大好きだったんだろうな/革命機ヴァルヴレイヴ16話感想
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消える記憶、消える思い。
革命機ヴァルヴレイヴ 第16話「マリエ解放」
© SUNRISE/VVV Committee, MBS



ハーノイン「ヴァルヴレイヴの技術を応用しただけでこれとは……カイン大佐、ヴァルヴレイヴ、どちらも常識から外れ過ぎてるな」
キルシュバオムはヴァルヴレイヴに比肩する性能を見せつつあっさり撤退。長居できないことやエネルギー消費の激しさはもっと事前に言い含めておきべきだと思うの。攻撃面では変形以外あまり目立ったギミックがないせいか、鳴り物入りで登場した割には地味だった印象。後でマリエ無双が待っているからかませにしたくない、というのも長居させなかった理由かもしれませんが、せっかくの目立つ機会を失ってしまったように思います。あ、でもエネルギーパック換装の様子はバッフェがかわいらしかったw



サキinショタボディへの人工呼吸は、きゃーTSショタNTRよー!っと変な興奮をしてしまったwww こんなシチュエーションを思いつくこと自体には拍手したい。祖国にとって最も忠良な存在であろう少年兵に過去の自分達の秘密を語ってしまうアードライの底抜け加減は置いておいて、回想時の5人の様子はそれぞれ個性が感じられて面白かったかな。



マリエ「全部繋がってたんだ……ヴァルヴレイヴのことも、あたしの記憶のことも。そして今、あたしの1番古い記憶が消えた」
失われたマリエの過去は、1号機のテストパイロットだったというもの。記憶を忘れたのではなく文字通り失ったのであれば、外部からの情報がない限りはそれを思い出して漏洩させる危険もない。処分ではなく咲森学園送りにしたのは、実験台になった彼女へのせめてもの贖罪でしょうか。まあ研究してた人の様子がさっぱり分からないんだから何でも想像できるけどw
それ故によく分からないのは、マリエの神憑きとしてのハルト達との違い。自己のルーンをヴァルヴレイヴに供給するにあたってリミッターを持っていないことで彼女がテストパイロット失格の烙印を押されたことはピノの発言で分かりますが、それが当時の神憑き化技術の欠陥なのかマリエ個人の欠陥なのかは示されていないのですよね。
ところでエルエルフ、ピノの存在についてはどのくらい分かってるんだろうか。



キューマ「すげえ、あんな力が出せるのか!」
ルーンの消費に制限をかけないマリエの操る1号機の戦い方は確かに激しかったものの、もともとイデアール自体にはそれほど苦戦していなかったので、圧巻というほどではなかったかな。というかこれまでの消費量を考えると、わずか1戦で2年分以上の記憶って随分効率が悪い……



マリエ「良かった、そんなに好きな友達がいたんだ」
マリエが記憶を失いながら戦っていく様は演出的な美しさを感じつつ、それ故に積み重ねがあまりに足りないことも露呈していてもったいない。1期で単なるショーコの友人その1ポジションだった割に、彼女との絡みもけして多くなかったものなあ。この間やったばかりのアキラとのやりとりの記憶が欠落する瞬間が1番「ああ、消えちゃった……」と感じる有様でした。今回追加されたショーコとのやりとりも本当に最低限だったし。さて、次回予告に彼女らしき人物は映ってましたが、マリエの安否やいかに。

ところで、エルエルフの合図の「YOKAN」って最初「予感」かと思って随分ロマンチックだなと感じたのですが、よく考えたらこれ「羊羹」ですよね。何このお茶目さん。
関連:
革命機ヴァルヴレイヴ 第1話「革命の転校生」
革命機ヴァルヴレイヴ 第2話「666を超えて」
革命機ヴァルヴレイヴ 第3話「エルエルフの予言」
革命機ヴァルヴレイヴ 第4話「人質はヴァルヴレイヴ」
革命機ヴァルヴレイヴ 第5話「歌う咲森学園」
革命機ヴァルヴレイヴ 第6話「サキ・カムバック」
革命機ヴァルヴレイヴ 第7話「瓦礫の下のハルト」
革命機ヴァルヴレイヴ 第8話「光の王女」
革命機ヴァルヴレイヴ 第9話「犬と雷」
革命機ヴァルヴレイヴ 第10話「恋の選挙公約」
革命機ヴァルヴレイヴ 第11話「軍事法廷第54号」
革命機ヴァルヴレイヴ 第12話(最終回)「起動する異端者」
革命機ヴァルヴレイヴ 第13話「呪いの絆」
革命機ヴァルヴレイヴ 第14話「大気圏の兄妹」
革命機ヴァルヴレイヴ 第15話「カルルスタインへの帰還」

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