わすれないで/ローゼンメイデン13話他2013/9/27感想
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ローゼンメイデン 第13話(最終回)「わすれないで」
ステラ女学院高等科C3部 Game 13(最終回)「歩兵ハ戦ノ女王タレ。」

【朗報】Amazonでローゼンメイデン旧シリーズ新装版の在庫が復活してた。
これで揃えられる……!
ローゼンメイデン 第13話(最終回)「わすれないで」
©PEACH-PIT・集英社/ローゼンメイデン製作委員会



絵本に残した溢れる思い。忘れることなんてできるわけがない、大事な人形……そしてもう一度、再会の時が来る。そんな最終回。Bパートで思いきり今後の話を振り出したのでどうなるかと思いましたが、結構なダイジェスト展開だったなあ。第1回がややすっきりとしなかったように、今一つ終わりを感じられない締めでした。まあ、実際に原作は続いているわけだけど。できれば最終回Bパートもまかなかったジュン視点を継続してほしかった。
それにしても「未来と過去の自分(あるいは知り合い)との対話」って、昔は自分が過去の側でばかり想像していたけど、未来の側で想像してみるとすごくこそばゆいというか恥ずかしいというか。素直に懐かしがれる自分になれていれば良かったのだけど。



蛇足がついてしまった感はあるけれど、Aパートでまかなかったジュンの物語はきっちりと終わっていたので全体としての満足感は低くありません。「頑張って立ち直った先の苦悩」というのは少年から青年に変わった主人公の題材として相応しいもので、見ていて胸を刺されるような気持ちになる場面も幾度となくありました。原作でこの後まいたジュンが主人公に戻ることに寂しさを覚えた記憶もあります。原作未完でどうしても中途半端にならざるを得ないこの作品のアニメ化においても、丁度いい切れ目でした。
また、2010年代の美術で描かれたドール達の姿がアニメ旧シリーズより小さく、より人形らしく見えるものだったのも印象的。このあたりは作品の雰囲気もあるでしょうが、同時に中学生と大学生の視点の違いが表れているようにも感じました。
続きがこのアニメで見られないの残念だし、内容に不満もあるにはありますが、もう一度真紅達の姿を見せてくれたことにお礼を言いたいと思います。特に真紅の上品なデレには終盤、きゅんとされっ放し。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。さあ、今更ながら原作買ったし読むぞ!そしてやはり金糸雀こそ至高かしら!
関連:
ローゼンメイデン 第1話「アリスゲーム」
ローゼンメイデン 第2話「少女のつくり方」
ローゼンメイデン 第3話「真紅の目覚め」
ローゼンメイデン 第4話「ティーポット」
ローゼンメイデン 第5話「天使の黒い羽根」
ローゼンメイデン 第6話「下弦の月まで」
ローゼンメイデン 第7話「存在した時間」
ローゼンメイデン 第8話「アンティークドール」
ローゼンメイデン 第9話「幻影の白薔薇」
ローゼンメイデン 第10話「見えない選択肢」
ローゼンメイデン 第11話「約束と嘘」
ローゼンメイデン 第12話「ローザミスティカ」
ステラ女学院高等科C3部 Game 13(最終回)「歩兵ハ戦ノ女王タレ。」
©月眠/ステラ女学院保護者会


最後は皆で賑やかに、楽しくフィールドクイーン・コンテスト。中盤~終盤の雰囲気が雰囲気だけにこのあまりの屈託のなさも違和感を覚えてはしまうのだけど、脇役陣にスポットが当たった様子は楽しい。カリラのことをオヤジ臭いとか言ってるそのら、君が1番オヤジ臭いwww 解説はオーディオコメンタリーか何かみたいな雰囲気だったなあ。
しかし今回、どうしても許せない発言が一つ。

ほのか「眼鏡っ娘っていうのは眼鏡を外した時、ヒロインになるものよ」
えーっとスタッフの皆様、
三|三
イ `< ,..-──- 、 _|_
 ̄ /. : : : : : : : : : \ |_ ヽ
∧ /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ (j )
/ \ ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
{:: : : : :i '⌒' '⌒' i: : : : :} _ヽ_∠
└┼┘ {:: : : : | ェェ ェェ |: : : : :} lニl l |
. |_|_| , 、 { : : : :| ,.、 |:: : : :;! l─| l 亅
__ ヽ ヽ. _ .ヾ: :: :i r‐-ニ-┐ | : : :ノ _
/ } >'´.-!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′ l `ヽ
´⌒) | -! \` ー一'´丿 \ l/⌒ヽ
-' ノ ,二!\ \___/ /`丶、 _ノ
/\ / \ /~ト、 / l \
/ 、 `ソ! \/l::::|ハ/ l-7 _ヽ
/\ ,へi ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、 |_厂 _゙:、
∧  ̄ ,ト| >‐- ̄` \. | .r'´ ヽ、
,ヘ \_,. ' | | 丁二_ 7\、|イ _/ ̄ \
i \ ハ∟ |::::|`''ー-、,_/ /\_ _/⌒ヽ
それはむしろ古典的邪道だから!何度泣かされてきたと思ってるんだ!(血涙)



さて、今回で最終回を迎えたこの作品。正直、あまり楽しめたとは言えません。1番不満だったのは、キャラ描写の質があまりに偏っていたこと。部活アニメということで、個性豊かなメンバーの活躍を期待していたのですが、その点は全く外されてしまいました。特に描写が不足していたのがほのかと八千代で、最終回になるまで表層的な設定以上のキャラクター性を感じることができませんでした。
もちろん、ゆらを主体とした物語である以上描写量が減ってしまうのは分かる。でも、コマンダーやスナイパーといった役割すらろくに描けていないのでは数合わせも同然。そうした差が顕著に出ているのが12話のサバゲー参加の様子であったと思います。ゆらを心配し続けたれんと、デザインと身体能力、ちょっと意外なキャスティングで目を引くカリラが参戦し、その後おまけの2人がくっついてくる……という。原作だとほのかと八千代はこの時期モブだったんです、後でレギュラー化しましたとか言われたら信じたくなるレベル。
脇役陣のキャラクター性は、描きようによってはゆらが泥沼に陥っていく様子を見て感じる不快感を和らげることもできたはず。感想を書いていても、「真面目くさった顔で「○○ちゃんブッヒィィィ」を書く」という形で吹っ切って楽しむことができないのは正直辛かったです。
ゆら1人のためのストーリーなら、最初からそれと分かるタイトル付けと宣伝をしてほしかった。結局、自分にはそのギャップを埋めて作品を見ることはできませんでした。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
関連:
ステラ女学院高等科C3部 Game 1「志願兵ハ居ナイノカッ!?」
ステラ女学院高等科C3部 Game 2「我、令嬢守衛ヲ拝命ス。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 3「敵弾ハ、魂マデモ砕カンヤ?」
ステラ女学院高等科C3部 Game 4「不射ノ射ヲモチ当タルベシ。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 5「孤島ボツトハ熱ク萌ユ。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 6「「ヌレヌレ作戦」発動セリ。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 7「凶弾ニ同志ハ斃れヌ。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 8「司令ハ非情タルベキカ?」
ステラ女学院高等科C3部 Game 9「斯クシテ宴ハ終ワル。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 10「戦友ハ皆、消エ行クモノ也。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 11「継戦能力既ニ無シ。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 12「当タッテ、弾ケロ。」

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ローゼンメイデン 第13話(最終回)「わすれないで」
ステラ女学院高等科C3部 Game 13(最終回)「歩兵ハ戦ノ女王タレ。」

【朗報】Amazonでローゼンメイデン旧シリーズ新装版の在庫が復活してた。
これで揃えられる……!
ローゼンメイデン 第13話(最終回)「わすれないで」
©PEACH-PIT・集英社/ローゼンメイデン製作委員会



絵本に残した溢れる思い。忘れることなんてできるわけがない、大事な人形……そしてもう一度、再会の時が来る。そんな最終回。Bパートで思いきり今後の話を振り出したのでどうなるかと思いましたが、結構なダイジェスト展開だったなあ。第1回がややすっきりとしなかったように、今一つ終わりを感じられない締めでした。まあ、実際に原作は続いているわけだけど。できれば最終回Bパートもまかなかったジュン視点を継続してほしかった。
それにしても「未来と過去の自分(あるいは知り合い)との対話」って、昔は自分が過去の側でばかり想像していたけど、未来の側で想像してみるとすごくこそばゆいというか恥ずかしいというか。素直に懐かしがれる自分になれていれば良かったのだけど。



蛇足がついてしまった感はあるけれど、Aパートでまかなかったジュンの物語はきっちりと終わっていたので全体としての満足感は低くありません。「頑張って立ち直った先の苦悩」というのは少年から青年に変わった主人公の題材として相応しいもので、見ていて胸を刺されるような気持ちになる場面も幾度となくありました。原作でこの後まいたジュンが主人公に戻ることに寂しさを覚えた記憶もあります。原作未完でどうしても中途半端にならざるを得ないこの作品のアニメ化においても、丁度いい切れ目でした。
また、2010年代の美術で描かれたドール達の姿がアニメ旧シリーズより小さく、より人形らしく見えるものだったのも印象的。このあたりは作品の雰囲気もあるでしょうが、同時に中学生と大学生の視点の違いが表れているようにも感じました。
続きがこのアニメで見られないの残念だし、内容に不満もあるにはありますが、もう一度真紅達の姿を見せてくれたことにお礼を言いたいと思います。特に真紅の上品なデレには終盤、きゅんとされっ放し。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。さあ、今更ながら原作買ったし読むぞ!そしてやはり金糸雀こそ至高かしら!
関連:
ローゼンメイデン 第1話「アリスゲーム」
ローゼンメイデン 第2話「少女のつくり方」
ローゼンメイデン 第3話「真紅の目覚め」
ローゼンメイデン 第4話「ティーポット」
ローゼンメイデン 第5話「天使の黒い羽根」
ローゼンメイデン 第6話「下弦の月まで」
ローゼンメイデン 第7話「存在した時間」
ローゼンメイデン 第8話「アンティークドール」
ローゼンメイデン 第9話「幻影の白薔薇」
ローゼンメイデン 第10話「見えない選択肢」
ローゼンメイデン 第11話「約束と嘘」
ローゼンメイデン 第12話「ローザミスティカ」
ステラ女学院高等科C3部 Game 13(最終回)「歩兵ハ戦ノ女王タレ。」
©月眠/ステラ女学院保護者会


最後は皆で賑やかに、楽しくフィールドクイーン・コンテスト。中盤~終盤の雰囲気が雰囲気だけにこのあまりの屈託のなさも違和感を覚えてはしまうのだけど、脇役陣にスポットが当たった様子は楽しい。カリラのことをオヤジ臭いとか言ってるそのら、君が1番オヤジ臭いwww 解説はオーディオコメンタリーか何かみたいな雰囲気だったなあ。
しかし今回、どうしても許せない発言が一つ。

ほのか「眼鏡っ娘っていうのは眼鏡を外した時、ヒロインになるものよ」
えーっとスタッフの皆様、
三|三
イ `< ,..-──- 、 _|_
 ̄ /. : : : : : : : : : \ |_ ヽ
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それはむしろ古典的邪道だから!何度泣かされてきたと思ってるんだ!(血涙)



さて、今回で最終回を迎えたこの作品。正直、あまり楽しめたとは言えません。1番不満だったのは、キャラ描写の質があまりに偏っていたこと。部活アニメということで、個性豊かなメンバーの活躍を期待していたのですが、その点は全く外されてしまいました。特に描写が不足していたのがほのかと八千代で、最終回になるまで表層的な設定以上のキャラクター性を感じることができませんでした。
もちろん、ゆらを主体とした物語である以上描写量が減ってしまうのは分かる。でも、コマンダーやスナイパーといった役割すらろくに描けていないのでは数合わせも同然。そうした差が顕著に出ているのが12話のサバゲー参加の様子であったと思います。ゆらを心配し続けたれんと、デザインと身体能力、ちょっと意外なキャスティングで目を引くカリラが参戦し、その後おまけの2人がくっついてくる……という。原作だとほのかと八千代はこの時期モブだったんです、後でレギュラー化しましたとか言われたら信じたくなるレベル。
脇役陣のキャラクター性は、描きようによってはゆらが泥沼に陥っていく様子を見て感じる不快感を和らげることもできたはず。感想を書いていても、「真面目くさった顔で「○○ちゃんブッヒィィィ」を書く」という形で吹っ切って楽しむことができないのは正直辛かったです。
ゆら1人のためのストーリーなら、最初からそれと分かるタイトル付けと宣伝をしてほしかった。結局、自分にはそのギャップを埋めて作品を見ることはできませんでした。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
関連:
ステラ女学院高等科C3部 Game 1「志願兵ハ居ナイノカッ!?」
ステラ女学院高等科C3部 Game 2「我、令嬢守衛ヲ拝命ス。」
ステラ女学院高等科C3部 Game 3「敵弾ハ、魂マデモ砕カンヤ?」
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ステラ女学院高等科C3部 Game 9「斯クシテ宴ハ終ワル。」
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