なんでそんな奴住まわせてんだ?/のうコメ4話他2013/10/31感想
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境界の彼方 #5「萌黄の灯」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第4話「①ハーレムはスバラC!②世界で一番キミチE!」

10月もおしまい、今年もあと2ヶ月。
境界の彼方 #5「萌黄の灯」
©鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会



ひとまず戦いが終わったそこには日常がある、これまでと少しだけ違った日常が。
というわけで、未来が皆に溶け込んでいく回。前回まで描写の主体の1人だった秋人の出番を控えめにすることで、作劇上の新鮮さ作りと未来の成長描写を同時に行っているのが上手い。秋人抜きで彼女が「他人と」賑やかに会話している、それだけで最初から考えればすごいことなんですよね。先週の出来事が単純に秋人を認めるというだけのことではなくて、彼女の世界との関わり方を変えるものであったことが感じられました。
また秋人の代わりに今回未来を見つめる役が美月というのも、全体をしっとりした雰囲気にするのに貢献していた印象。冒頭の部室での会話のように、秋人や博臣が今回の役割を担当してたら途中で性癖こじらせて話が振り切れてるwww 「1人じゃないなんて簡単に思うのはよくないわ」と、忠告という形で意固地さを垣間見せた美月が、次第に自分と未来を重ねていく。言葉少なな描き方は、一方でしんみりと心に届くものでした。未来は不器用に他人を拒絶してきたけれど、美月は小器用に他人を拒絶してきたのですね。そんな彼女の兄への甘えからEDという入り方は、これまでの5話でもっとも美しかったのではないかと思います。



秋人「ゆるふわ系の髪質、あどけない顔立ち、幼さを残した胸元、穢れを知らない太もも、小柄で華奢な体躯、正に理想の妹!更に眼鏡が似合う!しかも昨日今日始めた上辺だけの眼鏡じゃあない。『そこが眼鏡置き場です』とでも言いたげな完っ璧な鼻!」
未来「不愉快です!」
ちなみに眼鏡っ娘と妹っぽさの組み合わせなら最近は艦これの巻雲がオススメ。甘えんぼ袖という言葉を初めて知りました。

未来がブログやtwitterをやっている設定、すっかり忘れてましたw とはいえ今見ると、他者と関わってはいけないと自戒してきた彼女にとって重要なものだったのだろうなと思います。ネットだけの付き合いなら、呪われた血もあまり関係ありませんしね。今日の様子を見ていると悪態をついたりするのがメインだった気もするけど。 異界士や妖夢のことに触れるわけにもいかないだろうに、一体どうやって絶賛炎上まで持ち込めるのかしらんw
ちなみにずっと疑問なのですが、彼女の経済基盤ってとうなってるのでしょう。当初の妖夢殺しができなかった様子からすれば、自分だけで生活費を稼ぐなんてできないだろうし……伊波家から本当に最低限の仕送りだけ受けているんだろうか。
さて次回は予告を見るとコメディー要素を盛り込んだバトルという感じですが、どんな配分で見せてくれるのかな。
関連:
境界の彼方 #1「カーマイン」
境界の彼方 #2「群青」
境界の彼方 #3「ムーンライトパープル」
境界の彼方 #4「橙」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第4話「①ハーレムはスバラC!②世界で一番キミチE!」
©2013 春日部タケル・ユキヲ/角川書店/のうコメ製作委員会



ハマると大体笑えてくるから困る。今回は絶対選択肢が出たのが冒頭の1度だけでしたが、それが連発するギャグを立て板に水のようにスムーズに流していた印象。あれは良くも悪くも流れをぶった切る代物なので、今回はコメディ作品としての地力が出ていたと言えるのかもしれません。1個1個の質よりとにかくテンポ重視でギャグがぶち込まれるので会話劇が妙に小気味いい。色彩のはっきりしたBGMと言い、ドラマCDにしても十分やっていけそうな予感。
しかしヒロインが3人いて4話になっているのに、ハーレムより変人集団の印象の方が強いなwww 雪平と謳歌の奏への反応はイベントをこなした分だけ僅かに前進が見て取れなくもないのですが、あくまでコメディに埋め込んでいるので話が不意に転調したりしない。特に雪平の行動がショコラとそのパイオツに対する嫉妬を内包していると解釈すると、変人過ぎる行動もかわいく見えなくもない。変人だけど。近藤唯の演技は上辺だけにせよクールキャラを演じるにはちょっと粘っこい気もするのですが、パイオツとかペット三段活用とか時折キーワードのイントネーションに妙なハマり方をするな……

宴先生、教え子の前であぐらかいて爪の手入れとか完全におっさんですね。出番があったのは嬉しいけど暴れてくれなかったのが残念。そしてクラス会議での視覚的存在感のなさは狙ってるのかどうなのかwww


今回は幕間の繋ぎ回であると同時に、ショコラにスポットを当てた回でもありました。1話ラストを持っていく登場をした割に目立っていなかったので、今回の出番とクラス入りは時宜を得たものだったように思います。そして犬っぽくても腐女子でも雪平達ほどおかしくないから奏に意識されるというのが皮肉。雪平達との絡みや彼女に対して含む所のあるらしい先輩の登場など彼女の接点も増えてきましたが、他の人相手には彼女はどんな反応を見せてくれるようになるのかしらん。
関連:
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第1話「①甘草奏の甘くない日常②甘草奏の臭くない納豆」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第2話「①秘技あり!ブタックジョークで笑わせろ!②異議あり!ブタック裁判 」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第3話「①がーるず&ぱんちらー②男物でもパンツが見たい?」

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俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第4話「①ハーレムはスバラC!②世界で一番キミチE!」

10月もおしまい、今年もあと2ヶ月。
境界の彼方 #5「萌黄の灯」
©鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会



ひとまず戦いが終わったそこには日常がある、これまでと少しだけ違った日常が。
というわけで、未来が皆に溶け込んでいく回。前回まで描写の主体の1人だった秋人の出番を控えめにすることで、作劇上の新鮮さ作りと未来の成長描写を同時に行っているのが上手い。秋人抜きで彼女が「他人と」賑やかに会話している、それだけで最初から考えればすごいことなんですよね。先週の出来事が単純に秋人を認めるというだけのことではなくて、彼女の世界との関わり方を変えるものであったことが感じられました。
また秋人の代わりに今回未来を見つめる役が美月というのも、全体をしっとりした雰囲気にするのに貢献していた印象。冒頭の部室での会話のように、秋人や博臣が今回の役割を担当してたら途中で性癖こじらせて話が振り切れてるwww 「1人じゃないなんて簡単に思うのはよくないわ」と、忠告という形で意固地さを垣間見せた美月が、次第に自分と未来を重ねていく。言葉少なな描き方は、一方でしんみりと心に届くものでした。未来は不器用に他人を拒絶してきたけれど、美月は小器用に他人を拒絶してきたのですね。そんな彼女の兄への甘えからEDという入り方は、これまでの5話でもっとも美しかったのではないかと思います。



秋人「ゆるふわ系の髪質、あどけない顔立ち、幼さを残した胸元、穢れを知らない太もも、小柄で華奢な体躯、正に理想の妹!更に眼鏡が似合う!しかも昨日今日始めた上辺だけの眼鏡じゃあない。『そこが眼鏡置き場です』とでも言いたげな完っ璧な鼻!」
未来「不愉快です!」
ちなみに眼鏡っ娘と妹っぽさの組み合わせなら最近は艦これの巻雲がオススメ。甘えんぼ袖という言葉を初めて知りました。

未来がブログやtwitterをやっている設定、すっかり忘れてましたw とはいえ今見ると、他者と関わってはいけないと自戒してきた彼女にとって重要なものだったのだろうなと思います。ネットだけの付き合いなら、呪われた血もあまり関係ありませんしね。今日の様子を見ていると悪態をついたりするのがメインだった気もするけど。 異界士や妖夢のことに触れるわけにもいかないだろうに、一体どうやって絶賛炎上まで持ち込めるのかしらんw
ちなみにずっと疑問なのですが、彼女の経済基盤ってとうなってるのでしょう。当初の妖夢殺しができなかった様子からすれば、自分だけで生活費を稼ぐなんてできないだろうし……伊波家から本当に最低限の仕送りだけ受けているんだろうか。
さて次回は予告を見るとコメディー要素を盛り込んだバトルという感じですが、どんな配分で見せてくれるのかな。
関連:
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境界の彼方 #2「群青」
境界の彼方 #3「ムーンライトパープル」
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©2013 春日部タケル・ユキヲ/角川書店/のうコメ製作委員会



ハマると大体笑えてくるから困る。今回は絶対選択肢が出たのが冒頭の1度だけでしたが、それが連発するギャグを立て板に水のようにスムーズに流していた印象。あれは良くも悪くも流れをぶった切る代物なので、今回はコメディ作品としての地力が出ていたと言えるのかもしれません。1個1個の質よりとにかくテンポ重視でギャグがぶち込まれるので会話劇が妙に小気味いい。色彩のはっきりしたBGMと言い、ドラマCDにしても十分やっていけそうな予感。
しかしヒロインが3人いて4話になっているのに、ハーレムより変人集団の印象の方が強いなwww 雪平と謳歌の奏への反応はイベントをこなした分だけ僅かに前進が見て取れなくもないのですが、あくまでコメディに埋め込んでいるので話が不意に転調したりしない。特に雪平の行動がショコラとそのパイオツに対する嫉妬を内包していると解釈すると、変人過ぎる行動もかわいく見えなくもない。変人だけど。近藤唯の演技は上辺だけにせよクールキャラを演じるにはちょっと粘っこい気もするのですが、パイオツとかペット三段活用とか時折キーワードのイントネーションに妙なハマり方をするな……

宴先生、教え子の前であぐらかいて爪の手入れとか完全におっさんですね。出番があったのは嬉しいけど暴れてくれなかったのが残念。そしてクラス会議での視覚的存在感のなさは狙ってるのかどうなのかwww


今回は幕間の繋ぎ回であると同時に、ショコラにスポットを当てた回でもありました。1話ラストを持っていく登場をした割に目立っていなかったので、今回の出番とクラス入りは時宜を得たものだったように思います。そして犬っぽくても腐女子でも雪平達ほどおかしくないから奏に意識されるというのが皮肉。雪平達との絡みや彼女に対して含む所のあるらしい先輩の登場など彼女の接点も増えてきましたが、他の人相手には彼女はどんな反応を見せてくれるようになるのかしらん。
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俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第1話「①甘草奏の甘くない日常②甘草奏の臭くない納豆」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第2話「①秘技あり!ブタックジョークで笑わせろ!②異議あり!ブタック裁判 」
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