ちゃんとさせて/ガンダムビルドファイターズ5話他2013/11/5感想
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<記事内アンカー>
ガンダムビルドファイターズ 第5話「最強ビルダー」
漫画感想(「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」5巻)

なんで魔王?と思ったらマオだから魔王なのか。
ガンダムビルドファイターズ 第5話「最強ビルダー」
© 創通・サンライズ・テレビ東京


関西からやってきた名ビルダー! また1人、新たなライバルの登場。
前回「ガンプラをガチ分析する研究員だと思った?残念単なるガノタアイドルオタだよ!」と逆手にやっておきながら、今回はガンプラ心形流なんてものを登場させる反転ぶりに爆笑。シミュレーターすら必要としないビルドストライクvsガンダムX魔王まで含めて、本気の遊びを見せつける演出・構成が面白い。
また、ヒッチハイクのお礼にガンプラという描写でガンプラの普及ぶりを示す描写がその後のカフェでの出来事を一瞬「え、このお姉さん頼んだの?」と錯覚させかねないのも地味に繋がっていて楽しいなあ。「お待たせしました」じゃないだろウェイター!


作中初のガンダムvsガンダムはビルドストライクvsガンダムX魔王……と思わせておいて、Vガンダムvsウイングガンダムフェニーチェが奪取。リカルドが言うように、改めて見ても洗練されてるよなあこのデザイン。胸部を中心として「丸みがある」のが女性パイロットも多く乗った機体らしい。これに乗って死んだシュラク隊のお姉さんも多いのでナンパには不向きではないかという指摘も感想まとめサイトで見かけましたが、だが待ってほしい、アンテナがヘキサタイプでないということはむしろマーベットさんのように生存フラグと言えるのではないか。いやこれだとリカルドがオリファー役になって死亡フラグ立つけどw
Vガンダムの腕から飛び出すビームサーベルやEDを連想させるナンパシーンの背景、フェニーチェのガンダムWのOPを彷彿とさせる登場といったファンサービスも気持ちいい。何気にこの5話、V~Xの平成TVガンダム初期4作の主役機が30分の中に勢揃いするという直撃世代にはたまらない回となっています。

今回もチナはすっかり恋する女の子。かわいいけどそろそろ他の面も見たい気もするなあ……ただ、セイを自宅に招こうとしたり、リン子といつの間にか知り合いになっている外堀アタックのスマートさは彼女の積極さが感じられて微笑ましかったです。セイの行動についての理解を彼女とリン子が補完し合う様も、地味に母と同級生の目線の違いが感じられます。しかしまあ、セイって鈍感なのにヘマしないなあw

今回ビルドストライクにやられる役割を担ったのは、0083に登場するGP-02サイサリスでした。今でこそ珍しくなくなった「ガンダム対ガンダム」を映像媒体で初めて「宿敵」の構図で行なったエポックメイキングな機体ですね(SDも含めれば今回チラッと写っていた「SDガンダム外伝」のサタンガンダム、非映像作品まで含めれば「ガンダム・センチネル」のガンダムMk-Ⅴが最初になるかな?)。Ζガンダムで黒Mk-Ⅱやサイコガンダムによるガンダム対決はありましたけど、序盤で終わる前者や化物じみた後者と違い、ガトーという武人然としたパイロットが駆り主人公の前に立ちふさがる様は「ガンダムだけどガンダム離れしたフェイスデザイン」「核弾頭を発射するための機体という設定的禍々しさ」などと相まって随分強烈なインパクトを残したことを覚えています。SDガンダムでも「悪のガンダム」としてガンキラーともども重宝されてましたっけ。
ただ「核弾頭を撃つための機体」という設定は対MS戦能力の低さにも繋がっていて、本編中だとそれ以外の武器はビームサーベルとバルカンのみ。それを駆使して戦うガトーの様子が格好良かった訳でもあるのですが、いかんせん今回操縦するのは顔無しモブ。核弾頭の見せ場もなければ技量差があるわけでもない以上、今回のやられっぷりも仕方ないところでしょうか。
しかしごん太ビームを発射するガンプラは許容できても、核弾頭を発射するガンプラを想像すると苦笑してしまうんですがこれいかに。コロニーマップで撃ったらフィールド破壊どころの騒ぎじゃないのは一緒なんだけどなあw
さて、次回気になるのはユウキの去就とそれに対するセイ達の反応。突然失われた目標に、2人はどう向き合うのかな。
関連:
ガンダムビルドファイターズ 第1話「セイとレイジ」
ガンダムビルドファイターズ 第2話「紅の彗星」
ガンダムビルドファイターズ 第3話「フルパッケージ」
ガンダムビルドファイターズ 第4話「ガンプラアイドル キララ☆」
<漫画感想>
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (5) (カドカワコミックス・エース)

長谷川裕一の「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」5巻を読了。コンスタントに続いているので発刊がスピーディーだなあ。
5巻ではエリン・シュナイダーと「エンジェル・コール」を追ってフォント達が地上に降下。目的地はジャブローというこのシチュエーションだけでなんだか楽しいw もっとも、赤いズゴックもMSVのMS達もいないけど。どういう目論見なのかサーカスがエリン・シュナイダー側にも傭兵を派遣していたので戦いは三つ巴になるわけですが、まあキゾ中将以外目立ったキャラのいないザンスカールが割りを食うのは仕方ないところか。
今回はサーカスの別メンバーの操る機体として読者応募のMSが3体出ているわけですが、まあこれが実にサーカスらしく頭のネジの外れた恐ろしさのあるデザイン。他作品では採用されなさそうなものも許容してしまえる木星帝国の懐の広さが感じられる、一癖も二癖もある代物になっています。しかも単に奇抜というだけではなく、見事に一芸に繋がっているので中ボスとしての緊張感たっぷり。そしてそれに向き合うフォント、カーティス、ジャックの3人にもそれぞれドラマが用意されており、正に盛りだくさんの内容になっています。今週のガンダムビルドファイターズに出たVガンダムも登場するよ!(提灯)
無印ならあと1巻で終わりですが、こちらは現在のところそんな雰囲気は見えません。残りのサーカス機との対決、キゾ中将との企みなど、まだまだ楽しませてくれそうです。
関連:
漫画感想(「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」4巻)
漫画感想(「あいまいみー」1巻、「trash.」4巻、「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」3巻)
漫画感想(「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」2巻、「委員長お手をどうぞ」完全版)
漫画感想(「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」、「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」1巻、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」6巻)

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【言及】
http://shinjitsuakuro.blog109.fc2.com/blog-entry-3752.html
http://nijiirosekai.blog55.fc2.com/blog-entry-4188.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-1765.html
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-1262.html
http://scriptor.blog54.fc2.com/blog-entry-2731.html
http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-3492.html
http://luvnail.blog46.fc2.com/blog-entry-2546.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-853.html
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2013/11/gbf-5.html
http://nanohana0103.blog.fc2.com/blog-entry-1386.html
http://specium78.blog93.fc2.com/blog-entry-1949.html
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-8255.html
ガンダムビルドファイターズ 第5話「最強ビルダー」
漫画感想(「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」5巻)

なんで魔王?と思ったらマオだから魔王なのか。
ガンダムビルドファイターズ 第5話「最強ビルダー」
© 創通・サンライズ・テレビ東京


関西からやってきた名ビルダー! また1人、新たなライバルの登場。
前回「ガンプラをガチ分析する研究員だと思った?残念単なるガノタアイドルオタだよ!」と逆手にやっておきながら、今回はガンプラ心形流なんてものを登場させる反転ぶりに爆笑。シミュレーターすら必要としないビルドストライクvsガンダムX魔王まで含めて、本気の遊びを見せつける演出・構成が面白い。
また、ヒッチハイクのお礼にガンプラという描写でガンプラの普及ぶりを示す描写がその後のカフェでの出来事を一瞬「え、このお姉さん頼んだの?」と錯覚させかねないのも地味に繋がっていて楽しいなあ。「お待たせしました」じゃないだろウェイター!


作中初のガンダムvsガンダムはビルドストライクvsガンダムX魔王……と思わせておいて、Vガンダムvsウイングガンダムフェニーチェが奪取。リカルドが言うように、改めて見ても洗練されてるよなあこのデザイン。胸部を中心として「丸みがある」のが女性パイロットも多く乗った機体らしい。これに乗って死んだシュラク隊のお姉さんも多いのでナンパには不向きではないかという指摘も感想まとめサイトで見かけましたが、だが待ってほしい、アンテナがヘキサタイプでないということはむしろマーベットさんのように生存フラグと言えるのではないか。いやこれだとリカルドがオリファー役になって死亡フラグ立つけどw
Vガンダムの腕から飛び出すビームサーベルやEDを連想させるナンパシーンの背景、フェニーチェのガンダムWのOPを彷彿とさせる登場といったファンサービスも気持ちいい。何気にこの5話、V~Xの平成TVガンダム初期4作の主役機が30分の中に勢揃いするという直撃世代にはたまらない回となっています。

今回もチナはすっかり恋する女の子。かわいいけどそろそろ他の面も見たい気もするなあ……ただ、セイを自宅に招こうとしたり、リン子といつの間にか知り合いになっている外堀アタックのスマートさは彼女の積極さが感じられて微笑ましかったです。セイの行動についての理解を彼女とリン子が補完し合う様も、地味に母と同級生の目線の違いが感じられます。しかしまあ、セイって鈍感なのにヘマしないなあw

今回ビルドストライクにやられる役割を担ったのは、0083に登場するGP-02サイサリスでした。今でこそ珍しくなくなった「ガンダム対ガンダム」を映像媒体で初めて「宿敵」の構図で行なったエポックメイキングな機体ですね(SDも含めれば今回チラッと写っていた「SDガンダム外伝」のサタンガンダム、非映像作品まで含めれば「ガンダム・センチネル」のガンダムMk-Ⅴが最初になるかな?)。Ζガンダムで黒Mk-Ⅱやサイコガンダムによるガンダム対決はありましたけど、序盤で終わる前者や化物じみた後者と違い、ガトーという武人然としたパイロットが駆り主人公の前に立ちふさがる様は「ガンダムだけどガンダム離れしたフェイスデザイン」「核弾頭を発射するための機体という設定的禍々しさ」などと相まって随分強烈なインパクトを残したことを覚えています。SDガンダムでも「悪のガンダム」としてガンキラーともども重宝されてましたっけ。
ただ「核弾頭を撃つための機体」という設定は対MS戦能力の低さにも繋がっていて、本編中だとそれ以外の武器はビームサーベルとバルカンのみ。それを駆使して戦うガトーの様子が格好良かった訳でもあるのですが、いかんせん今回操縦するのは顔無しモブ。核弾頭の見せ場もなければ技量差があるわけでもない以上、今回のやられっぷりも仕方ないところでしょうか。
しかしごん太ビームを発射するガンプラは許容できても、核弾頭を発射するガンプラを想像すると苦笑してしまうんですがこれいかに。コロニーマップで撃ったらフィールド破壊どころの騒ぎじゃないのは一緒なんだけどなあw
さて、次回気になるのはユウキの去就とそれに対するセイ達の反応。突然失われた目標に、2人はどう向き合うのかな。
関連:
ガンダムビルドファイターズ 第1話「セイとレイジ」
ガンダムビルドファイターズ 第2話「紅の彗星」
ガンダムビルドファイターズ 第3話「フルパッケージ」
ガンダムビルドファイターズ 第4話「ガンプラアイドル キララ☆」
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機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (5) (カドカワコミックス・エース)

長谷川裕一の「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」5巻を読了。コンスタントに続いているので発刊がスピーディーだなあ。
5巻ではエリン・シュナイダーと「エンジェル・コール」を追ってフォント達が地上に降下。目的地はジャブローというこのシチュエーションだけでなんだか楽しいw もっとも、赤いズゴックもMSVのMS達もいないけど。どういう目論見なのかサーカスがエリン・シュナイダー側にも傭兵を派遣していたので戦いは三つ巴になるわけですが、まあキゾ中将以外目立ったキャラのいないザンスカールが割りを食うのは仕方ないところか。
今回はサーカスの別メンバーの操る機体として読者応募のMSが3体出ているわけですが、まあこれが実にサーカスらしく頭のネジの外れた恐ろしさのあるデザイン。他作品では採用されなさそうなものも許容してしまえる木星帝国の懐の広さが感じられる、一癖も二癖もある代物になっています。しかも単に奇抜というだけではなく、見事に一芸に繋がっているので中ボスとしての緊張感たっぷり。そしてそれに向き合うフォント、カーティス、ジャックの3人にもそれぞれドラマが用意されており、正に盛りだくさんの内容になっています。今週のガンダムビルドファイターズに出たVガンダムも登場するよ!(提灯)
無印ならあと1巻で終わりですが、こちらは現在のところそんな雰囲気は見えません。残りのサーカス機との対決、キゾ中将との企みなど、まだまだ楽しませてくれそうです。
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漫画感想(「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」4巻)
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漫画感想(「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」2巻、「委員長お手をどうぞ」完全版)
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