キルラキル11話他2013/12/14簡略感想

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革命機ヴァルヴレイヴ第22話「月面の拳」
© SUNRISE/VVV Committee, MBS

　契約から約束へ。だからまだ、死ねない。
　ハルト、エルエルフ、ショーコの3人それぞれが「何かを知る」ことで行動を変える統一感が美しい。ようやく台詞として現れた「世界を暴く」という言葉にも繋がるし。取ってつけたように追加の説明→それによる新展開の目立ったこの作品では珍しく、ハルトが人間をやめた経緯やエルエルフがアードライを銃撃した理由など序盤の展開が活かされた部分を含め、どん底から這い上がる空気を描いているという点においてはこれまでのどの話よりよくできていた印象。エルエルフがあれだけシミュレーションやっていてなぜリーゼロッテの死因をまともに知らなかったのかなどツッコミ所は相変わらずなんだけどwww
　しかし月面でのずんぐりむっくり宇宙服の殴り合い、いかにもCGな表情の動かし方と言いシュールだったなあ。

関連：
革命機ヴァルヴレイヴ 第1話「革命の転校生」
革命機ヴァルヴレイヴ 第2話「666を超えて」
革命機ヴァルヴレイヴ 第3話「エルエルフの予言」
革命機ヴァルヴレイヴ 第4話「人質はヴァルヴレイヴ」
革命機ヴァルヴレイヴ 第5話「歌う咲森学園」
革命機ヴァルヴレイヴ 第6話「サキ・カムバック」
革命機ヴァルヴレイヴ 第7話「瓦礫の下のハルト」
革命機ヴァルヴレイヴ 第8話「光の王女」
革命機ヴァルヴレイヴ 第9話「犬と雷」
革命機ヴァルヴレイヴ 第10話「恋の選挙公約」
革命機ヴァルヴレイヴ 第11話「軍事法廷第54号」
革命機ヴァルヴレイヴ 第12話（最終回）「起動する異端者」
革命機ヴァルヴレイヴ 第13話「呪いの絆」
革命機ヴァルヴレイヴ 第14話「大気圏の兄妹」
革命機ヴァルヴレイヴ 第15話「カルルスタインへの帰還」
革命機ヴァルヴレイヴ 第16話「マリエ解放」
革命機ヴァルヴレイヴ 第17話「情報原子の深淵」
革命機ヴァルヴレイヴ 第18話「父の願い」
革命機ヴァルヴレイヴ 第19話「悲しみは降る雪のごとく」
革命機ヴァルヴレイヴ 第20話「曝かれたカミツキ」
革命機ヴァルヴレイヴ 第21話「嘘の代償」

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キルラキル第11話「可愛い女と呼ばないで」
©TRIGGER・中島かずき／キルラキル製作委員会

　四天王との戦いに突如乱入してきた少女・針目縫。彼女がその手に持っていたのは……！
　ボクっ娘である。予告を見た時はそれほど心惹かれる感じでもなかったのだけれど、田村ゆかり声で一人称を聞いた瞬間一挙に気になるキャラになってしまいましたw　蛇崩戦は前回に続いて消化試合感が強く楽しめなかったのですが、縫の方は強さの指標として単純な身体能力に加えて技能を見せつけ、更に父親との因縁とそれに対する流子の反応で引きというのはいい具合に盛り上がる。特にラストの赤手甲の栓抜けが「青筋の切れる表現」として機能しているのは分かりやすくインパクトあったなあ。
　まだ謎だらけの流子の父の死については本当に縫が殺したのかな？という気はしますが、片太刀バサミを取り出すシーンをわざわざ1話の流子のそれの左右逆で描いたり、因縁そのものは確かに大きいのでしょうね。さて、固まりつつあった構図は縫の存在でどう崩れるのか。楽しみです。

　あとどんどん賑やかになっていく観客席、四天王色が強くなって彼らのやりとり自体は相変わらずなのにマコが入っただけで笑え方の感じが違っていて非常に楽しい。蛇崩のジャージを怒らない蟇郡さんマジ紳士。

関連：
キルラキル 第1話「あざみのごとく棘あれば」
キルラキル 第2話「気絶するほど悩ましい」
キルラキル 第3話「純潔」
キルラキル 第4話「とても不幸な朝が来た」
キルラキル 第5話「銃爪」
キルラキル 第6話「気分次第で責めないで」
キルラキル 第7話「憎みきれないろくでなし」
キルラキル 第8話「俺の涙は俺が拭く」
キルラキル 第9話「チャンスは一度」
キルラキル 第10話「あなたを・もっと・知りたくて」



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