太陽だから/凪のあすから13話他2013/12/27感想
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<記事内アンカー>
凪のあすから 第13話「届かぬゆびさき」
漫画感想(「祓ってませんよ?」1巻)

今年の仕事終了。帰省時の娯楽を選定しないとなあ。本当にいい加減に第2次OG2周目を終えたいのだけど、さすがにPS3持っていけないwww
凪のあすから第13話「届かぬゆびさき」
©Project-118/凪のあすから製作委員会



届かぬ約束、届かぬ思い。全ては飲み込まれていって。
これまでの話が静の緊張感に溢れていたと評するなら、今回の話は動の喪失の話であったわけですが、そこへの転換がこの1話でできたのはおふね曳きの描写が力強かったから。心を決めた光達の終盤のような清々しさはもちろんのこと、おふね曳きが本格的になったのは最近のことなのに、日中の雰囲気だけで大きなものになっている感覚が伝わってくるのが素晴らしかった。もっともその大きさに、提案時は気高く感じたあかりの「形だけ海神様に嫁入り」が負けてしまっている感もあるのだけど。これだけ本式にやったなら、海神様が動くのなら、そりゃ嫁入りが形だけで済むわけはないと思ってしまう…… 本当に生贄を差し出そう、という流れになっていなかったのは、寒冷化による危機が「明日滅ぶ」というようなものではなかったからこそなのでしょうかね。ともあれ、年内最後の放送に相応しい迫力ある回でした。



ちさきの紡に対する行動は、これまでの小さな積み重ねが明確な形になったわけですが、これを1番危ぶんでいたであろう要の視界という形を取ることでショックをより大きくしているのが印象的。そりゃ遠心力に逆らう気力も失せるわ。告白しても、気持ちの念押しをしても1番になれない。自分の苦しさを押し殺して紡を助けた先に待っていたのは、それを抱きしめる好きな女の子の姿。光と同じように自分の気持が変わらないことを伝えているのに、報われる気配が全く感じられなかったのが泣ける……!
紡を「太陽」と評し、ずっとずっと遠くにあるように手を伸ばすまなか、おふね曳きが終わったらまなかが光に伝えようと思っていた言葉、美海とあかりの新たな関係、要の報われぬ思い……何もかもを引き裂いていくこの運命のいたずらがそれぞれにどんな爪痕を残し、どんな変化をもたらしているのか。年明けの次回の放送が待ち遠しい。
関連:
凪のあすから 第1話「海と大地のまんなかに」
凪のあすから 第2話「ひやっこい薄膜」
凪のあすから 第3話「海のいいつたえ」
凪のあすから 第4話「友達なんだから」
凪のあすから 第5話「あのねウミウシ」
凪のあすから 第6話「巴日のむこう」
凪のあすから 第7話「おふねひきゆれて」
凪のあすから 第8話「たゆたう想いのさき」
凪のあすから 第9話「知らないぬくもり」
凪のあすから 第10話「ぬくみ雪ふるふる」
凪のあすから 第11話「変わりゆくとき」
凪のあすから 第12話「優しくなりたい」
<漫画感想>
祓ってませんよ? 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

カガミツキの「祓ってませんよ?」1巻を読了。ええ、表紙買いですよ?1巻表紙を眼鏡っ娘がピンで飾ってるとかチェックしないわけにいかないじゃないか……!
表紙からは気弱そうな霊感眼鏡っ娘のコメディーを想像していたのですが、実際のところ主人公・星野玲の作中の表情でもっとも印象的なのは「ブチギレ説教モード」。なまじ霊感があったばかりに友達ができず、幽霊への恨み骨髄に達している彼女は霊に対してお札も使わなければ呪文も唱えず「説教する」のです。で、この説教の罵りようにショックを受けて霊は成仏してしまうという……何この自己流除霊法。
というわけでキレ芸がコメディの根幹にあるため、作中の登場人物が彼女を苛つかせる存在に事欠きません。一応の友人ポジションにあたる明神戒からしてバカだし星野さんの説教が大好きなドMだし。どうしようもないね!ヤっちまう(説教しちまう)しかないね!
1巻収録分も早々に彼女の説教が効かない霊が出てきたりと先行きは不透明ですが、今後を見守りたい一作。

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【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-1969.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/tokyomx122613-f.html
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-1369.html
http://shinjitsuakuro.blog109.fc2.com/blog-entry-4169.html
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-8362.html
http://animechild.youblog.jp/archives/35198737.html
http://hyumablog.blog70.fc2.com/blog-entry-3614.html
http://84870.blog13.fc2.com/blog-entry-3245.html
http://hikage27.blog130.fc2.com/blog-entry-2760.html
http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-9549.html
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-7319.html
http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2013/12/post-a939.html
凪のあすから 第13話「届かぬゆびさき」
漫画感想(「祓ってませんよ?」1巻)

今年の仕事終了。帰省時の娯楽を選定しないとなあ。本当にいい加減に第2次OG2周目を終えたいのだけど、さすがにPS3持っていけないwww
凪のあすから第13話「届かぬゆびさき」
©Project-118/凪のあすから製作委員会



届かぬ約束、届かぬ思い。全ては飲み込まれていって。
これまでの話が静の緊張感に溢れていたと評するなら、今回の話は動の喪失の話であったわけですが、そこへの転換がこの1話でできたのはおふね曳きの描写が力強かったから。心を決めた光達の終盤のような清々しさはもちろんのこと、おふね曳きが本格的になったのは最近のことなのに、日中の雰囲気だけで大きなものになっている感覚が伝わってくるのが素晴らしかった。もっともその大きさに、提案時は気高く感じたあかりの「形だけ海神様に嫁入り」が負けてしまっている感もあるのだけど。これだけ本式にやったなら、海神様が動くのなら、そりゃ嫁入りが形だけで済むわけはないと思ってしまう…… 本当に生贄を差し出そう、という流れになっていなかったのは、寒冷化による危機が「明日滅ぶ」というようなものではなかったからこそなのでしょうかね。ともあれ、年内最後の放送に相応しい迫力ある回でした。



ちさきの紡に対する行動は、これまでの小さな積み重ねが明確な形になったわけですが、これを1番危ぶんでいたであろう要の視界という形を取ることでショックをより大きくしているのが印象的。そりゃ遠心力に逆らう気力も失せるわ。告白しても、気持ちの念押しをしても1番になれない。自分の苦しさを押し殺して紡を助けた先に待っていたのは、それを抱きしめる好きな女の子の姿。光と同じように自分の気持が変わらないことを伝えているのに、報われる気配が全く感じられなかったのが泣ける……!
紡を「太陽」と評し、ずっとずっと遠くにあるように手を伸ばすまなか、おふね曳きが終わったらまなかが光に伝えようと思っていた言葉、美海とあかりの新たな関係、要の報われぬ思い……何もかもを引き裂いていくこの運命のいたずらがそれぞれにどんな爪痕を残し、どんな変化をもたらしているのか。年明けの次回の放送が待ち遠しい。
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凪のあすから 第1話「海と大地のまんなかに」
凪のあすから 第2話「ひやっこい薄膜」
凪のあすから 第3話「海のいいつたえ」
凪のあすから 第4話「友達なんだから」
凪のあすから 第5話「あのねウミウシ」
凪のあすから 第6話「巴日のむこう」
凪のあすから 第7話「おふねひきゆれて」
凪のあすから 第8話「たゆたう想いのさき」
凪のあすから 第9話「知らないぬくもり」
凪のあすから 第10話「ぬくみ雪ふるふる」
凪のあすから 第11話「変わりゆくとき」
凪のあすから 第12話「優しくなりたい」
<漫画感想>
祓ってませんよ? 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

カガミツキの「祓ってませんよ?」1巻を読了。ええ、表紙買いですよ?1巻表紙を眼鏡っ娘がピンで飾ってるとかチェックしないわけにいかないじゃないか……!
表紙からは気弱そうな霊感眼鏡っ娘のコメディーを想像していたのですが、実際のところ主人公・星野玲の作中の表情でもっとも印象的なのは「ブチギレ説教モード」。なまじ霊感があったばかりに友達ができず、幽霊への恨み骨髄に達している彼女は霊に対してお札も使わなければ呪文も唱えず「説教する」のです。で、この説教の罵りようにショックを受けて霊は成仏してしまうという……何この自己流除霊法。
というわけでキレ芸がコメディの根幹にあるため、作中の登場人物が彼女を苛つかせる存在に事欠きません。一応の友人ポジションにあたる明神戒からしてバカだし星野さんの説教が大好きなドMだし。どうしようもないね!ヤっちまう(説教しちまう)しかないね!
1巻収録分も早々に彼女の説教が効かない霊が出てきたりと先行きは不透明ですが、今後を見守りたい一作。

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