ちょっぴり嬉しいんです/境界の彼方11話他2013/12/12感想
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<記事内アンカー>
境界の彼方 #11「黒の世界」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第10話(最終回)「①人生は、選択の連続である②人生は、洗濯の連続である」

この日用品は転居後まで使わないから箱詰めしていいな、とか考えるのがなかなか楽しい。まあもう端から梱包していい時期ですが。
<13~15日の更新について>
14日引越のため、以下の予定になります。
13日:画像1枚簡略感想(凪のあすから、ガリレイドンナ合同)
14日:画像1枚簡略感想で15日更新(革命機ヴァルヴレイヴ、キルラキル合同)
15日:画像1枚簡略感想(ゴールデンタイム、聖闘士星矢Ω合同)
楽しみにしてくださっている方には申し訳ありません。16日からは通常更新に戻す予定です。
境界の彼方#11「黒の世界」
©鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会



走る、走る、走る。彼女のもとへ。
明らかになったのは「刺した理由」であって「刺せた理由」ではないと繰り返し書いていますが、それ以外の仕込みは今回でだいぶ好印象になりました。特にもう一つの疑問点であった「秋人の中に境界の彼方がいる理由」が「半妖だから」という曖昧なものではなかったのは嬉しい。半妖の希少性が強調されていたのは、それによって境界の彼方の存在を隠すためだったのか。また、4話で虚ろな影を倒した時に未来が回収した妖夢石がすり替えたものではなく秋人(の中の境界の彼方)のものだったというのも、伏線でありながら4話の進行がより滑らかになるというスマートさ。ここは素直に感心。



未来の能力が境界の彼方に有効だったり秋人を救えたり、境界の彼方がその血と融合して現世に留まれたりするのはどういうこっちゃとツッコもうと思えばツッコめるのですが、正直どうでもいいw 僕にとっては今回の話が「男の子のために孤軍奮闘を選ぶ女の子、女の子のために走る男の子」という構図をきちんと取ってくれたことの方がずっと重要でした。まあ、その点においてはこの期に及んで眼鏡っ娘好きなのを助けるお題目にしているのがもどかしくはありますが。
さて、次回はいよいよ最終回。2人で笑顔でエンディングを迎えてほしいものです。
関連:
境界の彼方 #1「カーマイン」
境界の彼方 #2「群青」
境界の彼方 #3「ムーンライトパープル」
境界の彼方 #4「橙」
境界の彼方 #5「萌黄の灯」
境界の彼方 #6「ショッキングピンク」
境界の彼方 #7「曇色」
境界の彼方 #8「凪黄金」
境界の彼方 #9「銀竹」
境界の彼方 #10「白の世界」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している第10話(最終回)「①人生は、選択の連続である②人生は、洗濯の連続である」
©2013 春日部タケル・ユキヲ/角川書店/ のうコメ製作委員会



一足お先に最終回、俺達の選択はこれからだ!
ううん、最終回はコメディーとしてはややスローダウンの感があったかな。最終回仕様で恋愛要素が前面に出た分、全体のバランスがなんだか崩れてしまっている。
恋愛要素も前半が謳歌のデレ回ではあったのだけど、その部分も期待したものとはちょっと違っていたので……天真爛漫な娘が未知の感情を知って大人になっていく様が見たかったのですが、逆に幼児退行して感情を強める形になるとは。ピン話をきちんと描いて追加ももらったふらのがヒロインとしては1番得していた感。名前で呼ばれと勘違いして赤面のオチなさっぷりとかまさにED向け。



というわけで最終回はちょっと残念でしたが、今期視聴した中ではかなり好きな作品でした。お色気シーンの成立状況自体がギャグになっている「この中に1人、妹がいる!」などコメディーとラブの比率がおかしいラブコメやエロコメは少なくありませんが、のうコメのようにヒロイン全員ギャグキャラとしての出番が主体の作品は珍しい。ジャンル的に抱えがちな「増え続けるヒロインによるハーレムの陳腐化」という問題を「主人公に恋心を抱かないサブヒロイン」という裏技で解消し、かつサブヒロインの本来のアイデンティティ(恋心)をギャグで代用するというのも構造として実によくできている。もちろんこれも人数が更に増えればネタや属性かぶりといった問題は出てくるのだろうけど、立脚点が恋愛1つしかないよりキャラの根っこはずっと強い。そして、既に出来上がったキャラがする恋愛もまた際立つ。ラブコメだからってヒロインのかわいさの見せ方は恋愛だけではないんだな、ということを感じさせてくれた作品でした。
作画も台所事情を感じさせる作りではありつつも、ギャグシーンで崩し絵を多用できる分のリソースを割いたのかヒロインは終始かわいく描いていたのも印象的。キャスト陣もこれといった色を付けることなくすんなりとキャラになじんでいた印象。
ぶっちゃけ今季視聴対象の中では1番期待してなかった作品で、「まあ酷いことになっても10話だし、矢島晶子の声で乗り切れるだろう」くらいのつもりだったのですが、今となっては10話で終わってしまうのが恨めしい……スタッフの皆様、お疲れ様でした。
最後に1枚、宴先生の腋を映して終わりたいと思います。

しかしキスは直接関係なくても恋は呪いの解除に関係あるのか。ということはやはり宴先生に想いを寄せられた男がいたということに……よし、やっぱりバールのようなものを用意しよう。
関連:
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第1話「①甘草奏の甘くない日常②甘草奏の臭くない納豆」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第2話「①秘技あり!ブタックジョークで笑わせろ!②異議あり!ブタック裁判 」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第3話「①がーるず&ぱんちらー②男物でもパンツが見たい?」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第4話「①ハーレムはスバラC!②世界で一番キミチE!」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第5話「①妹、あらわる② 胃、もたれる」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第6話「①トラトラトラ!②ぶたぶたぶた!」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第7話「①清羅出撃!②清羅、服を脱がさないで」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第8話「①俺の居候がこんなに賢いはずがない!?②俺の一物がこんなに凄いはずがない!?」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第9話「① ドキッ!美少女だらけの水泳大会②ムキッ!アニキだらけの筋肉大全③土器っ!縄文式だらけの発掘大会 」

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俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第10話(最終回)「①人生は、選択の連続である②人生は、洗濯の連続である」

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<13~15日の更新について>
14日引越のため、以下の予定になります。
13日:画像1枚簡略感想(凪のあすから、ガリレイドンナ合同)
14日:画像1枚簡略感想で15日更新(革命機ヴァルヴレイヴ、キルラキル合同)
15日:画像1枚簡略感想(ゴールデンタイム、聖闘士星矢Ω合同)
楽しみにしてくださっている方には申し訳ありません。16日からは通常更新に戻す予定です。
境界の彼方#11「黒の世界」
©鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会



走る、走る、走る。彼女のもとへ。
明らかになったのは「刺した理由」であって「刺せた理由」ではないと繰り返し書いていますが、それ以外の仕込みは今回でだいぶ好印象になりました。特にもう一つの疑問点であった「秋人の中に境界の彼方がいる理由」が「半妖だから」という曖昧なものではなかったのは嬉しい。半妖の希少性が強調されていたのは、それによって境界の彼方の存在を隠すためだったのか。また、4話で虚ろな影を倒した時に未来が回収した妖夢石がすり替えたものではなく秋人(の中の境界の彼方)のものだったというのも、伏線でありながら4話の進行がより滑らかになるというスマートさ。ここは素直に感心。



未来の能力が境界の彼方に有効だったり秋人を救えたり、境界の彼方がその血と融合して現世に留まれたりするのはどういうこっちゃとツッコもうと思えばツッコめるのですが、正直どうでもいいw 僕にとっては今回の話が「男の子のために孤軍奮闘を選ぶ女の子、女の子のために走る男の子」という構図をきちんと取ってくれたことの方がずっと重要でした。まあ、その点においてはこの期に及んで眼鏡っ娘好きなのを助けるお題目にしているのがもどかしくはありますが。
さて、次回はいよいよ最終回。2人で笑顔でエンディングを迎えてほしいものです。
関連:
境界の彼方 #1「カーマイン」
境界の彼方 #2「群青」
境界の彼方 #3「ムーンライトパープル」
境界の彼方 #4「橙」
境界の彼方 #5「萌黄の灯」
境界の彼方 #6「ショッキングピンク」
境界の彼方 #7「曇色」
境界の彼方 #8「凪黄金」
境界の彼方 #9「銀竹」
境界の彼方 #10「白の世界」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している第10話(最終回)「①人生は、選択の連続である②人生は、洗濯の連続である」
©2013 春日部タケル・ユキヲ/角川書店/ のうコメ製作委員会



一足お先に最終回、俺達の選択はこれからだ!
ううん、最終回はコメディーとしてはややスローダウンの感があったかな。最終回仕様で恋愛要素が前面に出た分、全体のバランスがなんだか崩れてしまっている。
恋愛要素も前半が謳歌のデレ回ではあったのだけど、その部分も期待したものとはちょっと違っていたので……天真爛漫な娘が未知の感情を知って大人になっていく様が見たかったのですが、逆に幼児退行して感情を強める形になるとは。ピン話をきちんと描いて追加ももらったふらのがヒロインとしては1番得していた感。名前で呼ばれと勘違いして赤面のオチなさっぷりとかまさにED向け。



というわけで最終回はちょっと残念でしたが、今期視聴した中ではかなり好きな作品でした。お色気シーンの成立状況自体がギャグになっている「この中に1人、妹がいる!」などコメディーとラブの比率がおかしいラブコメやエロコメは少なくありませんが、のうコメのようにヒロイン全員ギャグキャラとしての出番が主体の作品は珍しい。ジャンル的に抱えがちな「増え続けるヒロインによるハーレムの陳腐化」という問題を「主人公に恋心を抱かないサブヒロイン」という裏技で解消し、かつサブヒロインの本来のアイデンティティ(恋心)をギャグで代用するというのも構造として実によくできている。もちろんこれも人数が更に増えればネタや属性かぶりといった問題は出てくるのだろうけど、立脚点が恋愛1つしかないよりキャラの根っこはずっと強い。そして、既に出来上がったキャラがする恋愛もまた際立つ。ラブコメだからってヒロインのかわいさの見せ方は恋愛だけではないんだな、ということを感じさせてくれた作品でした。
作画も台所事情を感じさせる作りではありつつも、ギャグシーンで崩し絵を多用できる分のリソースを割いたのかヒロインは終始かわいく描いていたのも印象的。キャスト陣もこれといった色を付けることなくすんなりとキャラになじんでいた印象。
ぶっちゃけ今季視聴対象の中では1番期待してなかった作品で、「まあ酷いことになっても10話だし、矢島晶子の声で乗り切れるだろう」くらいのつもりだったのですが、今となっては10話で終わってしまうのが恨めしい……スタッフの皆様、お疲れ様でした。
最後に1枚、宴先生の腋を映して終わりたいと思います。

しかしキスは直接関係なくても恋は呪いの解除に関係あるのか。ということはやはり宴先生に想いを寄せられた男がいたということに……よし、やっぱりバールのようなものを用意しよう。
関連:
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第1話「①甘草奏の甘くない日常②甘草奏の臭くない納豆」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第2話「①秘技あり!ブタックジョークで笑わせろ!②異議あり!ブタック裁判 」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第3話「①がーるず&ぱんちらー②男物でもパンツが見たい?」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第4話「①ハーレムはスバラC!②世界で一番キミチE!」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第5話「①妹、あらわる② 胃、もたれる」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第6話「①トラトラトラ!②ぶたぶたぶた!」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第7話「①清羅出撃!②清羅、服を脱がさないで」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第8話「①俺の居候がこんなに賢いはずがない!?②俺の一物がこんなに凄いはずがない!?」
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 第9話「① ドキッ!美少女だらけの水泳大会②ムキッ!アニキだらけの筋肉大全③土器っ!縄文式だらけの発掘大会 」

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