうずめ母が吸収してしまうこと。なんだこのお母さん!? 実の娘に対する出産は博打発言から始まって、場の主導権を握って引っ掻き回すだけ引っ掻き回して去っていったぞ……先に述べたようにそれなりの強敵感を発揮していたアンヌが、おかげですっかり普通の敵に。



今週のささら達は、トランプに映り込むなどしてあれこれ動く様子がコミカルでかわいらしい。プロトゼロとの勝負は勝ったというより一矢報いたという感じとはいえ、先週までの苦戦はなんだったんだという気はするのだけど。トラップカードで降らせた立方体は最初、こんにゃくかと思ってしまいました。
さてさて、ラストで明かされた委員長の正体は清正小町。予想通りなのだけど名塚佳織が演じているというだけで笑顔から無闇にプレッシャーを感じてしまうから困る。次回、彼女は何を語るのかしらん。
関連:
ファンタジスタドール #1「うずめうずうず 忍び寄る怪しい影?」
ファンタジスタドール #2「ささらさらさら 仮にもマイマスター?」
ファンタジスタドール #3「さくっと作戦 マドレーヌの献身?」
ファンタジスタドール #4「じめじめしめじ 残念王子の逆襲?」
ファンタジスタドール #5「ばたばたバイト はじめてのカティア?」
ファンタジスタドール #6「小明かりかり 拘束と献身?」
ファンタジスタドール #7「心ころころ? あわせてひとつ」
ファンタジスタドール #8「玉ねぎたまたま 文化の祭り?」
ファンタジスタドール #9「かがみかみかみ? まぎれる気持ち」

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【言及】
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てーきゅう 第23話「先輩とE.T.」
有頂天家族 第11話「捲土重来」
ファンタジスタドール #10「ぽかーんとポーカー 委員会の挑戦?」

三連休で良かった、感想数的にも天候的にも。
てーきゅう 第23話「先輩とE.T.」
©ルーツ / Piyo / アース・スター エンターテイメント / 亀井戸高校テニス

酒で動く奥座敷UFOで不時着した宇宙人とまりもの不思議な話。OPで出てきていた女の子は誰かと思ったらこの宇宙人で、中の人は小倉唯か。完全に宇宙人が驚かされる側になっているまりものコメディー的なハイスペックぶりが楽しい。しかしクラスでは浮き家でも信用ない。
小倉唯の早口というアイディア的な配役も面白かったですが、無駄にその歩行音にSEを付けているあたりも笑えました。3期もあるそうだけど今後この子は出番あるんだろうか。
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てーきゅう 第13話「先輩とフルメタルジャケット」
てーきゅう 第14話「先輩とワンス・アンド・フォーエバー」
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てーきゅう 第16話「先輩とピンポン」
てーきゅう 第17話「先輩とマーズ・アタック」
てーきゅう 第18話「先輩とエボリューション」
てーきゅう 第19話「先輩とラン・ローラ・ラン」
てーきゅう 第20話「先輩とサイダーハウス・ルール」
てーきゅう 第21話「先輩とメジャーリーグ」
てーきゅう 第22話「先輩とフィールド・オブ・ドリームス」
有頂天家族 第11話「捲土重来」
©森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会



深まる危機、走る矢四郎。今週から反撃だと思ったら金閣・銀閣兄弟の方という視聴者を化かすサブタイに面食らう。コミカルな描写は確かにあるのに、まったく減らない根っこの緊迫感が素晴らしい。矢三郎が傘から元に戻る時は逆さで、ひょいっと回転する様などは特に軽妙に描かれていて小気味よかったです。見返すと化ける時も同じ向きなのがまた。これ、原作でも姿勢については書いてあったんだろうか。



矢三郎たちを窮地に陥れるだけあって、今回は夷川家の面々の描写がたっぷり。金閣・銀閣は確かにやることの手が込んできていて、淀川教授の姿は胡散臭いとは思ったもののすっかり騙されてしまいました。人外や物に化ける描写がこれまでの中心だったので、他の人間に化けるという基本が逆に頭から抜けちゃってたなあ……海星との会話は予想通りではあったのだけど、しょげる様子がなんともかわいらしくもありました。
また、父である早雲もなんとも悪役らしく振舞っているのだけど、矢三郎達の母との会話で垣間見せた情念はなんとも人間臭い、いや狸臭い。そうか、総一朗を総さんと呼んだら早雲は名前で呼んでもらえないわけなのか。彼女まで狸鍋になるのは防ごうとする様なども含め、悪役なのだけど哀愁を感じてしまいました。
そして、そんな3人に対して海星の輝くこと輝くこと。当たり前といえば当たり前なのだけど、今回は矢三郎と話す時と違って口の悪さが全く出ず優しさがストレートに出ていたのも、状況的な切迫感をより強めてくれていた印象。母親の姿はまだないけれど、この家の家族の揃った様子も一度見てみたいなあ……
矢三郎の締めの言葉も含め、今回は最終回に向けて素晴らしく引きの効いた回でした。これで偽叡山電車なんて予告で見せられたらもう待ち遠しくてたまりません。早く来週になってほしい!
関連:
有頂天家族 第1話「納涼床の女神」
有頂天家族 第2話「母と雷神様」
有頂天家族 第3話「薬師坊の奥座敷」
有頂天家族 第4話「大文字納涼船合戦」
有頂天家族 第5話「金曜倶楽部」
有頂天家族 第6話「紅葉狩り」
有頂天家族 第7話「銭湯の掟」
有頂天家族 第8話「父の発つ日」
有頂天家族 第9話「夷川の娘・海星」
有頂天家族 第10話「夷川早雲の暗躍」
ファンタジスタドール #10「ぽかーんとポーカー 委員会の挑戦?」
©2013 ファンタジスタドールプロジェクト/FD製作委員会



さらわれてしまったマドレーヌ、それを救うための手段はまさかの……な10話。先週「残りの話でうずめのドールが減っていくシリアス展開も考えられるかも」などと抜かした自分を記憶消去(物理)したくなるような展開に脱力。
カードを取り戻すためのトランプ対決やその相手がこれまで二度も勝てなかったアンヌであることなど脚本の自由度の高さに驚かされるところは多いのだけど、1番恐ろしいのはそういったツッコミを全てうずめ母が吸収してしまうこと。なんだこのお母さん!? 実の娘に対する出産は博打発言から始まって、場の主導権を握って引っ掻き回すだけ引っ掻き回して去っていったぞ……先に述べたようにそれなりの強敵感を発揮していたアンヌが、おかげですっかり普通の敵に。



今週のささら達は、トランプに映り込むなどしてあれこれ動く様子がコミカルでかわいらしい。プロトゼロとの勝負は勝ったというより一矢報いたという感じとはいえ、先週までの苦戦はなんだったんだという気はするのだけど。トラップカードで降らせた立方体は最初、こんにゃくかと思ってしまいました。
さてさて、ラストで明かされた委員長の正体は清正小町。予想通りなのだけど名塚佳織が演じているというだけで笑顔から無闇にプレッシャーを感じてしまうから困る。次回、彼女は何を語るのかしらん。
関連:
ファンタジスタドール #1「うずめうずうず 忍び寄る怪しい影?」
ファンタジスタドール #2「ささらさらさら 仮にもマイマスター?」
ファンタジスタドール #3「さくっと作戦 マドレーヌの献身?」
ファンタジスタドール #4「じめじめしめじ 残念王子の逆襲?」
ファンタジスタドール #5「ばたばたバイト はじめてのカティア?」
ファンタジスタドール #6「小明かりかり 拘束と献身?」
ファンタジスタドール #7「心ころころ? あわせてひとつ」
ファンタジスタドール #8「玉ねぎたまたま 文化の祭り?」
ファンタジスタドール #9「かがみかみかみ? まぎれる気持ち」

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